ビジネス英語はどの程度のレベル? TOEIC何点? 【具体的に解説】

転職の要件に書いてある「ビジネス英語レベル」はどの程度? TOEICは何点くらい?

実際に英語でビジネスしている人は、どの程度の英語力?

これらの質問にお答えします。

筆者は国内メーカー勤務ですが、海外のパートナー企業と日常的に英語でビジネスをしています。また、転職活動をした経験があり、外資系企業でどの程度の英語力が求められるかも理解しています。

筆者の体験も踏まえ、ビジネス英語のレベルについて具体的に解説します。結論を先に示しますと以下の通り。

結論|ビジネス英語レベル3つの要件
  1. TOEICで最低800点を取れる
  2. 英語でプレゼンテーションができる
  3. 英語でディスカッションができる

詳細に解説していきます。

ビジネス英語レベル3つの要件

外資系企業の採用要件に「ビジネス英語レベル」と書かれているのを目にします。

しかし「ビジネス英語レベル」はあいまいです。具体的にどの程度のレベルか? を詳細に見ていきます。

まず、実際に仕事で英語を使った経験のある日本人ビジネスパーソンを対象に行われた調査結果によると、「仕事で使える英語力」は以下の3つに集約されます(*)。

(*)参考文献;英語学習のメカニズム: 第二言語習得研究にもとづく効果的な勉強法

仕事で使える英語力の要件

要件1|TOEICで最低800点をとれる

要件2|英語でプレゼンテーションができる

要件3|英語でビジネス上の交渉をこなせる

 

実際のビジネスの場面では、交渉よりもディスカッションをする機会が多いです。

そのため、「ビジネス英語力」は以下のようになると考えられます。

 

ビジネス英語レベルの3つの要件

要件1|TOEICで最低800点をとれる

要件2|英語でプレゼンテーションができる

要件3|英語でビジネスの議論をこなせる

 

以下で、さらに詳細を説明していきます。

ビジネス英語のレベル|①TOEICで最低800点取れる

1つ目の要素は、TOEICで最低800点とるレベルの英語力です。

なぜなら、TOEICで800点は英語の基礎力が身についているレベルだからです。

このレベルであれば、英語で書かれた論文やニュース記事を読みこなすことができます。また、Google翻訳を使いながら、英語メールやビジネス文書を書くことができます。

一方、TOEICで800点以下のレベルだと、英文メールを誤解して読み取ってしまったり、文書を正確に書けなかったりします。その結果、仕事に支障をきたします。

 

ここで大事なのは、TOEICの点数や資格の有無ではなく、TOEICで最低800点とれる英語力が身についていることです。なぜなら、資格自体には意味がなく重要なのは英語でビジネスができることだから。

実際、英語で仕事をすることが求められる外資系企業は、英語力の基準としてTOEICで800点を目安にしているようです。

求人票には明記されていないことが多いですが、私が転職エージェント3社の担当者に伺ったところ、3人とも外資系企業で求められるTOEICの目安は800点と言っていました。

このように、TOEICで800点は、英語で仕事をする際の一つの基準となります。

ビジネス英語のレベル|②英語でプレゼンができる

英語で仕事をするには、英語でプレゼンするレベルが求められます。

なぜなら、海外企業と仕事をすると必ずプレゼンをする機会があるからです。

たとえば、海外の企業と協働開発をしている場合。

定期的な進捗報告、プロジェクトの課題の議論するミーティングがあります。日本企業同士で協働開発するケースを思い浮かべてもらえばわかると思います。

このようなミーティングでは、データに基づいて議論をするため、プレゼン形式で報告をすることになります。

 

実際、私が海外企業と協働開発をするときは、毎週のように電話会議で進捗を報告しています。パワーポイントを英語で作成し、英語でプレゼンを行います。

では、英語でプレゼンするレベルとは、具体的にどのようなスキルを指すのでしょうか。

以下の2つのスキルを指します。

スキル1| プレゼンを構成するロジカルシンキング

そもそも、プレゼン内容が支離滅裂だったら、相手に話が伝わらず議論になりません。これは、日本語でプレゼンをする場合と同じです。

そのため、論理的にプレゼンを組み立てるスキルが必要です。

スキル2| 相手に理解してもらえるレベルの発音と流暢さ

相手が理解できるレベルの発音と流暢さも大切です。

「発音はカタカナ英語でよいから、中身が大事」と言われることがあります。たとえば、ノーベル賞受賞者のプレゼンテーションを引き合いに出し、「カタカナ発音でも国際舞台で活躍できる」という人もいます。

たしかにノーベル賞をとれるくらい成果を出していて、世界的に著名であれば、聴衆がぜひとも話を聞きたいと思うため神経を集中させて聞いてくれます。

しかし、私を含めた普通の人のプレゼンであれば、相手はわざわざ理解するのにエネルギーを割いてくれないでしょうそのため、相手に理解してもらえるレベルの発音と流暢さが必要になるのです。

このように英語でプレゼンするスキルは2つあります。

ビジネス英語のレベル|③英語で技術の議論ができる

また、英語でビジネスの議論ができることが必要になります。

より具体的には、専門分野で日本語と同程度の議論をこなせるレベルを差します。

なぜなら、プレゼンをした後で相手から質問が出て、議論をすることになるからです。また、相手のプレゼンに対して、こちらから質問をすることもあります。これも、日本語の議論を思い浮かべればイメージしやすいと思います。

英語で技術の議論をするスキルは、以下2つのスキルに分解できます。

スキル1| 相手の発言を聞き漏らさず理解するリスニング力

議論をする場合、まず相手の発言を理解できなければなりません。

日本人が英語で議論をするときに、相手の英語が理解できずにフリーズして、お互いに顔を見合わせることがあります。このような場合、相手からは、「この人は何も考えていないか、この分野の専門性が低いのだろう」と思われています。

 

実際、筆者も相手の話を聞き取れずに失敗したことがあります。

かつてアメリカの顧客との議論の場で相手から質問された際、相手の発言を聞き取れずにフリーズしてしまったことがあります。

相手から何度か「お前はどう考えているのだ?」と問いかけられているのに、そもそも何のトピックかも理解できていませんでした。そのため、何を話してよいかわからずパニック状態です。

次第に相手がイライラしだして最後には「もういい!」となってしまいました。その結果、相手からの信頼を失ってしまいました。

この経験から、相手の発言を聞き取るリスニング力の重要性を痛感しました。

 

また、「聞き取れなければ質問すればよい」と言う人もいますが、マンツーマンの議論ならともかく、大人数が集まったミーティングの場合、毎回聞き直すのは、ほぼ不可能です。

通常は、相手がネイティブでも日本人が相手の場合、多少ゆっくりと話をしてくれます。最低限、ネイティブがゆっくり目に話をしてくれる話を聞き取れるレベルを目指しましょう。

 

スキル2| 議論に間をあけない瞬発力

次に、議論に間をあけない瞬発力が必要になります。

なぜなら、相手の発言を聞き取れて理解できても、レスポンスが遅すぎると次の話題に移ってしまい、結局発言できなくなってしまうからです。

日本語で議論をしているときに、相手が10秒も20秒も沈黙していたら、「このトピックで話したいことはないのだな」と感じて次の話題に移ると思います。

英語が出てこず沈黙している日本人を見る外国人も、同様に感じています。議論の場では発言しないと、相手から「何も考えていない、意見を持っていない」と捉えられてしまいます。

実際、私も以前は瞬発的に英語が出てきませんでした。日本語なら言いたいことがたくさんあるのに、英語が出てこないため、言いたいことが言えず悔しい思いをしました。

 

したがって、瞬発力も重要です。

このように英語で議論ができないと、相手からは専門性や思考力がないと誤解されてしまいます。たかが英語の問題で専門性を活かせないのは非常にもったいないと思います。

 

自動翻訳ツールはビジネスでは使えない

ビジネスパーソンの中には、「そのうち自動翻訳ツールができるから、英語を話せなくても問題ない」という人もいます。実際、音声を認識して翻訳するデバイスが発売されています。しかし、これらのデバイスは実際の仕事のディスカッションでは使えません。

想像してみればわかると思いますが、議論の最中にデバイスを使っていちいち翻訳をかけていたら、議論のテンポが落ちてしまいます。

お互いが発言するたびに、デバイスを見せていると、特に英語を喋れる相手にとってはストレスフルでしょう。ドラえもんの「ほんやくコンニャク」のように、リアルタイムで、双方向の翻訳ができるツールができるまでは、英語で議論できる力は求められることでしょう。

ビジネス英語レベルに不要なこと

これらの基準は一見すると、ネイティブ並みの英語力がいるのかと思うかもしれませんが、そうではありません。

ビジネス英語レベルで、できなくてもよいことは、

  • パーティーなどでの雑談
  • 映画やドラマを字幕なしで見る

などです。

これらは、ビジネス英語よりも高いレベルです。

ビジネスのプレゼンテーションやディスカッションは、ある程度内容が限られており、話の内容が予測できます。また、その分野の知識も多いため議論を組み立てやすい。

一方で、パーティーの雑談では、予備知識のない話を突然振られます。また、映画やドラマはスラング(方言)などの独特の言い回しが多く、日本人が理解するのは難しいことが多いためです。

まとめ|ビジネス英語のレベルを知り、身に着けよう

この記事では、ビジネス英語のレベルを具体的に解説してきました。

改めてポイントをまとめておきます。

 

ビジネス英語レベル3つの要件

要件1|TOEICで最低800点をとれる

要件2|英語でプレゼンテーションができる

要件3|英語でビジネスの議論をこなせる

 

これらの要件を参考に、ビジネス英語レベルを目指してみて下さい。

 

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