英語シャワーは本当に効果あるの?3ヶ月で効果を感じるリスニング学習法とは?

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「英語のシャワーを浴びるだけで英語ができるようになる!」

こんな噂を聞いたことはありませんか?

 

英会話スクールやアプリなど、いろいろな英語学習を試したけれど、なかなか上達しない......。

そんなとき、「英語を大量に聞きまくるだけで英語力が伸びる」というのは夢のような方法に思えるかもしれません。

しかし、一歩間違えると時間を無駄にしてしまう可能性があります。

 

英語シャワーの恩恵を受けるためには、正しく取り入れることが大切。

そこでこの記事では、英語シャワーのメリット・デメリット、具体的な学習法をまとめました。

本当に英語力をあげたい方はやみくもに始める前に、まずは最後まで目を通してみてください。

書いてあることを実践すれば、3ヶ月でリスニングの上達を感じられますよ。

 

英語のシャワーを浴びるとはどういうことか?

英語シャワーとは、「シャワーを浴びるように英語を大量に聞くこと」を指します。

英語に囲まれた環境を意図的に作り出すことで、赤ちゃんが母国語を習得するように、自然に英語を身につけることが目的です。

 

「留学して英語漬けの生活を送れば、自然と英語がわかるようになる」「この英語教材を聞き流すだけで、いつのまにか英語が聞き取れるようになる」といった宣伝文句も、英語シャワーの効果を利用したものと言えるでしょう。

 

この英語シャワーには、大きく分けて「受動的な英語シャワー」と「能動的な英語シャワー」の2つがあります。

 

 

受動的な英語シャワー

受動的な英語シャワーは、「聞き流し」や「ながら聞き」のこと。

英語のラジオを流しながら料理をしたり、通勤中に洋楽を聴いたりすることが含まれます。

集中して聴くというよりは、耳に入ってくる英語をリラックスしながら受け入れるスタイルです。

日常の一部として英語を取り入れることで、ストレスなく英語に触れられる点が魅力です。

 

能動的な英語シャワー

能動的な英語シャワーは、意識的なリスニングを大量に行うことです。

具体的には、字幕なしの映画やニュース番組、TEDトークの演説などを聞く行為がこれに当たります。

 

能動的な英語シャワーでは、内容を理解するために聞こえてくる英語に意識を向け、聞き取ろうと集中しなければなりません。

受動的な英語シャワーに比べて負荷が高く、根気が必要ですが、その分高い効果が期待できます。

効果が高いのは「能動的な英語シャワー」

SNSで「英語シャワーで英語力アップ!」などという宣伝文句を見ると、「ただ英語を聞き流すだけで英語ができるようになる」と勘違いしてしまうかもしれません。

「できるだけラクして英語を身につけたい」という人がイメージするのは、受動的な英語シャワーのほうではないでしょうか。

 

しかし、受動的な英語シャワーだけで英語を身につけることは難しいです

少し頑張って能動的な英語シャワーを取り入れることで、リスニング力の伸びを実感できるようになるでしょう。

 

英語のシャワーを浴びるメリット・デメリット

英語シャワーにはメリットとデメリットがあります。

効果的に取り入れるために、両方を理解しておきましょう。

 

英語のシャワーを浴びるメリット

英語のシャワーを浴びることには、以下のメリットがあります。

  • 英語への抵抗がなくなる
  • 英語のリズムに慣れる
  • 無理なく英語学習を継続できる

 

英語への抵抗がなくなる

英語を聞き続けることで、英語を身近に感じられるようになり、英語への抵抗が少なくなります。

私は短期留学によって、強制的に英語シャワーを浴びる環境に置かれました。

最初は聞き取れないことがストレスでしたが、だんだん「常に英語が聞こえること」を受け入れられるようになりました。

 

英語のリズムに慣れる

英語には、日本語と異なる独特のリズムやイントネーションがあります。

それらを教科書学習だけで身につけるのは難しいので、「読み書きはできるけど、英会話は苦手」という日本人が多いのが現状です。

しかし、英語のシャワーを浴び続けていれば、体が自然と英語のリズムを覚えてくれるので、結果としてリスニングやスピーキングが上達します。

 

無理なく英語学習を継続できる

基本的にただ英語を聞くだけなので、他の学習法に比べて手軽に始めやすく、続けやすいという特徴もあります。

特に「受動的な英語シャワー」は、忙しくてまとまった時間が取れない時や、学習のモチベーションが低い時も、あまり負担なく取り入れられるでしょう。

英語学習に挫折した経験がある人も、英語シャワーなら続けられるかもしれません。

 

英語のシャワーを浴びるデメリット

一方、英語シャワーには次のようなデメリットもあります。

 

  • 勉強した気分になってしまう
  • 「英語=雑音」と認識してしまう
  • 効果が出るまでに時間がかかる

 

勉強した気分になってしまう

「実際は勉強になっていないのに、勉強した気分になってしまう」。これは留学したのに英語ができないまま帰国するタイプの人が陥っている落とし穴です。

常に英語が聞こえていると、「たくさん勉強したな」という気分になります。

 

しかし、受動的な英語シャワーだけを行った場合、実際にはあまり英語力が伸びない可能性が高いです。

アウトプットの機会を設けず、集中せずに聞き流しているだけでは、残念ながら英語は身につきません。

英語シャワーのみでの効果は限られているので、他の学習方法と組み合わせる必要があります。

 

「英語=雑音」と認識してしまう

「英語への抵抗がなくなる」というメリットが行き過ぎると、英語を「ただの雑音」として認識してしまうリスクがあります。

聞き取ろうとせずにずっと英語を流し続けていると、脳が英語を「理解すべき情報」ではなく、「雑音」として処理してしまうのです。

「英語=雑音」という思考回路が固まってしまったら、リスニング力がなかなか向上しません。

 

あなたが馴染みのない言語、たとえばアラビア語をラジオでシャワーのように聞くことを想像してみてください。

脳が雑音として処理してしまい、いくら聞き続けてもアラビア語を聞き取れるようにはなりません。

 

受動的な英語シャワーでもこれと同じことが起こります。

「能動的な英語シャワー」を取り入れ、可能なかぎり意識的に英語を聞くように心がけましょう。

 

効果が出るまでに時間がかかる

英語シャワーは気軽に取り入れられる反面、即効性はありません。

効果を実感できるまでには、少なくとも3ヶ月程度の継続が必要です。

 

特に初心者は、今まで積み上げてきたインプットが少ないため、「英語がよく聞き取れる!」という状態までは1年程かかります。

いろいろな学習法を試しつつ、根気よく続けてみてください。

 

注意すべきポイント

メリットとデメリットを踏まえて、忘れないでほしいのは「英語シャワーは万能な学習法ではない」ということです。

厳しい現実ですが、ただ英語を流しておくだけで、何の努力もなしに英語ができるようになる魔法はありません。

くれぐれも「英語のシャワーを浴びているから、他の勉強はしなくていい」と錯覚しないように注意してください。

 

実際、英語圏に長年住んでいても、一向に英語が上達しない人もいますよね。

常に英語が聞こえていたとしても、すべて聞き流してしまっては身につかないのです。

 

3ヶ月で効果を感じるリスニング学習法

では、英語シャワーをうまく活用するにはどうしたらいいのでしょうか?

英語シャワーのメリットを活かすためには、受動的な英語シャワーと能動的な英語シャワーをうまく使い分けることが重要です。

 

ここからは具体的なリスニング学習法を紹介するので、英語シャワーの効果を最大限に引き出すために、ぜひ実践してみてください。

ここで紹介する方法を3ヶ月続ければ、リスニング力の伸びを実感できるはずです。

 

 

     

    普段聞いている音声を英語に切り替える

    まずは受動的な英語シャワーを浴びられる環境を整えましょう。

    意識しなくても自然と英語が聞こえる状態にしておけば、モチベーションにかかわらず英語に触れ続けることができます。

     

    簡単な方法は、普段の生活で利用している音声メディアを英語に切り替えること。

    私は次のことを実践しています。

     

    • AlexaやSiriの設定言語を英語にする
    • YouTubeで英語チャンネルをお気に入り登録しておく
    • 移動中に聴く洋楽のプレイリストを作成する

     

    新しく習慣を身につけるコツは、すでにある習慣と組み合わせることです。

    日頃から日本語で聞いていた情報を英語に変えれば、軽い負荷でリスニングの機会を増やせます。

     

    1日30分の「能動的な英語シャワー」

    受動的な英語シャワーのみだと、英語力の伸びが遅いうえ、「英語=雑音」になるといったリスクがあります。

    そこで重要なのが、能動的な英語シャワーを取り入れることです。

     

    集中して英語を聴く時間を30分つくれば、リスニング力が飛躍的に向上するでしょう。

    必ずしも机に向かう必要はなく、「英語ニュースを聞いて概要をつかむ」「字幕なしで海外ドラマを観る」など、さまざまな方法があります。

    重要なのは、聞き流すのではなく、聞き取ろうと努力することです。

     

    「毎日30分も時間を取れない......」という人もいるかもしれません。

    その場合は最低でも週2回、まとまった時間を設けてみてください。

    「平日は受動的な英語シャワーだけ。土日は集中して英語を聴く」など、メリハリをつけると長く続けることができますよ。

     

    シャドーイングとディクテーション

    リスニングのトレーニングとしておすすめなのが、シャドーイングとディクテーションです。

    • シャドーイング:英語音声を聞きながら、それを追いかけるようにマネして発話する方法。
    • ディクテーション:英語音声を聞き、聞こえてきた英語を書き取る方法。

    どちらも「英語を聞き取ろう!」と集中しないとできない作業なので、リスニング力を高める効果があります。

    また、繰り返し行うことで、語彙力や発音の向上も実感できるでしょう。

    荷は高めですが、英語シャワーと組み合わせれば、効果の倍増が期待できます。

     

    まとめ

    英語シャワーは、正しく活用すればリスニング力アップに効果的な方法です。

    簡単に取り入れられるので、まずは英語が聞こえてくる環境づくりから始めてみてください。

     

    ただし、記事でも解説したとおり、英語シャワーのみに頼るのはおすすめしません。

    並行して他の学習方法も行えば、3ヶ月で確実に成果を出すことができるでしょう。

    英語シャワーで英語を聞くことに慣れてきたら、少しずつ他の方法にもチャレンジしてみてくださいね。

     

     

     

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