音読しても英語力が伸びないあなたへ|効果的な3つのやり方

「PR」

音読をやってるけど英語力が伸びない......。音読って効果ないのかな?

このように思ったことはありませんか?

音読をしているのに英語力が伸びない人は、もしかしたらやり方を間違えているのかもしれません。

しかし音読は、正しい方法で続ければ英語の4技能全てに効果がある素晴らしい学習法なので、やめてしまってはもったいないです。

 

この記事では、「なぜ音読しても英語力が伸びないんだろう?」という疑問を解消したうえで、「どうやったら効果的な音読ができるのか」を解説していきます。

おすすめの教材も紹介しているので、英語の基礎体力をつけたい人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

 

音読をやっても英語力が伸びない理由

せっかく音読に取り組んでいるのに効果を感じられないと、やる気がなくなってしまいますよね。

まず、音読をやっても英語力が伸びない理由を確認しておきましょう。

あなたは次の項目に当てはまっていませんか?

  1. 教材が自分のレベルに合っていない
  2. 音読回数が足りない
  3. フィードバックを受けていない

心当たりがある人は、やり方を改善する必要があります。

 

教材が自分のレベルに合っていない

リーディングやリスニングでは、「自分の英語レベルより少し難しい教材」が良いと言われています。

しかし音読にちょうどいいのは「自分の英語レベルよりも少し簡単な教材」です。

 

なぜなら、音読はあくまでも「声に出して読むこと」がメインだから。

レベルの高い教材を選んでしまうと、知らない単語でつっかえたり、文の区切りを間違えて変なイントネーションになったりして、音読に集中できません。

目安としては、一度黙読して、9割〜10割理解できる内容のものが適切です。

 

また、2〜3回音読してもスラスラ読めない場合、教材が難しすぎる可能性があるので、少しレベルを落としてチャレンジするのがおすすめです。

 

音読回数が足りない

「気が向いた時、たまたま見かけた英文を一度音読して終わり」。

こんな音読をしていませんか?

 

全くの無意味とまでは言いませんが、これだけでは実感できるほどの効果は得られません。

音読には繰り返しと継続が重要であり、初見の英文をたまに音読するくらいでは足りないのです。

 

何度も同じ文章を読み続けることによって、口の筋肉が鍛えられ、だんだんうまく読めるようになります。

同時に、英語の音や語句が脳に定着していきます。

 

ひとつの英文を1日5回、1週間続けて読めば、意味を考えながらでもスラスラ読めるようになるはず。

音読は気まぐれでやるのではなく、コツコツと積み重ねましょう。

 

フィードバックを受けていない

いくら一生懸命音読をしても、発音やアクセントが間違っていては意味がありません。

自己流で続けてしまうと、間違ったまま定着してしまうおそれがあります。

 

理想をいえば、オンライン英会話などを活用し、定期的にネイティブにフィードバックをもらうのがおすすめです。

それが難しい場合は、自分の声を録音し、お手本となるネイティブの音声と聞き比べてみてください。

 

私もスマホのレコーダーを使ってトレーニングしていますが、「音読中はネイティブのように読めているつもりだったのに、録音を聞いてみたら日本語なまりだった」ということがよくあります。

自分が発音する英語を客観的に聞いて、ネイティブの発音とどこが違うのか分析することで、少しずつ改善していくことができますよ。

 

英語音読の効果

音読は英語力を総合的に底上げできる学習法です。

筋トレも「効果を意識すると筋肉を鍛えやすくなる」と言いますが、音読も具体的な効果を知ることで、英語力アップの効果が上がります。

 

  1. 発音が良くなる
  2. 語彙が増える
  3. 4技能全てが上達する

 

発音が良くなる

最も実感しやすい効果は、発音が良くなることです。

音読でネイティブの発音をマネすることで、正しい発音、アクセント、イントネーションが身につきます。

特に、きちんとネイティブのフィードバックを受けていれば、発音は見違えるように上達するでしょう。

また、音読を続けると口周りの筋肉が鍛えられるので、はじめは難しく感じていた発音も、だんだんスムーズに発音できるようになります。

 

語彙が増える

音読を続けると、自然に語彙が増えていきます。

英文を繰り返し読むことで、英語らしい言い回しが脳に蓄積されていくからです。

 

音読中に出会った単語については、正しい発音はもちろん、「どういう時にどういう文脈で使われるのか?」を合わせて理解できます。

このように実際に文章の中で使われている単語に触れると、機械的に単語を暗記するより印象に残りやすく、忘れにくくなります。

 

4技能全てが上達する

最終的には、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4技能全ての上達が期待できます。

わかりやすいのはリスニングとスピーキングですね。

お手本の音声と自分の声を聞くことでリスニング力が上がり、英語をたくさん話すことでスピーキング力が向上します。

 

では、リーディングとライティングはどうでしょうか?

まず、単純に、語彙が増えればどちらも上達しますよね。

 

また、特にリーディングについては、音読によって読解スピードが上がると言われています。

なぜなら音読を繰り返すことで、脳が「英語を英語のまま理解するモード」に入ってくれるから。

頭の中でいちいち「英語→日本語」に翻訳することが少なくなるので、英文の理解が速くなるのです。

 

このように音読は4技能全てを伸ばす効果があるので、ぜひ続けてくださいね。

 

正しい英語の音読のやり方

音読はとても効果の高い学習法ですが、やり方を間違えると、いくら続けても英語力が伸びません。

ここであなたに質問です。

 

あなたは音読をする時、次の点を意識できていますか?

  • 「本物の発音」をよく聞く
  • 英文の内容を理解する
  • 1日10分以上、毎日続ける

ひとつずつ解説するので、これを機に自分の音読方法を見直してみてください。

 

「本物の発音」をよく聞く

自己流で読んでいるだけではトレーニングになりません。

間違った発音やイントネーションが定着してしまい、むしろ逆効果です。

 

音読をする時は、ネイティブによる本物の発音をお手本とし、よく聞いてマネしましょう。

個々の単語の発音だけではなく、区切るタイミングや文全体のイントネーションにも注目してみてくださいね。

 

英文の内容を理解する

よく聞いて音だけマネすればいいかというと、それだけではありません。

英文の意味を理解していないと、いくら音読しても語彙が増えないので、効果が半減してしまいます。

 

黙読しても意味がわからない部分があったら、理解できるまで調べましょう。

単語はともかく、文法の理解には少し時間がかかるかもしれません。

 

参考書やネット検索で70%程度理解できたら、あとは「こういう使い方をするものなんだ」と思って音読を繰り返せばOKです。

その時は完璧にわからなくても、何度か同じ文法事項に出会えば、だんだんと理解が深まっていきますよ。

 

1日10分以上、毎日続ける

音読は最低でも1日10分、毎日コツコツと続けることが重要です。

できれば毎日30分程やると、早めに効果を実感できるでしょう。

 

音読は筋トレと違って、やりすぎて体を痛めるということはありません。

やり方さえ間違えなければ、やればやるほど効果が出ます。

 

同じ英文を繰り返し音読し、暗唱するくらいになれば、出てくるフレーズを実際の会話でも使えるようになります。

半分以上暗唱したら、別の英文に移るようにすると、飽きにくいのでおすすめです。

 

音読におすすめの教材

 

「音読に取り組みたいけど、何を読めばいいんだろう?」と悩んでいる人もいると思います。

ここからはおすすめの教材を3つ紹介します。

 

  1. 『なりきり英語音読』
  2. Read Along
  3. 『名スピーチで英語「速」音読』

 

 

『なりきり英語音読』

暗唱するくらい繰り返すと、音読の効果が高くなります。

せっかく何度も読んで覚えるなら、実際の会話で使えるフレーズだと嬉しいですよね。

 

そこでおすすめなのが『なりきり英会話』。

登場人物になりきって日常会話を音読することで、ネイティブのようなイントネーションやアクセントと同時に、実用的なフレーズも自然と身につきます。

 

なお、著者のYouTube「サマー先生と英会話!」も、基礎から英語を勉強したい人に役立つ動画が多くておすすめです。

 

Read Along

Googleによる子供向けリーディング学習サイト「Read Along」は、大人の英語初心者にもおすすめです。

 

PCマイクに向かって音読をすると、単語ごとに発音をチェックし、間違っている部分はAIアバターが訂正してくれます。

音読スピードも自動測定されますし、教材がレベルごとに分かれているので、英語力が伸びている実感を得られます。

やや上級になると、音読の途中で読解クイズが出されるため、リーディング力アップにも効果的です。

 

『名スピーチで英語「速」音読』

長めの音読をしたい場合は、著名人のスピーチなど、何度も聞いたり読んだりしたくなる文章がおすすめです。

私はスティーブ・ジョブズのスピーチの抜粋を繰り返し音読し、暗唱しました。

本書では、実業家イーロン・マスクやイギリスのエリザベス女王を含む10人の名スピーチを、音読に適した長さに分割し、3種類の音声で読み上げています。

少し難しい英語表現もありますが、日本語訳と語注が掲載されているので、意味を噛みしめながら読んでみることをおすすめします

 

 

よくある質問

最後に、音読についてよくある質問をまとめました。

 

1ヶ月続ければ音読の効果を感じますか?

個人差はありますが、毎日10分以上続ければ、1ヶ月程度で効果を感じられます。

具体的には、「英文をスラスラ読めるようになった」「スピーキングでとっさに使えるフレーズが増えた」といったことを実感する人が多いです。

 

音読をするとつっかえてしまいます

最初はつっかえて当たり前なので、10回は繰り返し練習してみましょう。

読む時はお手本の音声を参考に、意味のまとまりを意識するようにしてください。

それでもスムーズに読めない場合、教材の難易度が高すぎると考えられるので、もう少し簡単で短い英文からチャレンジするのがおすすめです。

 

音読をすると意味が頭に入らないです

音読をしながら意味を理解しようとしていませんか?

事前に黙読で辞書を引きながら内容を理解し、頭に入れたうえで音読に進むとやりやすいですよ。

 

まとめ

音読に即効性はないので、なかなか英語力に変化が見られず、不安になってしまうかもしれません。

ですが、長期的に見れば、正しいやり方で音読を続ければ誰でも必ず英語力が伸びるので、信じて続ける価値はありますよ。

ただし、効果を得るには音読のやり方が重要なので、この記事を参考に正しいやり方を心がけてくださいね。

 

 

 

 

カテゴリー
ビジネスで成果を出せる英語力とは?

あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?

  • TOEICの勉強をしても、ミーティングで外国人の発言を聞き取れず悔しい思いをした......
  • 英会話スクールに通っても、ディスカッションで発言が出せず情けなくなった.....

     

    あなたも薄々気づいているのではないでしょうか。いくら英語ができても、仕事で成果を出したり収入をあげたりできない真実に。

     

    いくらTOEICでハイスコアを取ったり英語が流暢になっても、”ビジネスで成果を出せる”英語力を身につけなければ、あなたの仕事での評価は下がってしまいますし、収入も上がりません

    反対にTOEICの点数が低かったり、英語が流暢でなくても”ビジネスで結果を出せる”英語力があれば、あなたの評価は高りますし、収入も上がります。

     

    もし、あなたが”ビジネスで結果を出せる”英語力を身につけたいと少しでも思うのであれば、「実践で使える英語」に絞って学習するのが近道です。この方法で学ぶと以下のようなメリットが得られます。

     

    メリット
    • 無駄な学習をしないので、最短で”ビジネスで結果を出せる”英語力が身につく。
    • 仕事相手の外国人の考えがわかり、コミュニケーションがスムーズになってストレスが減る。
    • 英語力アップが仕事の成果につながる。

       

      現在7通の無料メール講座を実施中です。今すぐ登録して、無料メール講座で”ビジネスで結果を出せる”英語力を身につけてください。

       

      \仕事で成果が出る英語力を最短で身につける/

      7通の無料メール講座
      おすすめの記事