
レッスンをしない英語スクール「STRAIL(ストレイル)」
2018年末に始まったサービスですが、2ヵ月で英語力が大幅に伸びると評判を呼んでいます。
(旧名:THE CONSUTLANT)
高い専門性を持つコンサルタントが、週1回60分のコンサルティングで、生徒一人ひとりに毎週のトレーニングを提案。生徒はメニューに沿って自習をする仕組みです。
正直に言いますと、「短時間のコンサルティングで、一体何がわかるのだろうか?」と半信半疑でした。
そこで、実際にSTRAILで英語のコンサルティングを体験してきました。
実際にコンサルティングを受けてみると、「効率的な英語学習とは、こういうものなのか!」と驚きの30分でした。
- 少ない勉強時間で、英語力を伸ばしたい
- これまで色々な学習法を試したけど、効果がなかった
- 英語勉強をしているが、伸び悩んでいる
このような人は必見です。
↓↓↓STRAIL銀座校を取材させていただきました。
この記事の目次
STRAILの特徴
② STRAILが提供するのは、英語コンサルティング
③ 英語学習効率のキーは、生徒一人ひとりの課題発見の精度
④ 少ない勉強時間で、飛躍的に英語力を伸ばす、格安のスクール
レッスンをしない、自習型の英語スクール
STRAILは英語のレッスンをしません。「英語スクールなのに、英語のレッスンをしないの?」と感じる方もいるかもしれませんが、STRAILがレッスンをしないのには理由があります。
その理由は、言語習得に最後に必要なのは「理解」よりも「練習」だから。特に、学校や受験勉強などで英語の「知識」を持ち、文法などを「理解」している方に足りないのは、それを使える状態にするための「練習」なのです。
つまり、英語力アップに最終的に重要なのは、地道なトレーニング。言い換えると、生徒自身の自習が最も効果的なのです。
そのため、STRAILは英語のレッスンをしません。
STRAILが提供するのは、英語コンサルティング
レッスンをしないのであれば、STRAILは何をするのか?
生徒一人ひとりに対して、英語コンサルティングをします。
英語コンサルティングとは、具体的には以下3つの内容です。
② 課題を克服するための、最適な自習トレーニングを提案
③ 生徒の自習のサポート
ここで最も重要なのは、①の課題発見です。なぜなら、課題発見が正確でないと、いくらトレーニングをしても効果が薄いからです。以下で詳細に説明します。
英語学習効率のキーは課題発見の精度|ボトルネックを特定する
効率的な英語学習に欠かせないのは、生徒の英語力の「課題発見」。何が原因で英語力が伸び悩んでいるか? を特定することです。なぜなら、その原因を特定し、取り除くことができれば英語力が一気に伸びるからです。
ホースを流れる水をイメージしてみて下さい。
ホースに「詰まり」があると、そこで水の流れが弱まってしまいます。その結果、ホースを流れる水の量が少なくなります。言い換えると、「詰まり」があるせいで、少ししか水が流れない。
この詰まりがある箇所を「ボトルネック」と呼びます。
もし、ボトルネックを解消すると何が起こるでしょうか?
詰まりを解消すると、一気に水が流れるようになります。つまり、ボトルネックを解消すれば、一気に水が流れるようになる。
英語学習でも同じです。
あなたの英語力が伸びるのを邪魔している課題、つまりボトルネックを特定し、改善できれば一気に英語力を伸ばせます。
反対に、ボトルネック以外の勉強を大量にやっても、大して英語力は伸びません。
STRAILのコンサルティングで行う課題発見は、「ボトルネックの特定」です。
課題発見の精度を支えるコンサルタントの専門性
実際には、どのように精度よく課題発見すればよいのでしょうか?
それは、言語習得に詳しい専門家に診てもらうことです。なぜなら専門家であれば、あなたの英語力のどこに課題があるのかわかるから。
身体の具合が悪くなったときに、お医者さんに診てもらうのと似ています。
STRAILのコンサルタントは全員が専門家です。具体的には、第二言語習得論やその周辺領域を大学、大学院で学んできた人か、現場での英語教授経験が豊富にある人のみが採用されています。
だから、STRAILでは週1回60分のコンサルティングで、精度よく生徒の英語力の課題を発見できるのです。
少ない勉強時間で、飛躍的に英語力を伸ばす、格安のスクール
このように、課題発見の精度が高いからこそ、STRAILでは効率よく英語力を伸ばせます。
下の表に従来の英会話スクール、一般的な英語コーチングスクール、STRAILを比較しました。最小限の学習時間で、飛躍的に英語力を伸ばす、格安の英語スクールといえるでしょう。
英語コンサルティングの体験セッション
ここまでSTRAILの特徴を説明してきました。
次に、実際に筆者がSTRAILで受けた英語コンサルティングの体験談を紹介します。
今回、コンサルティングを担当してくれたのは、銀座スタジオの田中さんです。
コンサルタント
同時通訳者である母の影響でアメリカに留学、マサチューセッツ州のNortheastern Universityで学んだ。帰国後は法律事務所で外国人依頼者の通訳を担当した。
英語コンサルティングは以下の流れ。ふだんはアセスメント(テスト)も行いますが、今回はコンサルティングのみ30分の体験です。
① 「速読Reading」の体験 15分
② フィードバックと課題発見、トレーニング提案 15分
「速読Reading」の体験
「速読Reading」とはSTRAILオリジナルのトレーニングメニューです。筆者の英語力の課題を発見するために、トレーニングを行いました。
以下の流れ。
- ビジネス英語のリスニング
- 英単語の発音練習
- チャンクリーディング
- 音読の練習
ビジネス英語のリスニング
まず、ヘッドホンで英語の音声を聞き、意味の理解度の確認をします。
30秒程度のビジネスミーティングの音声で、TOEICのリスニング音声よりやや難しいです。
通して音声を聞き、「どのような話をしていましたか?」と聞かれるので、わかる範囲を日本語で回答します。理解できたのは6~7割。
続いて2回目のリスニング。先ほどより理解が進み8割くらい。
いったん、リスニングは終了です。
英単語の練習
続いて、リスニング音声に出てくる英単語の練習をします。
以下の流れです。
ⅰ) まず、日本語を隠して発音する
ⅱ) 意味を頭の中でイメージする
ⅲ) 日本語訳を確認する
ⅳ) ⅰ)~ⅲ)を2回繰り返す
このトレーニングにより、あいまいだった単語のイメージがつかめるようになります。
チャンクリーディング|塊に区切って読む
続いて、リスニングで意味を取りづらかった箇所のチャンクリーディングをしました。チャンクリーディングとは、かたまりごとに意味を理解する読み方です。
たとえば、以下の文章。
We are one of just three stores in the country that will be carrying it, so it’s a big deal for us.
これをチャンク(意味のかたまり)で区切ると以下のようになります。
We are one of just three stores/
(我々はたった3つの店のうちの1つです)
in the country/
(国の中で)
that will be carrying it,/
(それを取り扱うことになるであろう)
so it’s a big deal for us.//
(なのでそれは我々にとって重大なことです)
パソコン画面に表示されるチャンクごとの英語を、瞬時に日本語に訳す練習をしました。最初に英語音声を聞いたときに分かりづらいと感じた箇所もチャンクリーディングをすることで、理解しやすくなります。
音読の練習
英文を見ながら音読をします。読み上げたのは2~3文。
ここでは、英語の発音をチェックしているようでした。
フィードバックと課題発見
リスニング、リーディング、音読の様子を踏まえて、コンサルタントの田中さんから私の英語力の課題をフィードバックしてもらいました。
英語力の総評
(田中さん)
「リスニング力、リーディング力、発音とも基礎的な英語力はありますが、いくつかピンポイントな課題がありますね」
具体的には3つの課題がありました。
② 文法や単語をイメージで捉える力
③ 無意識に英語の音声変化を発音できる力
課題1|英語を意味のカタマリに瞬時に分ける力
1つ目は、リスニングに関するもの。
1回聞いて6~7割の内容は理解できているので、課題は細かくピンポイント。
具体的には、長い文章を聞いて瞬時に意味を理解する力です。
先ほどチャンクリーディングの例文で取り上げた文章。
We are one of just three stores in the country that will be carrying it, so it’s a big deal for us.
これは、私がリスニングで意味を理解できなかったものです。
リスニングで英語を理解できない場合、①音が聞き取れないケース、②音は聞き取れるが意味を理解できないケースがあります。筆者の場合は、音は聞き取れているため、意味理解に課題がありました。
フィードバックはさらに具体的になります。
(田中さん)
「一般に、具体的な単語、抽象的な単語の距離が離れていると理解しづらいですね。”one”という抽象的な単語に、”three stores”, “in the country”と具体的な単語が続き、再び”carrying it”と抽象的な単語。
文章の間に情報が次々から入り構造が複雑になると、理解するのに時間がかかりがちです。」
つまり、「文法や表現をイメージで捉える力」が1つ目の課題です。
課題2|文法や単語をイメージで捉える力
2つ目の課題は、1つ目の課題と関連しています。
(田中さん)
「チャンクリーディングで意味のカタマリに分ければ、英文を理解できましたよね。しかし、意味のカタマリに分けるのに時間がかかっているため、1回目のリスニングで意味を理解できていなかったのだと思います。」
つまり、「英語を意味のカタマリに分けるのに時間がかかる」のが2つ目の課題です。
「リスニングで意味が分からない」という症状から、2つの課題に細分化する様子を図解してみました。かなり、細かく分解してチェックしていることがわかります。
課題3|英語の音の「連結」の自動化
3つ目は英語の音の捉え方に関するもの。筆者の音読を聞いて抽出した課題です。
(田中さん)
基本的な英語の発音は自然にできていました。ただ、さらに改善の余地がありますね。
たとえば、”for all of you”に使われる”for”の発音。
ネイティブは「フォー」ではなく、弱く「フォ」と発音します。しかし、筆者は「フォー」と”r”をはっきり発音されていました。
このような弱く読む音を、専門用語では「弱形」と呼びます。
弱形が自然にできていた箇所もありましたが、できていない箇所もありました。
完全に無意識にできると、さらによいですね。」
つまり、3つ目の課題は「英語の音声変化が自動化(無意識化)できていないこと」でした。
ここでも、「発音が苦手」という症状を細かく分解し、真の課題にたどり着く様子がわかります。
ピンポイントな課題の発見に驚き
「STRAILは課題発見の精度が高い」
こう聞いていても、具体的なイメージが持てなかったのが正直なところ。
他のスクールで、英語力を診断してもらうと、「リスニングは大体できていますね」「もう少し、スピーキングの流暢さがあるとよいですね」のようにアバウトなフィードバックをもらうことが大半です。
これらと比べると田中さんからのフィードバックは非常に具体的でわかりやすい。どこでつまずいているのかが、イメージしやすいです。
しかも、わずか15分のトレーニングを見るだけで、課題を特定できるのに驚きました。
たとえるならば、担当してくださった田中さんは「英語のお医者さん」。
体調が悪いときに病院に行きますよね。自分では「なんとなくアタマが痛い」「胸がムカムカする」などの症状を感じています。お医者さんは、症状を細かく診て原因を特定してくれます。
STRAILでの英語コンサルティングは、「英語の診察」ともいえます。
一週間のトレーニングの提案
上記のように発見した課題に基づき、一週間のトレーニング内容を提案してもらいました。
3つのトレーニングです。
オリジナルのワークブック2冊
STRAILオリジナルのワークブックのテキストです。今回、体験コンサルティングで取り組んだものも、このテキスト。
特に、「チャンクリーディング」と「シャドーイング」のトレーニングをすることが目的です。
なぜなら、筆者の課題を改善するのに有効なトレーニングだからです。
具体的には、
「英語を意味のカタマリに分けるのに時間がかかる(課題1)」を改善するには、チャンクリーディングが有効。
また、「英語の音声変化の自動化(課題2)」のために、シャドーイングが有効です。
認知文法の解説動画視聴
2つ目のトレーニングは、認知文法の解説動画を視聴すること。
日本語と同様に、英語を聞いて瞬時にイメージを頭に浮かべられるようにするためです(課題3)。
※「認知文法」がどのようなものか知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。STRAILの運営会社スタディーハッカーが主催した、認知文法のセミナーに関するレポートです。
⇒ご参考:“英語職人” 時吉秀弥氏「からだで覚える英文法セミナー」のレポート
英単語
3つ目は英単語。基礎力を上げる目的です。
単語帳を使って1日100語に取り組みます。
目安の勉強時間は、1日1.5時間
かなりのボリュームのトレーニング内容なので、本当に取り組めるのか不安になります。
毎日3時間くらい勉強しないと終わらないのでは? 仕事をしながら、そんなに時間を確保できるのだろうか? と。
そこで、田中さんに聞いてみました。
(筆者)
「このトレーニングをやるのに、だいたい何時間かかりますか?」
(田中さん)
「そうですね。だいたい1.5時間くらいだと思います。」
(筆者)
「平日、まとまった時間がとりづらいです。通勤や昼休みなどのスキマ時間で取り組んでもよいのでしょうか?」
(田中さん)
「もちろんです。むしろスキマ時間に取り組む方が効率的です。1.5時間ぶっ通しで学習するより、15分のスキマ時間を使った方が集中力が高まるからです。」
通勤などのスキマ時間を合わせれば、仕事のある平日でも1.5時間を捻出できそうだと思いました。
STRAILの体験コンサルティングを受けた感想
濃密な30分間
今回30分のコンサルティングを受けました。
30分終わる頃には、結構へとへとな状態。
単に英会話のレッスンを1時間受けるよりも、濃密な内容だと感じました。
課題発見の精度が高い|ピンポイントな指摘
驚いたのは課題発見の精度の高さです。30分という短時間で、筆者の英語力のボトルネックを的確に抽出してもらえました。
その結果、どのようなトレーニングをすればよいかが明確になりました。
これは筆者の想像ですが、課題発見の精度が高い理由は2つあります。
1つ目は、コンサルタントの専門性の高さです。
生徒が、何ができて、何ができないのかを見極める力が必要。そのためには単に「英語ができる、話せる」レベルではなく、「人は、どのように英語を習得するのか、どのような所につまずくのか」への理解が必要です。
2つ目は、短時間で生徒の課題をあぶりだすノウハウです。
生徒にどんなトレーニングをさせ、何を見れば生徒の課題がクリアになるのか? これが体系化されていないと、課題の発見は困難でしょう。
筆者は10社以上の英語スクールを体験し、英語力診断や、弱点を指摘してもらいましたが、STRAILほど的確に課題を指摘してもらったことはありません。
トレーニング内容に納得感あり
提案してもらったトレーニング内容にも納得感がありました。なぜなら、明確にしてもらった課題と対応しているからです。
英会話スクールでありがちなのは、
「英語が反射的に口から出てくるようにすることが課題ですね。では、たくさん英会話のレッスンをしましょう。」
というもの。
たしかに一日中、英会話レッスンをしていれば、英語に慣れるのでしょうが、「もっとよい方法があるのでは?」と感じてしまいます。
STRAILでは、以下の流れ。きちんとした論理があります。
① まず、的確に課題発見をする
② 発見した課題に応じて、もっとも効果的なトレーニングを決める
トレーニング内容に納得感があるので、迷わずに取り組めそうだと感じました。
まとめ|STRAILは英語力を伸ばしたい、すべての人におすすめできるスクール
英語の学習効率を決める「課題発見の精度」。
実際にSTRAILの英語コンサルティングを体験し、精度の高さと細かさに驚きました。
一週間に一度、コンサルタントにチェックしてもらい、学習の軌道修正を重ねると効率的に学習ができます。
なぜなら、英語学習を進めるとその時々でボトルネックとなる課題が変わっていくからです。
少ない勉強時間で英語力を伸ばしたい人は、STRAILの無料説明会を受けてみるとよいでしょう。
STRAILは、どのような人におすすめ?
英語力を伸ばしたいすべての人は、一度体験してみるべきスクールです。
その中でも、以下に当てはまる人は特におすすめです。
- 過去に英語学習に挫折した経験があり、次はゼッタイに失敗したくない
- 仕事やプライベートが忙しく、なかなか英語学習に時間をとれない
- どのように英語学習を進めてよいかわからない
- 英語コーチングスクールを検討しているが、高額のため躊躇している
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いつまで、効果の出ない勉強法を続けますか?
STRAIL詳細情報
スクール所在地 | 全4校:新宿、銀座、北浜(大阪)、大宮(埼玉) オンラインコースあり |
入学金 | 50,000円 |
受講価格(2ヵ月) | 170,000円 |
受講価格(3ヵ月) | 255,000円 |
サービス内容 | -コンサルティングメニューのデザイン -毎週のコンサルティングセッション -毎週の英語力アセスメント -自習課題進捗サポート -自習室利用 |
※上記受講価格に加え別途、レベルに合わせて教材を購入します。
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