「どんな英語の勉強をすれば、英語力を伸ばせるか知りたい」
英語学習法の書籍や教材は数多くありますが、どの学習法に効果があるのか、よくわからなくなってしまう人も多いのではないでしょうか?
今回、筆者は英語を教えるプロに取材をし、英語の勉強で成果を出すポイントを教えてもらいました。
取材に応じてくれたのは、株式会社スタディーハッカーの2名。英語パーソナルジムのENGLISH COMPANY や、英語コンサルティングスクールのSTRAIL(ストレイル) を運営する会社です。
これまで、2~3ヵ月の短期間で多くの生徒の英語力を伸ばしてきた実績があるスクール。
今回の取材では、「英語の勉強で効果を出す3つのポイント」など、英語学習で悩む人に役立つお話を伺うことができました
英語学習に悩む人は必見です。
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お話を伺った2名のプロフィール
言語教育情報学修士。米国留学を経て、英語教育について研究。TESOL(英語教育の国際資格)を保持。
スタディーハッカー立ち上げ時より、英語科の責任者として参画。
大阪大学大学院 文学研究科 言語生態論コース修了。認知言語学、生成文法における言語研究の方法論について研究した。
教材製作・開発に携わり、中には出版されたものや、NPO法人の支援する外国語活動において用いられたものもある。
大人の英語勉強法3つのポイント~英語勉強で効果を上げる方法~
-様々な書籍や教材で英語学習方法が紹介されていますが、実際にどのように英語学習を進めればよいか迷っている方も多いかと思います。英語勉強で成果をあげる、英語力を伸ばしやすい方法はあるのでしょうか?
(田畑さん) いくつかありますが、重要なポイントが3つあります。
- 課題を把握して、それを解決するためのトレーニングをする
- 大量のインプット、少量のアウトプットを実践する
- 学習を継続する
一つずつ説明しますね。
課題を把握して、それを解決するためのトレーニングをする
(田畑さん) まず、自分の英語力の課題を把握することが重要です。言い換えると、英語力の「現在地」を知ることです。
外出先でレストランを探すとき、「目的地」と「現在地」を調べますよね。目的地と現在地を知ることで最短ルートがわかるからです。
英語学習も同様で、英語力の現在地を知ることで学習の最短ルートが見えてきます。
英語力の課題を把握するのに役立つのが、第二言語習得研究と呼ばれる学問です。第二言語習得研究とは、人が外国語を習得するプロセスやメカニズムに関する研究です。
第二言語習得研究の知見により、学習者がどのようなつまずきを抱えているか、その場合にはどういうトレーニングが有効か? がある程度までわかります。いわば、英語学習の「地図」の役割を果たします。
下の図は、英語習得における到達度合いの目安を、簡略化して表したものです。
自分は今、どのフェーズにいて課題は何なのか? を知り、その課題を解決するためのトレーニングを実践することが重要です。
課題を把握せずに良さそうなメソッドを試すのは、おすすめしない
-課題を把握せずに学習をすると、どんなことが起きるのでしょうか?
(田畑さん) 課題を把握しないまま、なんとなく良さそうなメソッドを試すのは、あまり効率がよいとはいえません。
いきなり英会話を始めるのはおすすめできない
たとえば、 「英語を話せるようになりたいから、とりあえず英会話を始めてみよう」というふうに考えるのは、かなり一般的だと思います。ですが、かならずしも誰にでもおすすめできる学習法というわけではありません。特に、英語の基本的な文法の知識や語彙などが身についていない大人にとっては、あまり効率の良い学習法とはいえません。
科学的にも、大人の場合であればまずはリーディングやリスニングをある程度できるようにしたうえで、スピーキングなどアウトプットもできるようにしていくと効率が良いと言われています。
それに、そもそも英会話は、「相手の話を聞いて理解する」というのが半分を占めているわけです。ですから、そもそも相手の英語を聞き取れない、聞いても意味が理解できない段階では学習効率が良くありませんよね。
とりあえず目についたよさそうなメソッドを試すのではなく、自分のレベルや問題点に合った学習内容、方法を選択するのが重要です。
間違った英語が定着してしまうことも
(土井さん) また、基本的な英語の知識があまり身についていない段階で、英会話中心の学習を続けていると、間違った英語が定着してしまうこともあります。
たとえば、ブロークンな英語で話し続けることで、日本語の語順ででたらめに英単語を並べて話すクセがついてしまう、などです。このように間違った英語が定着して、さらには直りにくくなってしまう状態を第二言語習得研究では「化石化」と呼びます。
英会話をすること自体が問題だというわけではもちろんなく、アウトプットの機会は言語習得にとっては重要です。
こういう状態になりやすいのは、基礎的な英語の知識が少ない人、さらに講師から適切なフィードバックや指摘が受けられないような状況が長く続いた場合です。
化石化すると直すのが大変です。最初に課題を把握して、自分の課題に合ったトレーニングをする方が近道です。
個人の体験に基づく勉強法にも注意が必要
別のケースでは、個人の成功体験にもとづく勉強法にも注意が必要です。
最近は、英語学習法に関する書籍やウェブ記事があふれています。もちろん、これらの情報の中には有益なものもあります。
しかし注意したいのは、「誰にとってよい学習法なのか」という点です。
たとえば、独学でTOEIC900点をとった勉強法が紹介されていたとして、それはその人の学習フェーズにたまたま合っていただけであり、あなたには当てはまらないかもしれません。
つまり、学習法やメソッドが正しかったとしても、自分の問題点に合わなければ効果がないということです。
大量のインプット、少量のアウトプットを実践する
-ありがとうございます。課題を把握することの重要性を理解できました。2つ目のポイントについても教えていただけますか?
(田畑さん) 第二言語習得研究の分野では、「大量のインプット、少量のアウトプット」が基本だと言われています。インプットとは、リーディングやリスニングなどを通して言語を「理解する」活動。アウトプットとは、スピーキングやライティングを通して、自ら言葉を「生み出す」活動です。
上級者でもインプット:アウトプット=7:3程度が好ましいとされ、初級者の場合はさらにインプット寄りの学習が推奨されています。
なぜなら、「知らないことは話せない」からです。つまり「聞く」、「読む」スキルを高めないと、アウトプットのスキルも頭打ちになってしまうということです。
外国語習得においては、「質の高いインプットを得るためにアウトプットを組み込む」ことが効果的です。アウトプットを実際にしてみると、「こういうときは、どんな単語を使えばよいのだろう?」「この文法であっているのかな?」などといった気づきを得ます。
すると、次に英語を読んだり聞いたりする際に、自分が気になっていた内容により注意が向き、習得が進むということです。インプットの質が高まり、よい学習サイクルになるというわけですね。
そのため、「大量のインプット、少量のアウトプット」を常に意識しながら学習を進めることを、おすすめします。
学習を継続する
-3つ目について教えていただけますか?
(土井さん) 最後に大切なのは学習を継続することです。言語の習得には時間がかかります。むしろ、言語習得には終わりがないといえます。
これは母語話者であろうと、明晰で論理的な言葉遣いを実現しようとすれば訓練が必要になることを、思い起こせばわかりやすいと思います。日本語が母語であっても、高度なレベルで日本語を扱うには訓練が必要ですよね。
言語の習得にはやはりそれなりの時間が必要です。
「効率的な英語学習法」はありますが、英語の学習に魔法はありません。
学習を継続できなければ、当然ながら習得の道を途絶えさせることになってしまいます。
大人の英語学習には、英語指導のプロに習うのも良い選択
-英語学習で効果を出す3つのポイントが理解できました。内容は理解できたのですが、実践するのは簡単ではないようにも感じます。特に1つ目の「課題を把握して、それを解決するためのトレーニングをする」ためには、具体的にどうすればよいのでしょうか?
(田畑さん) ENGLISH COMPANYから出している書籍(『マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ』)などを読んでもらえば、ある程度ざっくりとであれば、自分の現在地はどこなのか、どういう学習法に力点をおけばいいのかなどはわかる方が多いと思います。
ただ、より細部まで問題点を発見したり、それに合った学習メソッドの効果を最大化しようすると、たしかに自分ひとりでは簡単ではないかもしれません。
やはり、言語習得についての専門知識や、教育についての知識、英語という言語についての知識などがあれば、より正確に診断を下し、処方箋を提示することができると思います。
スポーツや音楽と同じで、指導のプロに教えてもらう方が早い
-今から専門知識を身につけるのは難しそうな気がします・・・ 他に何か方法はないのでしょうか?
(田畑さん) いちばん効率がよいのは、専門知識・経験を兼ね備えた指導のプロに教えてもらうことです。なぜなら、課題発見やトレーニング内容の選定をプロに任せ、あなた自身は英語学習自体に専念できるからです。
忙しい社会人の皆さんにとって時間は貴重だと思います。最速で「英語力アップ」という目標を達成するにはプロの手助けを借りるのも、よい選択だと思います。
スポーツや音楽をイメージしてみて下さい。早く上達しようと思ったら、コーチや先生などプロの指導者に習いますよね? ピアノを先生に習ったり、野球をコーチに教えてもらったり。
英語学習も同じです。指導のプロから英語運用の課題と、適切なトレーニングを教えてもらいながら、継続して学習をすることで効率的に英語力を伸ばしやすくなります。
指導のプロの選び方3つのポイント
-スポーツや音楽と同じように英語もプロ指導者から習うことが大事だとわかりました。教えてもらう先生の選び方を教えていただけますか?
(田畑さん) ポイントは3つあります。
- 講師やトレーナーの専門性をよく見る
- 英語を教えた経験に注目する
- 教えている生徒の結果を見る
講師、トレーナーの専門性をよく見る
(田畑さん) 先ほどお話したように、課題を把握して適切なトレーニングをするには、言語習得や指導法についての専門知識が必要です。そのため、講師の専門性をよく見ることをおすすめします。
単に「英語が得意」「TOEIC満点」「留学経験がある」「英語を使って仕事をしていた」というだけではなく、大学や大学院で第二言語習得や言語学、英語教育学などを学んできた講師を選ぶとよいでしょう。
英語を教えた経験に注目する
また、日本人に英語を教えた経験も重要です。
英会話を学ぶときに、ネイティブ講師から習いたいと思う人も多いものです。しかし講師がネイティブか否かはあまり重要ではありません。
それよりも、日本人に英語を教えてきた経験や、英語教授についての知識の方が大切。
逆の立場を想像してみるとわかると思います。みなさんは日本語のネイティブスピーカーですが、だからといって、優れた日本語教師になれるわけではありません。
もちろんネイティブ講師で、英語教育についての深い知識を持っていたり、日本人を教えた経験が豊富だったりする人に習えば、効率よく英語を学べるでしょう。
しかし、英語教育についての知識がなく、日本人に英語を教えた経験がない、ただ英語が話せるだけのネイティブと会話をしても英語の学習効率は低い場合が多いでしょう。
教えている生徒の成果を見る
最後のポイントは、教えている生徒の成果、口コミなどを見ることです。なぜなら、教えている生徒が英語力を伸ばしているのであれば、あなたも英語力を伸ばせる可能性が高いからです。
ENGLISH COMPANYとSTRAILの取り組み
-ありがとうございました。英語を指導のプロに習う重要性と、プロ指導者の選び方がわかりました。次に、スタディーハッカーが運営するENGLISH COMPANYとSTRAILの取り組み内容について教えていただけますか?
生徒一人ひとりにカスタマイズ
(田畑さん) ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー) という英語パーソナルジムと、STRAIL(ストレイル)という英語コンサルティングスクールを運営しています。ENGLISH COMPANYは2015年にスタートし、現在15校。STRAILは2018年にスタートし、現在4校です。
どちらのスクールでも、生徒さん一人ひとりにカスタマイズされた、それぞれの弱点、レベルに合わせたトレーニングを行います。ENGLISH COMPANYは週2回マンツーマンでのレッスンがあります。STRAILは週1回のコンサルティングを行い、自習でトレーニングをしていただいています。
レッスンのあるENGLISH COMPANYでも、生徒さんは毎日自習をします。レッスンだけでは「大量のインプット」を確保できないからです。
ENGLISH COMPANY、STRAILとも完全オンラインで学べます。
課題は一人ひとり違うので、カスタマイズ(個別対応)が必須
-「生徒さん一人ひとりにカスタマイズする」について、もう少し詳しく教えていただけますか?
(田畑さん) 先ほどお話したように、英語学習において「自分の課題を把握し、それを解決するためのトレーニングを実践」することが重要です。言い換えると、英語運用の「課題発見」がスタート地点です。
英語力の課題は一人ひとり違います。文法知識に大きな課題がある人、英語の音声の聞き取りがネックになっている人など。
そうなると、一人ひとりやるべきトレーニングが変わってきます。
たとえば文法に課題がある人には、「認知文法」とよばれるアプローチで、ネイティブのようにイメージで捉える文法の知識を身につけます。
音声聞き取りに特に課題がある人は、「英語の音声変化」を身につけるトレーニングを重点的に行います。
そのため、生徒さん一人ひとりにカスタマイズすることが大切です。
課題発見の精度が高いから、短時間の学習でも英語力を伸ばしやすい
-最近では、生徒さんにカスタマイズしたカリキュラムを作るコーチング系のスクールが増えていると聞きます。カスタマイズする際にENGLISH COMPANYやSTRAILが重視されていることはありますか?
(田畑さん) 生徒さんの英語運用の「課題」を発見する精度を高めることです。「課題発見」の精度が高ければ、ピンポイントなトレーニングで効率的に英語力を伸ばせます。つまり、短時間の学習でも英語力が伸びやすい。
反対に、「課題発見」の精度が粗いと、せっかくカスタマイズしても適切なトレーニングができず、英語学習の効率が落ちてしまいがち。
一般的なコーチング系のスクールに通う生徒さんは、毎日3時間程度の学習をしていると聞きます。一方、ENGLISH COMPANYやSTRAILに通う生徒さんは、毎日1~1.5時間程度の学習で、TOEICスコアを200~300点伸ばしたり、ビジネスで使う英語力を伸ばしたりしています。
もちろん、ENGLISH COMPANYやSTRAILでも、毎日3時間の学習を課すこともできますし、できる人はそれくらい学習してもらえば、当然その分さらに効果は上がります。しかし、忙しい社会人のみなさんが毎日3時間を英語学習のために確保するには、生活をガラっと変えなくてはいけないでしょう。
「毎日3時間やればできるようになる」と長時間の学習を前提にするのではなく、単位時間あたりの学習の生産性を高めた上で、継続して学習していただくとことが私たちのスクールのコンセプトです。
毎日1~1.5時間であれば、大幅な生活スタイルの変更なく英語学習を継続できる人が多いようです。
トレーナー、コンサルタントは「英語のお医者さん」
-課題発見の精度が、学習効率に直結するのですね。課題発見の精度を高めるには、何が必要なのですか?
(田畑さん) 第二言語習得研究や言語学などの専門性があると、より高い精度で問題を特定できると思います。
たとえば「リスニングが苦手」という症状の人が、どこでつまずいているのか、を明確にするには、「リスニングができる状態」を細分化して理解しなければいけません。
患者さんが「喉が痛い」という症状のとき、お医者さんが診断するには医学の専門知識が必要ですよね。英語の課題発見もお医者さんの診断と似ています。
下の図は、リスニングが苦手な方に対する課題発見の一例です。かなり細分化して、課題を特定する様子がイメージできるかと思います。
ですから、ENGLISH COMPANYとSTRAILでは、採用の際にトレーナーの専門性を重視しています。具体的には、大学や大学院で第二言語習得や英語教育を学んでいる、英語を教えた経験がある、などです。
英語学習を継続する仕組み|モチベーションに頼らず仕組化
-課題発見のプロセスのイメージができました。やはり、専門知識が必要になるのですね。先ほどのお話で英語学習を継続することが大切と伺いました。ENGLISH COMPANYやSTRAILでは、英語学習を継続するために何か工夫をされているのでしょうか?
(土井さん) たとえ毎日1~1.5時間の学習であっても、3ヵ月毎日続けるのは簡単ではありません。
ですので、トレーナーやコンサルタントはメッセージツールなどを利用して遠隔でも生徒さんの学習サポートをしています。そこでは現状優先的に取り組むべきことを明示したり、正しいトレーニング方法で学習が行われるようにポイントを説明したりしています。また、学習を習慣化させるためのサポートも行っています。
どれだけ効果的な学習方法を科学的にお伝えしても、それに継続的に取り組んでいただけなければ、効果が上がりません。
そのため、「行動科学」と呼ばれる「ものごとを習慣化するための技術」も活用し、受講生の普段の生活に、いかに英語学習を組み込んでいけるか、というところまでお手伝いしています。
たとえば、まとまった学習時間をとるのが難しいという受講生の方にはスキマ時間を活用して学習することをお勧めしています。一度に1時間の学習を続けるよりも、15分の勉強を4回やる方がハードルを下げられるからです。
しかし、事前にやることを決めておかないとスキマ時間はあっという間に過ぎてしまいがち。そのため、1日のスキマ時間で何の学習をするか、オリジナルのツールを使用してあらかじめ計画を立てていただいたりします。
大切にしている価値観|合理的に根拠のあることをやる
-なるほど。単にモチベーションを上げるのではなく、学問分野の知見を活かして習慣化のサポートをしているのですね。
(田畑さん) ENGLISH COMPANYとSTRAILともに、効率や合理性を重視しています。
英語運用の課題発見、トレーニング内容に加え、さきほど土井が説明したように、継続する仕組みも合理的で根拠のあるやり方を取り入れています。
スタディーハッカーの理念は“Study Smart(合理的に、スマートに学ぼう)”。受講生の英語力を効率的に伸ばすために、科学の知見に基づく合理性を取り入れ続けていきたいと思います。
ベネッセグループへの参画で変わること、変わらないこと
-あらゆる側面で合理性を重視されていることが、よくわかりました。スタディーハッカーは2020年1月から、ベネッセグループに参画されています。ベネッセグループへの参画で何か変わったことはありますか?
(田畑さん) 変わったこと、変わらないことの両方があります。
英語トレーニングの内容は変わらない
これまでENGLISH COMPANYやSTRAILで実践してきた、専門性を活かした指導方法は変わりません。
これまで通り、生徒さんに短期で効率よく英語力を伸ばしていただけるように、効率的な指導を継続していきます。
専門性の高いトレーナーの採用を強化できる
次にベネッセグループに参画して変わったことについて説明します。
一番の大きな変化点は、トレーナーの採用ですね。スタディーハッカーでは専門性の高い人材を選りすぐって採用しています。採用の倍率は非常に高い。そのため、なかなかトレーナーの人数を増やせないという課題がありました。
ベネッセグループに参画した後、トレーナーの応募者が増えています。その結果、専門性が高い優秀な人材を採用しやすくなると感じています。
ENGLISH COMPANYは受講待ちの状態が続いているので、優秀なトレーナーを増やし一人でも多くの生徒さまの英語力を伸ばせるようにしていきたいですね。
STRAILの名前にこめた想い
-大きなプラスがあったのですね。ベネッセグループに参画されたタイミングで、サービス名をTHE CONSULTANTからSTRAILに変更されていらっしゃいますね。STRAILの名前はどのような意味があるのでしょうか?
「STRAIL(ストレイル)」は、STRAIGHT(まっすぐ)とTRAIL(道)を組み合わせた造語です。
英語学習における「回り道を排した最短ルート」を提示し、目的地までまっすぐ導くという想いをこめました。
STRAILのサービスは「高密度トレーニング」と表現しています。STRAILでは週1回60分のコンサルティングを踏まえ、トレーニングは自習で行っていただいています。毎週の課題は3つに絞り、ピンポイントに弱点を克服するトレーニングです。
「時短で英語力を伸ばす」と似た意味合いですが、短時間の学習で英語力を伸ばすトレーニングの意味で、「高密度トレーニング」と言っています。
まとめ|大人の英語勉強法3つのポイントを取り入れて、英語力を伸ばす
本記事のポイントを以下にまとめておきます。
- 課題を把握して、それを解決するためのトレーニングをする
- 大量のインプット、少量のアウトプットを実践する
- 学習を継続する
- 講師やトレーナーの専門性をよく見る
- 英語を教えた経験に注目する
- 教えている生徒の結果を見る
- トレーナーの専門性が、課題発見精度を高めるポイント
- 課題発見の精度が高いから、時短の勉強で英語力が伸びる
- 自習を継続するため、行動科学の知見を活かして習慣化する
今回の取材内容には、英語学習で悩む皆さんにとって有益な内容が多く含まれていたと思います。しかし、頭で理解できても実際に体験してみないと感覚を理解できません。
実際にSTRAILやENGLISH COMPANYの無料体験を受けると、「英語力の課題発見とはこういうことだったのか!」と驚かれるはずです。筆者も、無料体験を受け「これまでの英語勉強は何だったのか…」と衝撃を受けました。
オンラインで受けられますので、本格的に英語力を伸ばしたい方は、無料体験を受けてみることをおすすめします。
⇒【無料体験あり】STRAIL(ストレイル)の公式HPはこちら
⇒【無料体験レッスンあり】ENGLISH COMPANYの公式HPはこちら
STRAILの詳細情報
スクール所在地 | 全4校:新宿、銀座、北浜(大阪)、大宮(埼玉) オンラインコースあり |
入学金 | 50,000円 |
受講価格(2ヵ月) | 170,000円 |
受講価格(3ヵ月) | 255,000円 |
サービス内容 | -コンサルティングメニューのデザイン -毎週のコンサルティングセッション -毎週の英語力アセスメント -自習課題進捗サポート -自習室利用 |
ENGLISH COMPANYの詳細情報
スクール所在地 | 全15校:東京10校、神奈川1校、埼玉1校、京都1校、大阪1校、兵庫1校 オンラインコースあり |
入学金 | 50,000円 |
受講価格(3ヵ月、マンツーマン) | 495,000円 |
サービス内容 | -トレーニングメニューのデザイン -トレーニングセッション45分間×48コマ -自宅トレーニング進捗サポート(90日間) -トレーニングスペース利用 -自習用教材配信サービス(EC Prime スタンダードプラン) -オリジナル教材 |
※レベル別のグループレッスンもあります。