
「英語の勉強、続かないんですよね......」
今回ご紹介する乾さんも、かつてはそう感じていた一人でした。
YouTubeでスポーツ選手のインタビューを完コピし、単語帳を買ってみる......。
それでも、英語は思うように身につかない。
「このままじゃ、何も変わらない」と感じていたと、乾さんは言います。
そんな乾さんは、英語学習を2年半継続し、今では1日5時間の学習に取り組んでいます。
そのきっかけになったのが、英語コーチングサービスのプログリットでした。
英語が全くわからなかった状態から、英語を通じて“夢を叶える人”へ。
その過程には、人生を変えるほどの「出会い」と「覚悟」がありました。
今回は、乾さんのリアルなストーリーをお届けします。
タップできる目次
独学の限界とモヤモヤする日々

英語を勉強しようと思っても、気づけば三日坊主。
そんな経験、ありませんか?
乾さんも最初はその一人でした。
英語学習を始めたきっかけは、広告代理店勤務時に携わったスポーツイベント。
東京オリンピックやラグビーワールドカップを通して、「外国人と英語で話せたらいいな」と思ったのがすべての始まりでした。
なんとなく始めた英語学習が全く身につかない
ープログリットを受講する前のお話を聞かせてください。どのように英語学習に取り組まれていたのですか?
(乾さん) YouTubeで海外のスポーツ選手のインタビューを見て、“完コピ”する練習をしていました。
好きな選手の話をそのまま真似して、「お、なんか話せる気がする!」と思っていたんです。
でも現実は、別の話題になるとまったく口から英語が出てこない。
そりゃそうですよね。インタビューの英語しか知らなかったんですから。
単語帳も買いましたが、数ページで挫折して、結局きれいに本棚に並んでいるだけでした。
「勉強しているつもり」にはなっていたけれど、成長は実感できなかった。
“やってる感”ばかりで、英語が身についていないと感じていたんです。
そんな状態が続き、次第に「自分には英語は無理かも」とモヤモヤが募っていました。
プログリットとの出会い|一番厳しそうな場所を選んだ理由

ーそうだったのですね。なぜプログリットを受講されたのですか?
(乾さん) それまでの学習で、「独学ではもう無理だな」と思ったんです。
調べてみると「英語コーチング」というサービスがあると知って。
“勉強のやり方”だけではなく、“英語学習の仕組みそのもの”を一緒に作ってくれるのかもしれないと思いました。
それで、英語コーチングを受けたことがある友人に相談したら、こう言われたんです。
「英語力を伸ばしたいならプログリットがいいと思うよ。でも、本気じゃないならやめときな。」
— なるほど、かなりストレートな忠告ですね。
(乾さん)
そうなんです(笑)。
でも逆に“本気じゃないと続けられない環境”って、魅力的だなと思ったんですよ。
いろいろ調べるうちに、プログリットが一番厳しそうだと感じて、「ここなら変われる」と思い、受講を決めました。
「厳しい環境でこそ人は伸びる」と信じていた
— “厳しそうだから選んだ”というのが印象的ですね。
(乾さん) 昔からそうなんです。
父にも「厳しいところに行け」とよく言われていました。
学生時代は野球をやっていたんですが、いくつかの高校から推薦をいただいた中で、あえて評価が一番厳しかった学校を選びました。
結果的に、それが一番成長できる選択だったと思っています。
だから英語も同じです。
「厳しい環境に身を置けば、必ず成長できる」
そう信じてプログリットを選びました。
受講前の英語力と“現実の壁”
— 受講前の英語力はどのくらいだったんですか?
(乾さん) TOEIC400点くらいです。
無料カウンセリングで単語テストを受けたら、50問中5問しか分かりませんでした。
コンサルタントの方に「正直、かなり基礎からですね」と言われて(笑)。
でもその率直さが、逆に信頼できるなと思ったんです。
— なるほど。そこで本気モードに火がついたわけですね。
(乾さん) はい。まずTOEIC L&Rコースで基礎を固め、400点→600点に伸ばしました。
次にビジネス英会話コースを受け、会議で使える英語力を磨きました。
その頃にはTOEICで800点台後半まで到達していました。
そして今は、TOEFL対策コースで海外大学院留学を目指しています。
— つまり、TOEICから会話、そしてTOEFLへ。学びが段階的に進化していったんですね。
(乾さん) そうですね。プログリットでは、コースが違っても同じコンサルタントが伴走してくれるので、目標が変わっても軌道修正しやすい。
それも学習を継続しやすい理由です。
夢はメジャーリーグのデータサイエンティスト

— プログリットを続ける中で、留学を目指そうと思われたきっかけは何だったのでしょうか?
(乾さん)
メジャーリーグでデータサイエンティストとして働きたい、という夢ができたんです。
これだけ聞くと「え? なんでそんなことを?」と思うかもしれませんね。
いくつかの偶然が重なって、夢が具体化されていきました。
“野球を諦めた”過去が、再び動き出した
— 野球が原点にあるんですね。
(乾さん) そうですね。高校時代、本気でプロを目指していました。
でも、高校2年生のときに交通事故にあって 、選手としての道を断たれたんです。
そこから「野球とは関係ない人生」を歩んできたんですが、社会人になってもずっと気になっていました。
暇さえあれば野球のニュースを見ていたんです。
そんな姿を見て、妻から「やっぱり、野球に関する仕事をしたいんじゃないの?」と言われました。
— そこからどうやって「データサイエンス」という方向に?
(乾さん) 妻から「プロスポーツにはデータサイエンティストという仕事があるらしいよ」と教えてもらって、調べてみたんです。
そしたら「これだ!」と思いました。
自分のエンジニア経験を活かせるし、野球とデータ分析、両方できる仕事なんて最高だなと。
ロサンゼルスで出会った、スポーツ好きの仲間たち
— 行動力がすごいですね。現地にも行かれたとか?
(乾さん)
はい。ロサンゼルスに旅行したとき、ジムで知り合ったアメリカ人の友人に「地元のスポーツコミュニティがあるから一緒に行こう」と誘われたんです。
消防車を改造したようなレストランで開かれた集まりで、アジア人は私だけ。最初はめちゃくちゃ緊張しました。
でも、みんな本気でスポーツが好きで、すぐに打ち解けました。
野球、アメフト、バスケ、いろんな人がいて、中には球団関係者もいたんです。
その時に、「いつかこの街で仕事をしたい」と思いました。
夢が現実の目標に変わった瞬間
— そこから「メジャーリーグで働く」という夢が具体化していったんですね。
(乾さん)
そうなんです。ある時、その友人がプロバスケットボールのNBA(レイカーズ)のデータサイエンティストを紹介してくれて。
Zoomで話す予定だったんですが、「どうせなら直接会いたい!」と思い、ロサンゼルスまで行きました。
その方も「本当に来たの!?」と驚いていて、最終的に仕事場を見せてもらえたんです。
スタジアム内の分析室で、試合データがリアルタイムで流れてくる光景を見て、「これだ」と確信しました。
「絶対にメジャーリーグのデータサイエンティストになる」
このとき、夢が完全に“現実の目標”になりました。
夢を叶えるために、再び英語と向き合う
— その出会いが、英語学習のモチベーションを変えたわけですね。
(乾さん)
まさにそうです。
メジャーリーグの世界で働くには、当然ですが英語に加えて、専門スキルを要します。
ライバルはアメリカ人。
アメリカ人と対等に議論できるレベルまで上げないと話にならない。
「これはもうやるしかない」と、覚悟が決まりました。
ぶつかり合いから生まれた信頼関係
— 海外大学院への進学を目指すようになってから、英語学習もかなりハードになったと思います。順調に進んでいましたか?
(乾さん) いえ、全然順調じゃなかったです(笑)。
プログリットを続けていく中でも、やる気が落ちる時期がありました。
正直に言うと、「もうやめようかな」と思ったこともあります。
— どんな時だったんですか?
(乾さん)
英語の勉強を続けていると、「自分は何をやってるんだろう」、「どうしてもやる気が出ない......」と思う瞬間があるんです。
TOEICの点も上がった、リスニングもある程度聞こえるようになった。
でも、なぜか満足できない。
「この勉強に意味があるのか?」と迷ってしまって。
コンサルタントとの本音のぶつかり合い
— その気持ちを、コンサルタントに話したんですね?
(乾さん)
はい。ある日、正直に話しました。
「やる気が出ません」「今の学習内容が正しいのか分かりません」と。
すると、コンサルタントが真剣な顔でこう言いました。
「一度、腹を割って話しましょう」と。
途中で、お互い感情的になって、なかば言い合いのようになっていました。
そこから、ホワイトボードを使って徹底的に話し合いました。
- 将来どうなりたいのか
- コンサルタントは私に何を期待しているのか
- 何ができるようになる必要があるのか
- 次の学習目標は何か
— まさに“本気の衝突”ですね。
(乾さん)
はい。でも、あのぶつかり合いがなかったら、今の自分はなかったと思います。
「この人、本気で自分の成長を願ってくれているんだ」と感じました。
“伴走者”という言葉が一番しっくりくる
— そこから関係性も変わったんですか?
(乾さん)
はい。そこからは何でも言えるようになりました。
プログリットではLINEで進捗報告をするのですが、ただ進捗を報告するだけでなく、
「新規の学習より復習を進めたいのですが、どうでしょう?」など、正直な気持ちも送るようになりました。
すると、すぐに返ってくるんですよ。
「考え方は理解できますが、今は“前に進めること”を優先しましょう。」
その一言で、また前を向けるんです。
プログリットのコンサルタントは、ただ“教える人”ではなくて、一緒に走ってくれる人だと感じました。
厳しさの中に温かさがある
— コンサルタントの方は、かなり厳しい印象です。
(乾さん)
はい、でも“愛のある厳しさ”です。
- やるのは乾さんですよ!
- 乾さんは頑張ればできると分かってるから、甘やかしません!
- たしかに成長しています。でも、まだ満足しないでください!
毎回こう言われるたびに、「この人、私の限界を信じてくれてるな」と思うんです。
これまでに多くの指導者に出会ってきましたが、正直こんなにリスペクトできる方は初めてです。
— 信頼関係が完全にできているんですね。
(乾さん)
はい。“先生”とか“トレーナー”というより、まさに“伴走者”という言葉が一番近いですね。
英語学習だけではなく、人生全体の方向性まで一緒に考えてくれている感覚です。
希望は、全部伝える
— 面談でも、かなり意見を出されるそうですね。
(乾さん)
そうですね。
「この部分をもっと早く進めたい」とか、「今週は復習に時間を割きたい」とか全部伝えます。
そうすると、すぐに修正してくれるんです。
それに加えて、面談の進め方も事前にLINEで希望を伝えています。
「今回は英単語の覚え方が合っているかを確認したい」とか、「コンサルタントが留学時代に苦労した経験を聞きたい」とか。
そうすると、「じゃあ、今週はテストより学習法の改善に時間を使いましょう」と、面談も自分専用にどんどん最適化されていきます。
— きちんと希望を伝えている乾さんも凄いですし、それに対応できるコンサルタントも素晴らしいですね。
1日5時間の英語学習ルーティン

— 乾さんは、1日5時間も勉強を続けていると伺いました。本当に毎日そんなにやってるんですか?
(乾さん)
はい、ほぼ毎日です。
正直、“努力”というより“生活の一部”になっています。
朝起きた瞬間から寝るまで、英語のことを考えていますね。
— どんなスケジュールなんですか?
(乾さん)
ざっくり言うと、こんな感じです。
6:00〜6:30 起床 → 単語学習(15分)
単語学習の後、朝ごはんを食べながら、野球やアメフトの試合を観ます。
1日の中で一番幸せな時間です。
6:30〜7:00 通勤中(20分)
電車の20分間で、単語帳アプリで繰り返し学習をしています。
この20分は、“超集中ゾーン”です。
画面を連打しまくっていますね。
7:00〜8:45 ジム
筋トレの時間です。
8:45〜11:00 カフェ勉強(リーディング or リスニング)(2時間15分)
TOEFL教材を使って、リーディング1記事、またはリスニング1本。
スクリプトを声に出して読んで、“音と意味をリンク”させています。
11:00〜20:00 仕事
昼休憩の15分でご飯を済ませ、残りは単語復習(45分)
この時間は無理せず「少しでもできたらOK」にしてハードルを下げています。
20:30〜22:00 カフェで復習+単語(1時間30分)
朝やった内容を復習したり、リスニング予習をしたりしています。
1:00 就寝
— すごいスケジュールですね......。それでも続けられる秘訣はなんですか?
(乾さん)
「やりたいからやる」と言う感じですかね……。
もちろん、サボりたい日はありますよ。
でも、10秒くらいボーっとしていると「この時間、単語学習法ができるな」って思ってしまうんです(笑)。
目標が明確になると、時間の使い方も変わる
— モチベーションが続く理由は、目標の明確さにあるのでしょうか?
(乾さん)
まさにそれです。
「メジャーリーグで働く」って明確な目標があるから、“やらないとヤバい”危機感が常にあります。
ライバルはアメリカ人です。
英語はできて当然であり、加えて専門スキルが必要です。
この差を埋めないと、勝負にもなりません。
だから、のんびりしている時間はないと感じています。
やらされる勉強から、やりたい勉強へ
それに加えて、プログリットで“やり方を見直したことも大きいですね。
以前は「気合い」だけでやっていました。
でも、プログリットで学習の設計のやり方を言語化してもらい、「この時間に何をどれだけやるか」「どこまでいけばOKか」が明確になった。
だから、やる気に波があっても、“最低限やること”が自動的にできるようになったんです。
本気になれる「環境」に投資する

— 乾さんはすでに2年半もプログリットを続けられています。学習法や習慣が確立されている中で、なぜ今も受講を続けているのでしょうか?
(乾さん)
一言で言うと、「環境に投資している」からです。
— 環境、ですか?
(乾さん)
はい。英語学習って、孤独との戦いな気がします。
どれだけやる気があっても、続けていると必ず波が出てきます。
そんなときに、本気で向き合ってくれる人が近くにいるかどうかで、結果が全然違ってきます。
— なるほど。コンサルタントの存在が大きいわけですね。
(乾さん)
そうですね。
私の学習への取り組みをしっかり見てくれていて、厳しいけど温かいフィードバックをくれる。
最短で成果を出すために何をしたら良いか本気で考えてくれる。
「誰かに本気で見られている」環境にいると、自分も自然と“本気モード”になるんですよ。
— 惰性ではなく、常に“挑戦の状態”を保てるわけですね。
(乾さん)
まさにそれです。
ルーティンは確立していますが、惰性で続けるのは一番怖い。
「昨日より少しでも良くなりたい」という感覚を常に持ち続けたい。
そのためには、本気になれる環境に身を置くのが一番の近道だと思っています。
— それはまさに、乾さんの信念ですね。
(乾さん)
先ほどもお話しましたが、小さいころから、父によく言われたんです。
「厳しいところに行け」
って。
楽な環境では、甘えが出て成長が止まってしまいます。
それは英語でも同じで、厳しい環境こそ成長のチャンスなんですよね。
— だからこそ、今もプログリットに“投資”し続けている。
(乾さん)
はい。
勉強法やノウハウを買っているわけではなくて、本気になれる場所そのものに投資しているんです。
“やらなきゃいけない環境”ではなく、“やりたくなる環境”。
僕にとってプログリットは、そういう存在です。
”今が人生で一番頑張っている”と言えるように

― 最後になりますが、英語に悩んでいる人に伝えたいことがあれば教えてください。
まずは本気でやってみる
(乾さん)
まだ私も学習中の身なので偉そうなことは言えませんが、もし悩んでいるのであれば、一度本気で取り組んでみるのが良いと思います。
別に、英語でなくてもいい。
何かに本気で取り組んだときにしか見えない景色があると、私は信じています。
本気でやると、必ず何かが変わります。
そして不思議なことに、続けているうちにだんだん楽しくなってくるんです。
「何もすることがない」ことの辛さ
私は高校2年のとき、交通事故で半年間入院しました。
このときは本当に辛かったです。
何が辛いかというと、何もすることがないこと。
あまりにヒマすぎて、天井のマス目を何度も数え直していました。
そのとき、心の底から思いました。
「何もできない状態ほど、苦しいことはない」と。
だから、英語学習をしていて「辛いな......」と思ったとき、あの入院生活を思い出します。
たとえ苦しくても、「なんでできないんだ」と落ち込んでも、挑戦している今の方が、何もしていないより100倍マシなんです。
アップダウンがあるからこそ、「自分は生きている」と実感できます。
人生で一番頑張るとき
「人生で一番頑張ったのはいつですか?」と聞かれたときに、「中学時代です」「高校時代です」って答えることに違和感があります。
すでに人生のピークを終えているようで、寂しい思いがします。
私は、“今が一番頑張っている”と胸を張って言える自分でいたい。
そのために、毎日コツコツと積み重ねています。
そして、「英語を通じて夢を叶えたい」、「人生を変えたい」と思う人がいたら、プログリットのカウンセリングを受けてみることをおすすめしますね。

























