【簡単!】英語で言いたいことが言えない?3つの理由と具体的な4つの練習法

「英語の会議で、とっさに言葉が出てこず沈黙してしまった」

「言いたいことは色々あったのに、英会話で話せず悔しい思いをした」

あなたは、こんな経験がありませんか?

 

実は、一口に「英語で言いたいことが言えない」といっても、その裏には3つの原因があります。自分がどの原因でつまずいているかを把握して、適切な練習法を実践すれば、最短で英語が話せるようになります。

反対につまずいている原因を把握せず、やみくもに勉強しても、いつまで経っても英語で言いたいことが言えるようになりません。

 

この記事では、英語で言いたいことが言えない3つの原因と、最適な練習法について解説します。

私がビジネス英語コーチとしてサポートする中、英語が話せない原因を把握せず、やみくもに勉強して、英語が話せるようにならずに悩んでいる人を見てきました。あなたには、このような惨めな気持ちを味わってほしくないと思い、この記事を書きました。

英語で言いたいことが言えない3つの理由

英語を話す3つのステップ

「英語を話す」には、以下の3つのステップがあります。

3つのステップ
1. 概念化
2. 言語化
3. 音声化(調音)

以下で、3つのステップについて解説します。

概念化

概念化とは、言いたいことをまとめるステップです。頭の中で、「●●について話そう」と考えるプロセスです。

たとえば、英語の会議に参加したとき、頭の中で自分の意見をまとめますよね?

これが「概念化」のプロセスです。ネイティブない日本人は、大抵の場合、日本語で概念化をしています。

 

言語化

言語化とは、言いたいことを言葉にするプロセスです。

会議で同僚の話を聞いているとき、「その意見に反対だな」と思ったとします(概念化のプロセス)。それを、以下のような英語の文章にするのが「言語化」です。

 

“I’m sorry but, I have a different opinion.”
(すみませんが、私の意見は違います。)

 

音声化(調音)

最後のステップは「音声化(調音)」です。

頭の中で思いついた英語の文章を、実際に口に出して発声するプロセスです。

どこで自分がつまずいているかを把握する

英語で言いたいことが言えない人は、上記の3ステップのどこかに課題があります。英語が話せるようになるためには、どこで自分がつまずいているかを把握することが重要です。

なぜなら、つまずいている所を改善しないといつまで経っても話せるようにならないからです。反対に、つまずいている所を改善できれば、言いたいことが言えるようになります。

 

ホースに流れる水を想像してみてください。

ホースに「詰まり」があると、そこで水の流れが弱まってしまいます。言い換えると、「詰まり」があるせいで、少ししか水が流れない。

この詰まりがある箇所をボトルネックと呼びます。もし、ボトルネックを解消できれば、一気に水が流れだします。

 

英会話も同じです。あなたが言いたいことが言えない原因、つまりボトルネックを特定して解消できれば、一気に英会話力を伸ばせます。

だからこそ、3つのステップのどこでつまずいているかを把握するのが非常に重要なのです。

 

以下では概念化、言語化、音声化の各ステップでつまずく原因と対策を解説します。

「概念化」でつまずくケースと練習法

症状

以下の症状に当てはまる場合は、概念化でつまずいている可能性が高いです。

 

  • 何か言いたいが、まとまらなくてモヤモヤする。
  • 日本語でも言いたいことをスパっと言えない。

 

つまり、言いたいことがまとまっていない状態です。

 

原因

概念化でつまずく原因には、以下の可能性が考えられます。

英語の「型」が身についていない

日本語は最初に背景や理由を説明し、最後に結論を述べるのが一般的です。「起承転結」は、その代表例です。

一方、英語は最初に結論を述べ、そのあとに理由は根拠を示す話し方をします。

 

たとえば、会議で反対意見を述べるとき。以下のように結論を示してから理由を述べます。

“I have a different opinion, because~~.”
(私は違う意見です(反対です)、なぜなら~~。)

 

このように、結論を先に述べる英語の型を「結論ファースト」と呼ぶこともあります。

 

文学者の故・外山滋比古氏は日本語の「型」と、英語の「型」の違いを次のように表現しています。

「日本語は△、英語は▽。」

日本語は結論が最後に来るのに対し、英語は最初に結論が来る様子を表しています。

 

 

結論ファーストを拡張したフレームワークに「テンプレップ(TNPREP)の法則」があります。以下の頭文字をとったもので、テンプレップにしたがうとロジカルに話すことができるようになります。

 

テンプレップの法則
T:Theme(お題) 最初に話すテーマをつたえる
N:Number(数) 次に、言いたいことの数を伝える
P:Point(結論) それから、結論を先に言う
R:Reason(理由) その後で、結論が正しいと言える理由と、
E:Example(具体例) 具体例を伝え
P:Point(結論) 最後に結論・要点を繰り返し伝える

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

 

そもそも考えがまとまっていない

そもそも、日本語でも言いたいことがまとまっていないケースがあります。日本語で話すと、いろいろと言葉は出てくるけれど、結局何が言いたいのか分からない状態です。

このような場合は、まず日本語の箇条書きで言いたいことを書き出してみることをオススメします。その上で、書き出したものの中から「結論」と「理由」を見つけ、英語の「型」で文章を作ってみましょう。

 

練習法

概念化を鍛えるには、「結論ファースト」や「テンプレップ(TNPREP)の法則」を身体に覚えこませるのが近道です。なぜなら、「結論ファースト」や「テンプレップ」を知っているだけで実践しないと、言いたいことをまとめられないからです。

まずは日本語で良いので、仕事で報告をする際に「結論ファースト」や「テンプレップ」を意識して使うようにしてみましょう。

 

「英語で練習をしたい!」という方は、オンライン英会話を活用することをオススメします。注意するのは、スクールのプログラムに沿ってレッスンを受けるのではなく、自分でテーマを決めて端的に話す練習をするのに特化することです。受け身でレッスンを受けるだけでは、概念化の練習にならないからです。

 

たとえばDMM英会話の「テーマ別会話」は概念化を鍛える練習になります。テーマ別会話とは、トピックに対して意見を述べる練習です。たとえば以下のような題材です。

 

「ソーシャルメディアに年齢制限を設けることにあなたは賛成ですか? 反対ですか?」

 

 

このようなお題に対して、「結論ファースト」や「テンプレップ」を使って自分の意見を言う練習をすると概念化スキルが鍛えられます。

DMM英会話の公式HPはこちら

「言語化」でつまずくケースと練習法

症状

言語化でつまずく人の症状は、3つあります。

  1. 複雑な日本語を、英語にしようとしている
  2. 考えた日本語を、どう英語にしてよいか分からない
  3. 英語を聞けばわかる、読めばわかるのに話せない

 

原因

複雑な日本語を、英語にしようとしている場合

複雑なことを言おうとすると、考えがまとまりづらくなります。ポイントは、日本語を「小学生でもわかるレベル」の文章に置き換えることです。

 

たとえば、ブレーンストーミング(アイディア出しをする会議)の冒頭で次のように言いたいとします。

「今日は既存の枠を破って考えてほしいと思います。」

これを英訳すると次のようになります。
“What I want to accomplish today is to make you think outside the box.”

 

英語が堪能でないと、このように言うのは難しいでしょう。

 

その代わりに、簡単な日本語に置き換えてみます。

「今日は自由に考えてみてください。」

 

これを英訳すると次のようになります。

“Today, I want you to think freely.”

 

小学生でもわかる日本語にすると、英語化しやすくなります。

 

考えた日本語を、どう英語にしてよいか分からない場合

英単語や文法の知識が不足しています。以下の本などを使って、基礎的な単語帳や文法を勉強しなおすことをオススメします。

 


中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

 


DUO 3.0

 

もちろん、「考えた日本語」は小学生でもわかる言葉にするのが前提です(小学生でもわかる言葉にできていない場合は、概念化に問題があります)。

 

 

英語を聞けばわかる、読めばわかるのに話せない場合

日本語→英語の回路がつながっていない可能性が高いです。英単語や文法の持っている知識を使えないということです。「TOEICのスコアが高いのに話せない」という人は、このケースに当てはまります。

 

練習法

日本語→英語の回路をつなげるための練習法を紹介します。最も短期間で効果があるのは、「瞬間英作文トレーニング」です。瞬間英作文とは、日本語の文章を見て瞬時に英訳するトレーニングです。

具体的には下の図に示す5つのステップで行います。

 

瞬間英作文5つのステップ
  1. 左ページの日本語を見て英文を暗唱する
  2. 英文を見て、文法と単語をチェック
  3. 英文を見ながら3回音読する(1文ずつ)
  4. 日本語を見ながら、英文を3回暗唱する(1文ずつ)
  5. 1ページ(10文)終わったら、日本語を見ながら通して10文を一つずつ英語で暗唱する

    この練習を繰り返すことで、日本語→英語の回路がつながるようになり、既に持っている英単語や文法の知識を使いこなせるようになります。

     

    瞬間英作文トレーニングの効果と、詳しいやり方は以下の記事にまとめました。参考にしてみてください。

    ⇒ご参考:瞬間英作文の効果的なやり方のコツ|独学で続かない理由とプログリットで続けた結果

     

    また、瞬間英作文はスマホアプリもあります。アプリの使用感やメリットをまとめたので、気になる方は読んでみてください。

    ⇒リンク:英語学習アプリ「瞬間英作文」を使って感じた3つの長所~TOEIC900が解説~

    「音声化(調音)」でつまずくケースと練習法

    症状

    言いたいことを英語で頭に書き出せるけれど、話が相手に伝わらないケースは、音声化(調音)に課題があります。

     

    原因

    発音が英語らしくない

    英語ネイティブは、教科書通りに発音していません。言いやすいように省エネをしているからです。

    日本語で、「水族館」と言うとき「すいぞっかん」と発音します。本来であれば「すいぞくかん」ですので、「く」が省略されて「っ」となっています。

     

    英語も同様です。アナ雪の主題歌“Let it go.”「レット・イット・ゴー」ではなく、「レリゴー」となります。

    このように英語には特有の音声変化があります。そして、この音声変化に沿って発音をしないと、英語らしくきこえず相手に伝わらなくなってしまいます。

     

    リズムやイントネーションが英語らしくない

    一つ一つの発音だけでなく、文章全体のリズムやイントネーションが英語らしくないケースもあります。

     

    たとえば、次の文章。

    “I’ve some money in my pocket."
    (ポケットにお金を持っています。)

     

    この文章を、「アイブ サム マニー イン マイ ポケット」と、単調に区切って言うと、英語らしく聞こえず、相手に通じないこともあります。

    これを、「アイブサムマーニ インマイパーカットゥ」のように、ひとかたまりの部分を続けて言い、moneyとpocketの母音を強く長く言うだけで、英語らしく聞こえるようになります。

     

    このように、リズムやイントネーションが英語らしくないと、話した英語が相手に伝わりません。

    英語のリズムやイントネーションの重要性は、以下の記事に詳しく解説したので、読んでみてください。

    英語はリズムが大事!カタコトでもネイティブに伝わる5つのコツ

     

    練習法

    音声化スキルを鍛える練習法でオススメなのは以下の2つです。

    1. 英語の音声変化を身につける
    2. シャドーイングをする

     

    英語の音声変化を身につける

    英語の音声変化にはルールがあります。このルールを身につけると、発音が良くなり相手に伝わりやすくなります。英語の音声変化には様々なパターンがありますが、5つにまとめることができます。

     

    英語の5つの音声変化について、専門家にインタビューした内容を以下の記事にまとめたので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

     

    ⇒ご参考:「英語の5つの音声変化」を知るだけでは意味がない理由とは?【著者インタビュー】

     

    シャドーイングをする

    シャドーイングとは英語の音声を聞きながら、あとに続いて影(シャドー)のように発声するトレーニングです。シャドーイングは負荷のかかるトレーニングですが、そのぶん得られる成果は大きいです。リスニング力アップに加え、発音矯正や英語のリズム感の習得ができる最強のトレーニングです。

     

    「何とか英語を話せるけれど、カタカナ英語で相手に通じない……。」

    という人は、シャドーイングをやってみることをオススメします。

     

    シャドーイングの具体的なやり方や、取り組む際のポイントを以下の記事に詳しく解説したので、読んでみて下さい。

    ⇒ご参考:英語シャドーイングの正しいやり方|5つのコツを解説【重要!】

    まとめ|適切な練習をして、英語で言いたいことが言えるようになろう!

    一口に「英語で言いたいことが言えない」といっても、さまざまな原因が考えられます。

    概念化、言語化、音声化 のどこでつまずいているかを把握し、適切なトレーニングを積むことにより、最短で英語が話せるようになります。

     

    英語で言いたいことが言えるようになると、会議で議論ができるようになり、グローバル環境で仕事ができるようになります。そうなると、仕事の幅が広がり収入も増えたりします。

     

    ぜひ、この記事で紹介した練習法を実践してみてください!

     

    もし、あなたが「英語で言いたいことが言えない」原因が分からない場合、記事の下の質問欄からご連絡ください。原因を把握した上で、適切な練習法をお伝えします。

     

    参考文献

     

    外国語を話せるようになるしくみ シャドーイングが言語習得を促進するメカニズム

    シャドーイングと音読の科学

    第二言語習得と英語科教育法

    英語学習2.0

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