英語の発音記号は覚えるべきか?日本人が苦手な発音記号の覚え方

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「大変そうだけど英語の発音記号って本当に覚えなきゃだめなの......?」

こんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。

 

辞書で英単語を調べると、スペルの横に載っている発音記号。なんだか複雑で難しそうに見えますよね。

「面倒だからできれば覚えたくない......」と思うかもしれませんが、メリットが多いので覚えたほうがいいです!

 

この記事では、発音記号を覚えるメリットや、覚え方のコツを解説します。

慣れてしまえば簡単に読めるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

英語の発音記号とは?

そもそも英語の発音記号とは、どういう存在なのでしょうか?

以下で簡単に説明します。

  1. 発音記号=単語の読み方を示す記号
  2. 英語の発音記号は46種類

 

 

発音記号=単語の読み方を示す記号

英語の発音記号は、単語の読み方を示すために作られました。

日本語のひらがな・カタカナは「ひとつの文字=ひとつの発音」ですが、英語のアルファベットは単語によって読み方が違います。

 

たとえばread「読む」の過去形はreadで、スペルは全く同じですが、読み方は現在形が [ríːd](リード)、過去形は [red](レッド)です。

辞書を引いて発音記号が書かれていなかったら、どう発音していいかわかりませんよね?

読み仮名の役割の発音記号があれば、正しい発音を知ることができます。

 

英語の発音記号は46種類

発音記号にもいくつか種類がありますが、最もよく知られているのが「国際音声記号(IPA)」です。

1888年に制定されて以来、たびたび改訂され、現在の形になりました。

「Jones式」を採用している辞書も多いですが、どちらか選ぶならIPAを学ぶのが無難でしょう。

 

英語に使われている発音記号は、母音22種類、子音24種類の合計46種類。

発音に対応しているので、当然ながら発音の数だけ発音記号があります。

 

「多すぎて覚えられない......」と思うかもしれませんが、46種類は日本語の五十音とほぼ同じ数です。

五十音を読めない大人はいないので、発音記号も誰だって覚えられますよ。

 

発音記号を覚えるメリット

大人になって英語を勉強しなおす場合、「いまさら発音記号を覚えても意味がない」と思うかもしれません。

しかし発音記号を覚えることには大きなメリットがあります。

 

  1. 発音が良くなる
  2. リスニング力が伸びる
  3. 音声がなくても発音がわかる

 

発音が良くなる

発音記号を読めるということは、英語の正しい発音がわかるということ。

日本語にない英語の音を正しく発音するために、発音記号の知識が役立ちます。

 

日本人の発音のクセでよくあるのが「カタカナ読み」です。

発音記号を知らないと、カタカナ表記に頼って「read=リード」のように覚えてしまいます。

しかし本来の「read」の発音はカタカナの「リード」とは全く違うので、そのまま「リード」と読んでもネイティブには通じません。

 

また、「hat(帽子)」のつもりで「ハット」と言ったのに「hut(小屋)」だと思われてしまった......というような失敗にもつながります。

 

一方、発音記号は口や舌の動かし方を含め、英語特有の発音を表すもの。

発音記号だと「hat [hˈæt]」と「hut [hˈʌt]」の「ア」は区別されています。

発音記号を学び、そのとおりに発音すれば、ネイティブと同じ正しい発音ができるのです。

 

リスニング力が伸びる

発音記号がわかると、リスニング力も伸びます。

なぜなら、発音記号を意識することで、英語特有の音を聞き分けられるようになるからです。

 

英単語をカタカナで覚えてしまうと、read と lead の発音の区別がつきません。

カタカナ表記ではどちらも同じ「リード」ですからね。

しかし発音記号では [ríːd]と[líːd]なので、最初の音が全く違うことがわかります。

 

発音記号を学べば、それぞれに対応する正しい音がわかり、カタカナに変換できない音も認識できるようになります。

すると、これまで呪文のようにしか聞こえなかった英語も、クリアに聞き取れるようになっていきます。

 

音声がなくても発音がわかる

「発音記号が読めなくても、音声を聞けば正しい発音がわかる」と思うかもしれません。

ですが、本当に聞いただけで音を認識できますか?

そもそも日本語にない音を聞いて、どんな音か覚えるのは難しいはずです。

 

それに、単語を調べるたびに音声データを再生するのは面倒ではないでしょうか?

私が持っている電子辞書には発音機能がついていますが、再生ボタンを押すのが面倒だったり、外出先で音を出せなかったりして、あまり活用していません。

たまに使っても、機械音声なので「本当に正しい発音なのかな?」と疑ってしまいます。

 

しかし私は発音記号が読めるため、音声に頼らなくても正しい発音がわかります。

単語のすぐそばにある発音記号を一目見れば発音がわかるので、「発音記号を覚えておいてよかった!」と実感しています。

 

日本人が難しいと感じる発音記号の読み方

「発音記号を覚えるべき」と言っても、全てを覚えるのは大変です。まずは、日本人が苦手とするものに絞って覚えるのが現実的です。

発音記号には、[m] や [p] のように、アルファベットと同じ見た目のものも多いです。

見た目だけでなく、発音も [m] は「ム」、[p] は「プ」のようにローマ字読みに近く、特に勉強しなくてもか簡単に読めます。

 

しかし、日本語の発音ともアルファベット表記とも全く違う発音記号もあります。

これから紹介する「日本人が難しいと感じる発音記号」をしっかり押さえておきましょう。

 

  1. [ɑ] [ʌ] [æ] [ə] [ər]:さまざまな「ア」
  2. [θ] [ð]:日本語にない「th」
  3. [θ] [ð]:日本語にない「th」
  4. [r] [l]:区別が難しい「ラリルレロ」

 

[ɑ] [ʌ] [æ] [ə] [ər]:さまざまな「ア」

この5種類は、カタカナ表記だと全て「ア」(単語によっては「オ」)になりますが、どれも日本語の「ア」とは違う音です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると全く別の音だということがわかります。

これらを聞き分けられるようになれば、リスニングがとても楽になりますよ。

 

「発音の仕方」を元に、実際に発音してみてくださいね。

 

発音記号発音の仕方単語
[ɑ]「オ」のように口を縦に開いて「ア」mom [mɑm]
[ʌ]口を軽く開けて喉の奥で「ア」sun [sʌn]
[æ]「ア」の口で「エ」apple [æpəl]
[ə]力を抜いて弱く「ア」at [ət]
[ər]舌を丸めて弱く長めに「アァ」hear [híər]

 

[θ] [ð]:日本語にない「th」

「th」は日本人にとって難しい発音の代表。

カタカナでは「サ(ザ)」や「ス(ズ)」と表記されることが多いですが、発音記号でいうと [θ] または [ð] です。

この2つをマスターすると、一気にネイティブらしいカッコいい発音ができるようになります。

 

発音記号発音の仕方単語
[θ]舌先を前歯で軽く挟み息を吐くthin [θɪn]
[ð]舌先を前歯で軽く挟み「ズ」this [ðɪ́s]

 

 

[r] [l]:区別が難しい「ラリルレロ」

「read」と「lead」の例のように、「r」と「l」の区別は日本人が苦手とする発音です。

カタカナだと同じ「ラリルレロ」ですが、英語の発音は全く違います。

 

正しく発音しないと、ネイティブに聞き取ってもらえなかったり、間違って伝わってしまったりします。

口、唇、舌の動きに注意しながら、何度も練習してしっかり身に付けましょう。

 

発音記号発音の仕方単語
[r]唇を丸めて軽く「ウ」read [ríːd]
[l]舌先を上前歯の裏に押しつけ喉を鳴らすlead [líːd]

 

 

発音記号の覚え方3つのコツ

私の経験から言うと、辞書を引くたびに発音記号を意識していれば、自然と覚えられます。

単語を調べる時に、意味だけでなく「発音記号も確認する」というひと手間を加えるだけです。

ただしこの方法は時間がかかるので、「手っ取り早く覚えたい!」という人のためにコツを3つ紹介します。

 

  1. 発音記号を見ながら音声を聞く
  2. 自分で発音してみる
  3. 代表的な単語と合わせて覚える

 

発音記号を見ながら音声を聞く

発音記号は、ただ眺めているだけでは覚えられません。

発音記号が読めるようになるまでは、発音記号と正しい発音を結びつける作業が必要です。

なので、発音記号を見ながら音声を聞き、「この発音記号は、こうやって読むんだな」と確認してください。

 

YouTubeなどの動画だと、口の動かし方も確認できます。

 

English Pronunciation Training | Improve Your Accent & Speak Clearly

 

ひとつひとつ確認する作業は面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくると、発音記号を見ただけで音が頭に浮かぶようになりますよ。

 

 

自分で発音してみる

発音記号の読み方を調べていると、「オの口でア」や「舌先を前歯で挟む」などと書いてあったり、口と舌の断面図が出てきたりします。

正直なところ、そういったものを見ても「一体どういう発音のことだろう......」と悩んでしまうのではないでしょうか。

 

そういう時は自分で発音してみましょう。

頭で理解することも重要ですが、体を動かしたほうがすんなり身につくこともあります。

たとえば「オの口でア」は、実際にやってみると「なるほど、日本語のカタカナでは表現できない微妙な音だな」ということがわかりますよ。

鏡を見ながら練習すると、口や舌の動きを意識しやすくてオススメです。

 

代表的な単語と合わせて覚える

ひたすら発音記号だけを覚えようとすると、わかりにくいですし、退屈で挫折しやすいです。

ひととおり発音記号の読み方を確認したら、あとは代表的な単語と合わせて覚えていきましょう。

「[æ] はappleの[æ] 」という感じです。

 

自分がよく使う単語や好きな言葉と結びつけると、より記憶に残りやすいです。

私の場合、ギターが趣味なので「guitar(/ɡɪˈtɑː/)」や、好きな映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の「Caribbean(/kæɹɪˈbiːən/)」などから練習を始めました。

単語と合わせて覚えておけば、他の単語の発音記号を見た時に「あ、gitarのarと同じ発音だ!」のようにピンときます。

 

よくある質問

最後に、発音記号についてよくある質問をまとめました。

 

発音記号の一覧を教えてください

発音記号の一覧については、たとえば以下のWebページを参考にしてみてください。

母音、子音に分けて発音記号の一覧が紹介されています。

発音記号の読み方と覚え方

発音記号とフォニックスのどちらを学ぶのが良いですか?

フォニックスは発音改善に役立ちますが、どちらか一方を学ぶなら発音記号を優先することをオススメします。

というのも、フォニックスには例外が多いからです。

フォニックスはスペルと発音を結びつける方法ですが、あくまで「こういうスペルはこう読むことが多い」というパターンに過ぎません。

初めて見た単語の正確な発音を知るためには、発音記号または音声で確認する必要があります。

 

まとめ

英語ができるようになりたいなら、発音記号は絶対に覚えたほうがいいです。

一生懸命単語の意味を覚えても、正しい発音がわからないと、実際のコミュニケーションで役に立ちません。

 

発音記号を学べば、カタカナ発音から脱却でき、リスニング力もスピーキング力も上がります。

この記事で紹介したコツを押さえて学習すれば、すぐに慣れて、英語を読むのがグッと楽になりますよ。

 

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