STRAILという英語コーチングスクールを聞いたことがありますか?
2020年時点ではまだ知名度は高くありませんが、株式会社スタディーハッカーが2018年末に立ち上げた英語コンサルティングサービスです。(旧名:THE CONSUTLANT)
現時点で、
- 英語の学習効率(他社の半分の勉強時間で同等以上の成果)
- コスパの高さ(他社の半額)
の観点でトップレベルのスクールです。
スタディーハッカーは、2015年にENGLISH COMPANYという英語コーチングスクールを立ち上げ、2~3ヵ月の短期間で生徒の英語力を飛躍的に伸ばすと評判です。TOEIC200~300点アップする卒業生は本当に多くいます。人気が出すぎて、600人待ちの状況との話。
聞き馴染みのない社名かもしれませんが、2020年1月20日にベネッセグループに参画しており、基盤のしっかりした会社です。
この記事ではイングリッシュカンパニーと比べながら、STRAILの特徴を紹介します。
STRAILとイングリッシュカンパニーの違いを一言で表すと以下の通り。
「STRAILはイングリッシュカンパニーの半額の料金で、同様の成果を出せる自習中心の英語コーチングスクール」
- STRAILが英語レッスンをやらない理由
- リーズナブルな料金を実現できた理由
- 忙しい人、地方にお住まいの人にSTRAILがおすすめな理由
タップできる目次
STRAILとENGLISH COMPANYの比較
まず、STRAILとENGLISH COMPANYを比較します。
STRAIL | ENGLISH COMPANY | |
通学ペース | 週1回 | 週2回 |
トレーニング(レッスン) | × | 週2回 |
コンサルタント | 日本人(英語習得の専門家) | 日本人(英語習得の専門家) |
自習のサポート | アプリ(スタディプラス)でメッセージやり取り | LINEでメッセージやり取り |
受講期間 | 2ヵ月、3ヵ月 | 3ヵ月 |
入会金 | 20,000円 | 50,000円 |
受講料 | 170,000円(2ヵ月) 255,000円(3ヵ月) | 495,000円(3ヵ月) |
合計金額 | 190,000円(2ヵ月) 275,000円(3ヵ月) | 545,000円(3ヵ月) |
スクール所在地 | 全4校:新宿、銀座、北浜(大阪)、大宮(埼玉) | 全15校:池袋、恵比寿、神田、銀座、品川、新宿、有楽町、有楽町第2、四谷、六本木、梅田(大阪)、大宮(埼玉)、横浜、神戸、四条烏丸(京都) |
オンラインコース | 〇 | 〇 |
違いとしては、通学ペース、レッスンの有無、料金です。
一方、STRAILとENGLISH COMPANYの共通点はコンサルタントの専門性の高さです。
STRAILには英語レッスンがない
最大の違いは、STRAILには英語レッスンがないこと。
ENGLISH COMPANYは週に2回のトレーニングがありますが、STRAILは週1回のコンサルティングのみ。基本的には生徒の自習がメインです。
では、なぜSTRAILには英語レッスンがないのか?
それは、英語力アップにとって重要なのは、英語レッスンではなくインプットだとわかっているからです。
第二言語習得研究と呼ばれる学問領域があります。人が外国語を習得するプロセスを研究する学問。
この分野では、「外国語習得にインプットが重要」ということが定説になっています。
もちろん、ENGLISH COMPANYのトレーニング(コンサルティングとセット)は素晴らしいものです。しかし、英語力を伸ばすためには、自習が欠かせません。
だから、STRAILでは、生徒の自習の効率を最大化するため、コンサルティングに特化しています。
コンサルタントの専門性の高さは共通
共通点はコンサルタントの、英語習得に対する専門性の高さです。
ENGLISH COMPANYはコンサルタントの専門性の高さに定評があります。第二言語習得研究や、その周辺領域を大学や大学院で学んできた方か、現場で英語を教えた経験がある人のみを採用しています。
なぜなら、コンサルタントの専門性の高さが、生徒の自習効率と直結しているから。
コンサルタントは、生徒がつまずいているポイントを的確に見つけます。そして、そのポイントを克服するトレーニングをピンポイントで提案。
その結果、無駄な勉強をしなくても英語力を伸ばすことができ、自習効率を最大化できます。
そのため、英語スクールにとって、コンサルタントの専門性の高さは命綱です。
STRAILもENGLISH COMPANYと同様の基準でコンサルタントを採用しています。2020年1月現在では、ENGLISH COMPANYで教えた経験がある方のみが、STRAILでコンサルタントとして生徒に教えています。
コンサルタントの専門性の高さは、公式HPを見るとよくわかります。
STRAILと他社スクールと料金比較
次に、STRAILの料金を他社の英語コーチングスクールと比較します。
STRAIL | プログリット | ライザップイングリッシュ | |
受講期間 | 2ヵ月 | 2ヵ月 | 2ヵ月 |
入会金 | 22,000円 | 55,000円 | 55,000円 |
受講料金 | 187,000円 | 360,800円 | 360,800円 |
合計金額 | 207,000円 | 415,800円 | 415,800円 |
※税抜き価格
プログリットのサービス内容は、STRAILと似ています。週1回60分のコンサルティングと、生徒の自習をサポートしています。
ライザップイングリッシュは、自習型スクールではありませんが、英語コーチングスクールの大手です。
STRAILは他社のコーチングスクールと比べて、約半額の料金に抑えられています。
なぜ、STRAILは他社コーチングスクールと比べて料金を抑えられるのか?
それは、「生徒が英語力を伸ばす」のに本当に必要なことを突き詰めたからです。たとえば、英語レッスンをすると通っている生徒は安心します。なぜなら、英語を勉強している気になるから。
しかし、「生徒の英語力を伸ばす」ことを目的としたとき、英語レッスンは必須ではありません。必須なのは自習効率を最大化するサポート。
このように、「生徒の英語力を伸ばす」ことにフォーカスした結果、余計なコストをかける必要がなくなり、リーズナブルな料金を実現できているのです。
STRAILの特徴
コンサルタントは「英語のお医者さん」
先ほど解説したように、効率的に英語力を伸ばすためには、的確な「課題発見」が欠かせません。
STRAILでは英語を教えるプロが、あなたの英語の「課題発見」をしてくれます。
「課題発見」のすごさは、言葉で表現するのが難しく、体験してみないとわかりません。まさに「目から鱗が落ちる」体験。
あえて表現すると、STRAILのコンサルタントは「英語のお医者さん」。
体調がすぐれないとき、病院に行きますよね?
病院に行くと、検査や問診を受けます。お医者さんは、あなたの体調がすぐれない原因を特定してくれます。そして、病気を治すための薬を処方してくれます。
STRAILのコンサルタントも同じです。
あなた自身が、「なんとなく英語リスニングが苦手」「英語がうまく話せない」と漠然と感じていたとします。
コンサルタントは専門力を発揮して、「なぜ英語リスニングが苦手なのか?」「なぜ英語を話せないのか?」原因を特定してくれます。
さらに、特定した原因を治すために効果的なトレーニングを教えてくれます。あとは、このトレーニングを自習でやるだけ。
このように、コンサルタントはあなたの「英語のお医者さん」として、英語力を伸ばす方法を教えてくれます。
少ない勉強時間で英語力を伸ばせる|1日の学習は1~1.5時間
最近、2~3ヵ月で英語力を伸ばす英語コーチングスクールが増えています。先ほど紹介したプログリット、ライザップイングリッシュなどです。
筆者自身、9社の英語コーチングスクールを体験しましたが、ほとんどのスクールで「毎日3時間は英語の勉強をしてください」と言われました。
しかしSTRAILでは「勉強時間の目安は1日1~1.5時間くらいですね」と言われました。
なぜ、このような差が生まれるのか?
それは、STRAILでは英語の学習効率が高いからです。つまり、少ない勉強時間で、同じだけ英語力を伸ばせるということ。
的確に課題発見をしてくれるから、無駄な勉強をやらなくても英語力が伸びるのです。
行動科学で自習をサポート|気合や根性に頼らない
「英語の自習がメイン」と聞くと、「一人で英語勉強を続けられるかな・・・」と不安になる人も多いかもしれません。
心配いりません。
なぜなら、STRAILは行動科学と呼ばれる学問分野の知見を取り入れているからです。
行動科学とは「人の心理を利用して、ものごとを習慣化する科学的なスキル」です。禁煙やダイエットなど、挫折しやすい習慣に応用されています。
英語学習も挫折する人が多く、習慣化が難しい。しかし、行動科学をつかってコンサルタントがサポートしてくれるため、気合や根性に頼らずに学習を継続できます。
実際、「続ける技術(フォレスト出版)」の著者 石田淳氏が監修しています。
(ご参考) 「まんがで身につく続ける技術」のレビュー記事↓↓↓
忙しい人でも通いやすい
ENGLISH COMPANYは週に2回のトレーニングとコンサルティングがあります。しかし、忙しい人が週に2回スクールに行くのは簡単ではありません。
実際、私も英語スクールを検討していたとき、仕事が忙しかったため、毎週2回スクールに通うことはできないと思いました。
それに対し、STRAILは週1回60分だけスクールに通えばOKです。
どんなに忙しい人でも、週1回60分なら捻出できます。
レッスンがないからこそ、地方住まいの人も受講しやすい|オンラインとの相性
地方住まいで、英語スクール選びに困るのは、近くに校舎がないということ。
最近は、英語コーチングスクール各社もスクールの数を増やしています。しかし、まだ東京、大阪、名古屋など大都市にしか校舎がありません。
地方に住んでいてスクールに通うのが難しい人のために、STRAILにはオンラインコースがあります。
英語レッスンがある場合、オンラインだとやりづらいケースもあると思います。しかし、STRAILは自習がメインなので、オンラインとの相性が高いです。
実際にコンサルタントの方に直接お話を伺ったところ、対面コースとオンラインコースにほとんど差がないとのこと。
オンラインコースの生徒も、対面コースと同様に英語力を伸ばしています。
レッスンがなく、コンサルティングと自習中心だからこそ、オンラインでも成果を出せます。
STRAILのメリットとデメリット
ここまでENGLISH COMPANYや他スクールと比較しながら、STRAILの特徴を紹介してきました。
次にメリット、デメリットとオススメな人を解説します。
メリット
- 英語習得のプロのサポートで、最高の効率で英語力を伸ばせる
- 一般的な英語コーチングスクールの半額の料金
- スクールに通うのは週1回60分なので、忙しい人でも通いやすい
- オンラインコースで、地方住まいの方でも受講できる
デメリット
- 英語レッスンがないため、英会話を実践する機会は自分で作る必要がある
どんな人にオススメ?
- 気合や根性で勉強したくない人
- 週2回スクールに通えない人
- 費用を安く抑えたい人
- 地方住まいで、近くに英語コーチングスクールがない人
まとめ|まずは無料説明会に参加してみよう
STRAILでは、コンサルタントが提案してくれるトレーニングの自習を続ければ、ENGLISH COMPANY同様に2~3ヵ月で大きく英語力を伸ばせます。また、プログラムには行動科学のエッセンスが盛り込まれているため、自習を継続しやすい仕組み。
また英語学習に終わりはないので、STRAILで身につける自習のやり方は、一生モノになります。
もちろんENGLISH COMPANYは素晴らしいスクールです。
しかし、
- 人気が出すぎて、体験レッスンも1ヵ月待ち
- 受講開始までに、さらに2ヵ月待ち
という状況。
さすがに、この状況ですと「英語をはじめよう!」と思っても、モチベーションが続かないでしょう。
STRAILは、今のところ予約が取りやすい状況です。
しかし、知名度が上がるとENGLISH COMPANY同様に予約が取れなくなる可能性が非常に高い。
少しでも気になるなら、今のうちに無料説明会を受けておくことをオススメします。
無料説明会では、速読Readingと呼ばれるトレーニングを体験できます。筆者も体験しましたが、「いままでの英語学習は何だったの?」というくらい効果を実感できると思います。
速読Readingを体験するだけでも、無料説明会に行く価値があります。
説明会に参加したからといって、無理な勧誘をされることはないので安心です。
↓↓↓STRAILの取材記事です。STRAIL設立の想いや特徴をお話いただきました。
↓↓↓ENGLISH COMPANYの体験記事はこちら