英語のコミュニケーションストラテジーを身につけよう|TOEIC高得点でも話せない人へ【ストレイルに聞く】

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  • TOEICは700800点取れるが、思うように英語を話せずもどかしさを感じている
  • 英語の会議で、言いたいことがあったのに英語が口から出てこず悔しい想いをした

 

このような悩みを持つ方に役立つお話をSTRAIL(ストレイル)のコンサルタントに伺いました。

TOEICが高得点でも英語を話せない3つの理由や、ビジネスの現場ですぐに役立つ「コミュニケーション・ストラテジー」について詳しく解説していただきました。

英会話に悩む方は必見です。

 

↓↓↓筆者のストレイル体験談

【衝撃!】ストレイルの評判と口コミ~TOEIC900がコンサルティングを受けた体験談

 

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お話を伺ったSTRAILコンサルタントのプロフィール

土井さん プロフィール
大阪大学大学院 文学研究科 言語生態論コース修了。認知言語学、生成文法における言語研究の方法論について研究した。教材製作・開発に携わり、中には出版されたものや、NPO法人の支援する外国語活動において用いられたものもある。
中馬さん プロフィール
大学で第二言語習得論、英語教育学を研究。英語教員として高校で教科主任を務めるなど、通算10年以上の英語指導経験を持つ。非英語圏における英語教授法TEFLを修了。

 

TOEICがハイスコアでも英語を話せない3つの理由

-TOEICスコアが700点や800点でも、英語を話せず悩んでいる人がいます。なぜ、TOEICが高得点でも英語を話せないのでしょうか?

(土井さん)3つの理由を指摘してみます。

3つの理由
  1. アウトプットを前提としたインプットをしていない
  2. 効率的な英会話練習法を知らない
  3. コミュニケーションを上手に行う方法を知らない

    -1つずつ教えていただけますか?

    アウトプットを前提としたインプットをしていない

    (土井さん)1つ目の理由として、アウトプットを前提としたインプットをしていない可能性が考えられます。前提として英単語学習や文法学習など、知識のインプットは重要です。なぜなら、「知らないことは、話せない」からです。

     

    しかし、「覚えておくためのインプット」しかしていない場合、せっかく学習を続けても話せる状態にまではなかなかもっていけません。

     

    会話を成立させるためには、下記のような4つの要素が必要です。これらをインプットするのは重要ですが、実際の会話で使うことを想定して学ばないと、効果が薄れてしまいます。

    1. 語彙力
    2. 文法力
    3. 発音
    4. 論理構成力

    これらの4つの要素をインプットするのは重要です。ですが、実際の会話で使うことを想定して学ばないと効果が薄れてしまいます。

     

    たとえば、英単語を覚えるときに単語帳を丸暗記するだけで、どのように使うかをイメージしていないと、いくら単語を覚えても実際の会話シーンでとっさに口から出てきづらくなります。

     

    文法学習においても、「実際に使えるレベルまで落とし込んでいるか?」が重要です。たとえば、関係代名詞の使い方を覚えて、読めばわかる状態になったとしても、実際の会話でとっさに使えるようにするためには、自分が関係代名詞を使って話すシーンを想定した練習などが必要です。

     

    発音も同様で、「聞いて分かる」「難なく発音できる」はまったくの別物ですので、知識をインプットするだけでは実践の場でとっさに使うことができません。

    論理構成力(会話のつながり)も、「説得力のある話し方」「相手に伝わりやすい話し方」という意味では、上手に話すためには欠かせない要素です。

     

    このように、実践の場でアウトプットすることを前提にインプットできていないと、TOEICではハイスコアが取れても英語が話せない、という状況に陥ってしまいかねません。

    効果的な英会話練習法を知らない

    -なるほど。単にインプットをするだけではダメなのですね。2つ目の理由を教えていただけますか?

    (土井さん)これは多くの英語学習者の盲点になっていることですが、効果的な英会話の練習法を知らない、という可能性も考えられます。

     

    -どういうことでしょうか?

     

    TOEIC で低くない得点を獲得していて、英会話レッスンも受けているにもかかわらず、思うように話せるようにならない、とお悩みの方々に振り返ってみていただきたいポイントです。世の中には、安価で良質なオンライン英会話サービスがあります。しかし、単にレッスンを受けるだけで、「自分の英語力が伸びていない気がする......」「レッスンは楽しいけど雑談しているだけで、効果があるか見えない......」と言う方が多くいます。

     

    -私も、以前オンライン英会話を受講したことがありますが、思い当たる節がありますね......。

    レッスンごとに、細かく目標設定をしているか?

    うまく活用すると、オンライン英会話は良いアウトプット練習の場になります。オンライン英会話を有効活用するコツは、受け身でレッスンを受けるのではなく、レッスンごとに目標設定することです。

     

    たとえば、以下のように目標設定をしてレッスンに臨んだらどうなるでしょうか?

     

    オンライン英会話レッスン 目標設定の例
    1. 事前にリストアップした英単語10個を使う
    2. 関係代名詞を使って話す
    3. “s”と“sh”の発音を使い分ける
    4.  英語の論理展開に慣れるため、「結論→根拠」の順で話す

       

      自分の苦手を踏まえて具体的にレッスンの目標を定めておくことで、毎回のレッスンごとに「できること」が増え、アウトプットで使えるスキルが身につくはずです。レッスンの達成感も得やすくなります。

       

      自分で目標を立てるだけでなく、講師にお願いをしても良いでしょう。「今日のレッスンでは、“s”と“sh”の発音を使い分けたいので、間違っていたら指摘してください」というように。

       

      「オンライン英会話を1つの「教材」としてとらえ、最大限有効活用する」という考え方が重要です。

       

      コミュニケーションを上手に行う方法を知らない

      -たしかに、目標をもって英会話レッスンを受けると、英語を話すスキルが身につきそうです。次に3つ目の理由を教えていただけますか?

       

      (土井さん)上手な会話をするために必要な要素については先ほど触れましたが、会話が上手な人と聞くと、具体的にどんなことを思い浮かべますか?

      • ジョークを交えた面白い話ができる
      • 論理構成が見事で、納得できる話ができる

      などのスキルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

       

      たしかに、これらは「会話が上手」な人が持っているスキルです。しかし、もう一つ重要な要素があります。

       

      先ほど例に挙げたのは「会話にポジティブな要素を増やす」スキルですが、反対に「ネガティブな要素を減らす」スキルもあります。これは多くの人の盲点になっています。

       

      具体的には、「ピンチを切り抜けるスキル」です。

       

      たとえば、相手が話した内容が聞き取れない状況を思い浮かべてください。このときに、沈黙してしまったり、わかったフリをしたりすると相手との意思疎通ができず、会話が破綻してしまいかねません。

       

      これは我々の母語である日本語でも同様で、周囲の音がうるさくて聞こえないなど、ピンチな状況に陥ることがあります。こんなときには、「周りがうるさくて聞こえないから、もう少し大きな声で話してください」と聞き返しますよね?

      このように、ピンチな状況を切り抜けるスキルが身についていないと、TOEICスコアが高くてもピンチを乗り越えられる「上手な会話」ができないという状況に陥ってしまいます。

       

      そして、会話中のピンチを切り抜けたり、上手に会話を進めたりするスキルを「コミュニケーション・ストラテジー」と呼びます。

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      コミュニケーション・ストラテジーとは?

      -コミュニケーション・ストラテジーについて、詳しく教えていただけますか?

      ピンチを切り抜けるスキル

      (中馬さん) コミュニケーション・ストラテジーとは、コミュニケーションを達成するための方略や手段を指します。

      先ほど、土井が説明したように、誰しもコミュニケーション上の問題に直面することがあります。相手の言っていることが聞き取れなかったり、適切な言葉が出てこなかったり、自分が言ったことが相手に伝わらなかったり、などのケースです。

       

      このようなピンチの状況を切り抜けるスキルがコミュニケーション・ストラテジーです。

       

      日本語でもコミュニケーション上の問題が起きますが、大抵の場合は無意識に質問をしたり、表現を変えたりして対処しているはずです。

       

      しかし、母語ではない英語のコミュニケーションの場合、これらを意識して練習する必要があります。なぜなら、準備をせずにとっさにアドリブで対応しようとすると、それが適切な言い方なのか自信がもてず不安になりやすいですし、場合によっては英語が口から出てこずに沈黙してしまうからです。

       

      反対に、準備しておくことで限られた英語力でもコミュニケーションを維持し、会話を上手に行えるようになります。

       

      コミュニケーション・ストラテジーの例

      -コミュニケーション・ストラテジーの具体例には、どんなものがあるのでしょうか?

      (土井さん)分類の仕方は様々ありますが、例えば下記のように分けて初歩的なものを挙げてみます。

      3つのカテゴリー
      1. 聞き返すストラテジー
      2. 発話のストラテジー
      3. その他のストラテジー

        聞き返すストラテジー

        戦略的な知識としては、「単語を聞き逃した」だけなのか「単語は聞き取れたが内容が部分的に理解できなかった」のかによっても、対応の仕方は変わってきます。具体的には、以下のような表現を覚えておくと、聞き取れずピンチに陥ったときに焦らずに対処できるようになります。

         

        たとえば、以下の表現を覚えておくと、聞き取れずピンチに陥ったときに焦らずに対処できるようになります。

        “What was that, sorry?” (すみません、何て言いました?)

        “Could you say that again?” もう一度、言っていただけますか?)

        “Could you speak more slowly for me?” (もう少しゆっくり話していただけますか?)

        発話のストラテジー

        適切な言葉が思い浮かばない状況には、発話のストラテジーが使えます。

        発話のストラテジーの一例としては、「言い換え」がよく知られています

         

        たとえば、「ノートパソコン」を表す“laptop”という単語がとっさに出てこないとき。“a light and small computer that we can carry with us”(持ち運べる軽くて小さいコンピューター)などのように言い換えれば、沈黙を避けて会話を続けることができます。

         

        戦略的には、いきなり「言い換え」を試みるのではなく、次のようなフレーズを最初に添えるだけでもよいでしょう。

        “I’m not sure how to say it, but it’s some kind of...”

        こちらの言いたいことを相手が積極的に推測してくれるような「協力的な姿勢」がをうまく引き出せます。

         

        その他のストラテジー

        言葉を用いないものも含めると実に様々ありますが、ここでは「時間稼ぎ」のストラテジーについて触れてみます。日本語でも、言葉に詰まったとき「えっと……のように考えるための時間稼ぎをすることがありますよね?

        英語でも同様で、決まったフレーズを覚えておくだけでも、言葉に詰まったときに対処できるようになります。

         

        “Well...”
        “Let me see...”
        “You know...”

        などは、よく使われる時間稼ぎの表現です。

         

        さらに、場繋ぎのフレーズだけではなく、状況に応じて具体的に時間を要求することも有効です。例えば考えをまとめるのに時間がかかる場合は、次のようなフレーズを覚えておくと便利です。

         

        “Could I have a little time to organize my thoughts?”
        (考えをまとめる時間をいただけますか?)

         

        ここまで説明してきたように、コミュニケーション・ストラテジーには様々なものがあります。そして「戦略的にどういう対応を取ればいいのか」が分かったとしても「その英語が出てこない」ということも充分あり得るでしょう。そうした場合、コミュニケーション・ストラテジーはフレーズ学習とも相性がいいため、ひとまずは決まった表現をフレーズで暗記して身につけると、ピンチに陥ったときにうまく切り抜けることができるようになります。

         

        フレーズ学習を超えて「実践練習」が行なえると理想的ですが、その場合には先述の「英会話レッスン」を教材と捉えて、「コミュニケーション・ストラテジーを練習する場」として活用できると非常に効果的です。

         

        実はこの「コミュニケーション・ストラテジーの実践練習」は STRAIL でも受講生さまからご好評を得ている取り組みで、従来着目されてこなかった練習方法でもあります。

         

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        コミュニケーション・ストラテジーを身につけるメリット

        -ありがとうございます。コミュニケーション・ストラテジーについて理解できました。コミュニケーション・ストラテジーを身につけると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

        ネイティブのようにテンポ良く気が利いた会話ができる

        (土井さん)一番のメリットは、ネイティブのようにテンポ良く、気が利いた会話ができるようになることです。特にフレーズ学習として取り組むことで、こうした効果が期待できます。

         

        より具体的には、以下の効果があります。

         

        コミュニケーション・ストラテジーの効果
        1. 考えこまなくても瞬発的に発話できる
        2. 文法的なエラーが起きにくい
        3. 発音面のエラーが起きにくい
        4. 定型文を覚えると、色んな場面に応用しやすい
        5. 細やかな配慮も実践しやすい

           

          英語を母語としない私たち日本人にとって、英語で会話をするのは少なからず脳に負担がかかることです。英語の音を聞き取り、意味を理解し、さらに言いたいことを考えて、英語を発話する。かなりのマルチタスクです。

          そのため、さらに「何らかの配慮も示したい」「瞬発的に発言しないと」となるとピンチの状況に陥りやすく、そうすると頭がフリーズして英語が口から出てこなくなってしまいます。

          しかし、ピンチの場面で使える定型フレーズをひとまずは暗記しておいたり、似た状況で対応できるように事前に練習しておいたりできれば、深く考えなくても口から英語が出てくるようになります。

           

          その結果、ネイティブ・スピーカーのようにテンポ良い会話ができるようになるわけです。

          英語にも敬語がある

          -なるほど。定型フレーズを身につけておいたり、事前に練習しておいたりすることで、ピンチの状況でも無意識に英語が出てくるようにするのですね。5番目の「細やかな配慮も実践しやすい」について、もう少し詳しく教えていただけますか?

          (土井さん)多くの方が「英語はハッキリと物を言う言語だ」と考えているかもしれません。しかし、実際には人間関係への配慮も当然ありますし、ビジネスで使われる英語にも婉曲(えんきょく)的で丁寧な表現が使われることがあります。日本語に敬語があるように、英語にも相手に配慮した丁寧な表現があるからです。

           

          ですが、会話の場で丁寧な表現を選ぶのは簡単ではありません。先ほどお話をしたように私たち日本人は英語を話すだけでマルチタスクとなり、丁寧な表現を考える余裕がなくなってしまいやすいからです。

           

          しかし、例えばフレーズ学習の要領で定型フレーズを覚えておけば、意識せずとも相手に配慮した話し方を実践しやすくなります。

           

          相手からの誘いの断り方

          -丁寧な表現を覚えてしまえば、円滑にコミュニケーションが進むというわけですね。具体例を挙げていただけますか?

          (中馬さん)たとえば、友人から「今週末、パーティーに行きませんか?」と誘われたと想像してみてください。一方で、あなたは家族と旅行に行く予定があり、パーティーには参加できません。

          このような状況の時、英語でどのように断ればよいでしょうか?

           

          やってしまいがちなのは、“Well, it’s difficult.”(それは難しいです)と言って断ったつもりになることです。日本語であれば、相手が察してくれるかもしれません。しかし英語のコミュニケーションの場合、相手に「難しいけれど可能性はゼロではなく、調整してくれるのだろうか?」などと少し期待させてしまうケースもあったりします。

           

          それでは、ハッキリと”I’m sorry.”(すみません)と伝えるのはどうでしょうか? 相手との関係性にもよりますが、これでは言葉足らずで失礼な印象を与えかねません。

           

          -日本語の感覚だと対応が難しいのですね......。では、どうすればよいのでしょうか? 

           

          英語で断りを入れる場合、単に謝るだけでなく「ポジティブな表現で切り出し、理由を添える」と、自然なやり取りとして受け入れてもらいやすくなります。

           

          たとえば、次のように伝えます。

          “I wish I could, but I can’t. I’m going on a trip with my family.”

          (行けたら良いのですが、行けないんです。家族と旅行に行くためです。)

           

          このように伝えることで、相手に配慮を示しつつハッキリと断ることができます。

           

          戦略としては「ポジティブな表現で切り出す」というステップを踏む重要性を押さえておければ問題ありません。「具体的な表現に困る」という方は、まず ”I wish I could.”がパッと口から出てくるようにしておくと、相手への配慮を示しつつ誘いを断ることができるようになります。これが、コミュニケーション・ストラテジーを踏まえたフレーズ学習の効果です。

          商談の前のスモールトークを成功させる

          -英語でも丁寧な表現が必要になるのですね。たしかにフレーズを覚えていないと使えなさそうです。他にも例はありますか?

          (中馬さん)たいていのケースで、日常的な英会話には「スモールトーク」と呼ばれる雑談があります。これはビジネスの商談の前でも同様です。このスモールトークで良い雰囲気を作れるか否かで、その後の商談がスムーズに進むかが決まることもあるでしょう。

           

          そのため、ビジネスシーンを想定しても、まずは「スモールトークというものがある」と認識して練習することが重要です。スモールトークでは何も真剣に議論したいわけではないので、それを認識して気楽な世間話としての対応を練習するだけでも違ってきます。

           

          典型的なスモールトークでは、天気や近況についての軽い話題が扱われる傾向にあります。あるいは、相手のファッションを褒めることもあります。

           

          たとえば、”I like your jacket.”(あなたのジャケット、素敵ですね)のような感じです。

           

          このように褒められると、日本人は謙遜し「そんなことはありません」と否定しがちです。

           

          しかし、ネイティブ・スピーカーにとって褒められたときに強く否定するのは不自然に感じられます。英語、日本語でのコミュニケーションのスタイルの違いについて相手が知らなければ、あまりに否定すると「この人は自信がない人なのだな」と誤解されて、ビジネスにも悪影響を与えてしまう可能性があります。

           

          -そうなのですね。では、どのように答えるのが自然なのでしょうか?

           

          いくつかパターンがあります。

          返答の4パターン
          1. 社交辞令的にお礼を言う。“Thanks.”(ありがとう)
          2. 相手の言葉に賛同する。“I like it too, actually.”(私も気に入っています)
          3. 内容をやわらげる。“Well, it’s not too bad, is it?”(まあ悪くないでしょう?)
          4. 褒め返す。“I like yours.” “Yours is nice, too.”

            これらのバリエーションを把握して使えるようにしておくと、スモールトークを良い雰囲気で進めたり、話題を発展させたりしやすくなります。

             

            定型文を覚えておけば実践で困らない

            -ありがとうございます。英語と日本語の感覚は結構違うのですね。

            (中馬さん)そうなのです。多くの日本人は、気持ちの上では相手に配慮をしてコミュニケーションを取ろうとします。

            しかし、英語表現が口から出てこなかったり、丁寧な表現を知らなかったりするせいで、場合によっては英語ネイティブに誤解されたり、自信がなさそうに映ってしまったりすることがあります。

            これは非常にもったいないことです。

             

            慣れないうちは特に、相手からの誤解を防ぐためにも、細やかな配慮をいちいち意識せずに実践できるよう、まずは定型フレーズを覚えておくことが効果的です。

             

            ですが、フレーズ暗記にも注意が必要です。片っ端からフレーズを覚えていてはキリがありませんし、途方もない作業になります。

            ですので、コミュニーケーション・ストラテジーを踏まえて、ピンチの場面を戦略的に切り抜けるためのフレーズから着手するのがオススメです。フレーズを習うときも、状況に応じた適切な表現を伝えることができる専門家に習ったり書籍を参考にすることをオススメします。

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            STRAILがコミュニケーション・ストラテジーを取り入れた狙い

            -コミュニケーション・ストラテジーを身につけると、多くのメリットがあるのですね。STRAILのコンテンツにコミュニケーション・ストラテジーを取り入れた狙いを教えていただけますか?

            オンライン英会話を「教材」としてとらえる

            (土井さん)STRAILは、科学的な知見をベースにして、受講生が最高効率で自習するサポートをしています。私たちは「高密度トレーニング」と表現していますが、短時間の学習で大きな成果が得られるようにコンサルティングを行なうのが特徴です。緻密な課題発見と、解決策の提示を通して、これを実現しています。

             

            多くの英語コーチングスクールでは、13時間の自習が課される場合もありますが、STRAILの受講生の皆さんは111.5時間の学習でも成果をご実感いただけるケースが多くあります。中にはTOEICL®︎Rスコアを200点、300点と伸ばされる方もいます。

             

            一方で、STRAILの受講生の中には、アウトプットの場を作るため、オンライン英会話に取り組んだ経験がある方も多くいらっしゃいます。ですが、お話を伺うと「効果を実感できずやめてしまった」、「長続きせず休会してしまった」と言う方が非常に多かったのです。

             

            そこで、オンライン英会話という学習コンテンツに対しても、最大限に効果を引き出せる取り組み方をお伝えする必要があると考えていました。

            それがまさに、オンライン英会話を一つの「教材」としてとらえて取り組むという、従来着目されてこなかった学習の在り方です。

             

            その中でも特に「英会話」だからこそ鍛えられる側面としてコミュニケーション・ストラテジーを取り上げています。具体的には、STRAILでコミュニケーション・ストラテジーの分析的な側面や場面に応じた適切なフレーズをお伝えして課題設定を行ない、オンライン英会話で実践していだくカタチを提案させていただいているわけです。さらにチェックリスト、アンケートのような形を使って簡易的にフィードバックを行ないます。

             

            これがコミュニケーション・ストラテジーをコンテンツに取り入れた狙いです。

             

            「フレーズ暗記+オンライン英会話でアウトプット」のサイクル

            自身の力で英語を表現することに自信がない場合でも、フレーズ学習として取り組むことでストラテジーは実践できます。そこにオンライン英会話での「実践練習」も加われば、英語でのコミュニケーションに感じる不安は大幅に減らすことができます。

            実際、フレーズ暗記とオンライン英会話を組み合わせると実践的なビジネス英語力をより一層伸ばしやすくなります。

             

            学習意欲の面で見てみても「フレーズを学習するオンライン英会話で伝わる経験をするモチベーションが上がる学習を促進する」という良いサイクルを回せるようになるため、学習習慣の形成という面でも好影響です。

             

            フレーズ学習のみでこのサイクルを回すのは簡単ではありませんし、オンライン英会話のみでも難しいでしょう。両者を組み合わせることで、相乗効果が得られます。

            ⇒STRAILの公式HPはこちら

            コミュニケーション・ストラテジーを受けた受講生の感想

            -オンライン英会話を「教材」と捉えて有効活用するとの考えだったのですね。実際にコミュニケーション・ストラテジーのコンテンツを受講された方は、どのような感想を持たれていますか?

            自然な会話ができるようになった

            (土井さん)私が担当した受講生様で、もともと高いレベルの英語力を持たれていた方がいらっしゃいました。既に英語圏の国に1年滞在したご経験があり、ビジネスでも英語を使われていました。TOEICも高いスコアをお持ちです。

            STRAILに相談に来られた際、「ある程度は話せるが、自信をもって会話できない」とおっしゃっていました。

             

            STRAILを受講された後では、「会話をコントロールする視点が身についた」、「ビジネス以外でも活きる根本的な英語力がさらに鍛えられた」と効果を感じていただけました。

             

            もちろん、さまざまな学習の成果、何よりも受講生様のご努力の賜物ではありますが、コミュニケーション・ストラテジーを取り入れたトレーニングの効果は大きかったと思います。

            オンライン英会話の効果が上がった

            (中馬さん)私たちから、受講生様にオンライン英会話の受講を強制することはありません。

            ですが、もともとオンライン英会話をやっていた方で、課題やトレーニングの負担も踏まえて我々が効果的であると判断した方々にはSTRAILとの併用をオススメしています。

            そしてSTRAILとオンライン英会話のセット学習は、私が担当した受講生様にも好評です。なぜなら、「言葉が出ないとき、どのように対処するか?」というスキルの習得を実感できるからです。「毎週“can do”が増えていくのがうれしい」とおっしゃる方もいます。

            コミュニケーション・ストラテジーは初心者にも役立つ

            -ここまでのお話を伺うと、コミュニケーション・ストラテジーはTOEICスコアが高い中上級者向けのコンテンツのように感じられます。初心者にも役立つものなのでしょうか?

            (土井さん)はい、役立ちます。先ほど説明したように、コミュニケーション・ストラテジーの学習はフレーズ学習とも相性がいいため、初級レベルの方々にも有効性はあります。

            もちろん、 英語の基礎力を上げるための学習は必要です。これは中級、上級者の方でも同様ですが、コミュニケーション・ストラテジーだけで英語が万全になるということはありませんので、基礎を鍛えることは重要です。

            初級者の方々の場合は、語彙・文法などの基礎学習と、コミュニケーション・ストラテジーの適切なバランスを取ったトレーニングを実施すると、効果的に英語力を伸ばすことができます。

            ⇒STRAILの公式HPはこちら

            コミュニケーション・ストラテジーの短期視点と長期視点

            -コミュニケーション・ストラテジーを学ぶと、すぐに効果を実感できるものなのでしょうか?

            (土井さん)これに関しては短期視点と長期視点の両方を押さえておくといいかもしれません。

            短期でも効果を感じられる

            まずコミュニケーション・ストラテジーを、フレーズ学習を通して学ぶと短期的にも効果を感じられます。なぜなら、身につけるべきターゲットが明確だからです。すぐに実践で使えるフレーズを覚えると、実際の英会話がスムーズになるのを実感できるはずです

            コミュニケーション・ストラテジーは一生かけて鍛え続ける

            一方で、コミュニケーション・ストラテジーは一生かけて鍛え続けていくものでもあります。

            うまく話すためには、聴衆に合わせた表現を使えるようにしたり、論理展開を鍛えたりするのと同様に、いかに上手にピンチを切り抜けられるかにも継続的な訓練は必要です。

            母語でさえも鍛え続けなければならない類(たぐい)のもので、場合によっては日本語でも「上手く切り返せなかったな」と感じることも少なくないと思いますので、英語ならなおさら練習が必要です。

             

            ですので、コミュニケーション・ストラテジーは3ヵ月で終わりというわけではなく、一生かけて鍛えつづけていくものと捉えていただくのがいいでしょう。

            ぜひ皆さんには、STRAILでコミュニケーション・ストラテジーの効果を実感し、卒業後も継続して学び続けてほしいですね。

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            まとめ|英語を話せるようになるトレーニング

            今回のインタビューのポイントをまとめます。

            TOEICが高得点でも英語を話せない理由
            1. アウトプットを意識したインプットをしていない
            2. 効率的な英会話練習法を知らない
            3. コミュニケーションを上手に行う方法を知らない

             

            特に、コミュニケーションを上手に行うために、コミュニケーション・ストラテジーが役に立ちます。

             

            具体的な練習法としては、「フレーズ学習+オンライン英会話」が効果的です。

            一点、注意が必要なのは、独学でフレーズ学習に取り組もうとすると逆効果になりかねないことです。なぜなら、場面に応じた適切な表現や対応方法を押さえておかないと、覚えるフレーズは際限なく増えてしまうから。

            ビジネスで失敗をしないためにも、状況に応じて適切な表現を指導できる専門家に習うことをオススメします。

             

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            ↓↓↓筆者のストレイル体験談

             

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            ビジネスで成果を出せる英語力とは?

            あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?

            • TOEICの勉強をしても、ミーティングで外国人の発言を聞き取れず悔しい思いをした......
            • 英会話スクールに通っても、ディスカッションで発言が出せず情けなくなった.....

               

              あなたも薄々気づいているのではないでしょうか。いくら英語ができても、仕事で成果を出したり収入をあげたりできない真実に。

               

              いくらTOEICでハイスコアを取ったり英語が流暢になっても、”ビジネスで成果を出せる”英語力を身につけなければ、あなたの仕事での評価は下がってしまいますし、収入も上がりません

              反対にTOEICの点数が低かったり、英語が流暢でなくても”ビジネスで結果を出せる”英語力があれば、あなたの評価は高りますし、収入も上がります。

               

              もし、あなたが”ビジネスで結果を出せる”英語力を身につけたいと少しでも思うのであれば、「実践で使える英語」に絞って学習するのが近道です。この方法で学ぶと以下のようなメリットが得られます。

               

              メリット
              • 無駄な学習をしないので、最短で”ビジネスで結果を出せる”英語力が身につく。
              • 仕事相手の外国人の考えがわかり、コミュニケーションがスムーズになってストレスが減る。
              • 英語力アップが仕事の成果につながる。

                 

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