【社会人必見】英語学習のモチベーションを維持して継続する裏技

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最初はやる気満々で英語学習に取り組んでいたのに、だんだんモチベーションが下がり、結局挫折してしまった......。

こんな経験はありませんか?

私も学生時代は勉強をサボりがちで、たびたび自己嫌悪に陥っていました。

しかしモチベーションの仕組みや活用方法を正しく理解してから、そんな事態は起こらなくなり、コツコツと英語学習を続けられています

 

この記事では、モチベーションが低下する理由や維持する裏技、英語学習を継続する具体的なコツなどを解説します。

これまで何度も挫折したという人も、この記事を読めば、無理なく英語学習を続けられるようになりますよ。

 

英語学習のモチベーションが低下する理由

そもそも、なぜモチベーションが低下してしまうのでしょうか?

まずモチベーションの仕組みを理解しておきましょう。

 

 

モチベーションには2種類ある

モチベーションは大きく2つに分けられます。

「外発的モチベーション」と「内発的モチベーション」です。

 

2つの違いを理解しておくと、モチベーションのコントロールに役立ちます。

 

外発的モチベーションとは、評価や報酬など、外部からもたらされるものに対して生まれるモチベーション。

「TOEICの点数を上げたい」「海外赴任に推薦されたい」などが当てはまります。

 

一方、内発的モチベーションとは、自分の内部から湧き上がるモチベーション。

「新しい知識を得ることが楽しい」「英語の歌や映画を理解したい」といったものです。

 

外発的モチベーション=長続きしない

外発的モチベーションは栄養ドリンクのように、短期間で成果を出したい時に力を発揮します。

「試験までの1ヶ月間頑張る→試験に合格する」など、努力の先に明確な報酬が待っているので、達成するまでの間は多少つらくても頑張れるのです。

 

ところが、いったん報酬を得てしまうと、一気にやる気が消失します。

新たな報酬(目標)を設定すれば再びモチベーションが湧いてきますが、報酬が同じだと回を重ねるごとに飽きていき、最後には何も感じなくなります。

 

つまり外発的モチベーションはあくまで短期的なものであり、長続きはしません。

 

内発的モチベーション=成果が見えにくい

学習継続のカギとなるのは内発的モチベーションです。

自分自身の興味や喜びにつながっているので、簡単にはなくなりません。

 

しかし、内発的モチベーションには落とし穴があります。

それは成果が見えにくいということ。

学習を続けていても自分の成長が実感できず、「続けていても意味ないかも......」という気持ちになってしまうのです。

 

これを防ぐために、外発的モチベーションをうまく取り入れ、達成感を得られる工夫をするのがおすすめです。

 

英語学習のモチベーションを維持する裏技

 

英語学習のモチベーションを維持するためには、まず継続性のある内発的モチベーションを見つけることが重要です。

そのうえで、必要に応じて外発的モチベーションを利用しましょう。

 

 

なりたい自分を深堀りして書き出す

内発的モチベーションを見つけるのは難しそうに見えるかもしれませんが、そんなことはありません。

  • 会社の昇進にTOEICスコアが必要だから勉強している
  • 収入を上げるために、英語力を伸ばしたい

といったように、評価や報酬のために学習をしていると思っている人でも、よくよく考えてみると、「できなかったことが、できるようになるのが楽しい」、「自分に自信を持ちたい」という内発的モチベーションを持っているものです。

 

おすすめは、なりたい自分を深堀りしてノートに書き出してみること。

 

 

言語化すると、今まで気づかなかった深い欲求が見えてきます。

「英語ができるようになりたい」→(なぜ?)→「かっこいいから」→(もう少し具体的に)→「英語を学ぶことで自分の成長を実感できるから

といったように、自分の心に向き合ってじっくり考え、「あなたの内発的モチベーション」を整理してみてください。

 

「なぜ?」や「具体的には?」と質問を繰り返しつつ深掘りするのがポイントです。

 

好きなものと英語学習を結びつける

内発的モチベーションは、簡単に言うと「自分がやりたいからやる」

なので、すでに好きなものと英語学習を結びつけることが有効です。

 

アニメが好きならアニメのセリフを英語で覚える。

サッカーが好きなら海外サッカー選手のインタビューを聞く。

 

このように趣味の一部を英語に切り替えると、「勉強している」という感覚が薄まり、自然とモチベーションが湧いてきます。

 

小さなゴールとごほうびを用意する

内発的モチベーションが下がってきた時は、外発的モチベーションを活用するのがおすすめです。

 

ダイエットに例えてみましょう。

「やせてキレイになったと言われたい」という内発的モチベーションがあったけれど、途中でつらくなった場合、どうしたらいいでしょうか?

ここで「あと1週間運動を続けられたら、何でも食べていいチートデイをつくる」という短期的なゴールを設定すると、これが外発的モチベーションとなってやる気が復活します。

 

英語学習でも「単語を50個覚えたら新しい漫画を読む」など、小さなゴールとごほうびを用意すると、モチベーション低下を防げます。

 

継続に必要なのはモチベーションではなく行動

英語学習を軌道に乗せるために、モチベーションは欠かせません。

しかし、外発的・内発的いずれのモチベーションにも波があり、常に一定に保つことは難しいです。

 

「じゃあ、やっぱり英語学習をコツコツ続けるなんて無理なんじゃないか」と思うかもしれませんが、安心してください。

継続に必要なのはモチベーションではなく、行動です。

 

 

モチベーションがなくても行動すればOK

いくらモチベーションが高くても、行動しなければ英語は上達しません。

反対に、モチベーションがなくても、行動さえすれば英語は上達します。

つまり重要なのはモチベーションではなく行動であり、行動を継続することです。

 

「朝起きて顔を洗う」という行動の前に、「よし!顔を清潔にするために顔を洗うぞ!」といちいちモチベーションを意識するでしょうか?

普通は、ほぼ無意識に洗面所に行き、自動的に顔を洗っていると思います。

 

それでも、モチベーションの有無に関係なく、「顔が清潔になる」という結果は得られます。

 

とはいえ、「行動を続けるのが難しいんだよ......」と感じると思いますので、行動を継続するための考え方とコツを紹介します。

 

モチベーションは第一エンジン

「ではモチベーションは不要なのか?」というと、そんなことはありません。

新しく行動を起こすためには、モチベーションが必要です。

 

今まで顔を洗わなくても支障なく生活できていた人が、いきなり顔を洗えと言われても、「そんなの意味ない」と感じて行動に移せません。

英語も同じで、今まで英語ができなくても生きてこられたのに、理由もなく勉強する気にはなりませんよね。

 

そこで自分にとっての「内発的モチベーション」を明確にして、最初の行動のきっかけをつくってあげるのです。

モチベーションは、行動を軌道に乗せるための第一エンジンのようなものだと考えましょう。

 

行動の継続=習慣化がカギ

モチベーションという第一エンジンを使って行動を軌道に乗せたら、あとは勝手に進んでいくよう第二エンジンに切り替えます。

この第二エンジンが行動の「習慣化」です。

 

自分にとってメリットのある行動は、繰り返しているうちに習慣に変わります。

「顔を洗ったら顔が清潔になった→気持ちがいいから今日も洗おう」という感じです。

1ヶ月も続けていれば、何も考えなくても同じ行動ができるようになります。

 

英語学習を習慣化できたら、もうモチベーションのことは忘れても構いません。

 

英語学習を習慣化するコツ

習慣ができるまでは、どうしても「やらなきゃいけないのはわかってるけど、面倒だな......」という気持ちになってしまいますよね。

しかし、コツを押さえれば意外と簡単に習慣を身につけられます。

具体的な3つのコツを紹介します。

 

 

ハードルを思いきり下げる

少しでも行動に移しやすくするため、英語学習のハードルを思いきり下げておきましょう。

ランニングでも、いきなり「毎朝10km走ろう!」という目標を立てると挫折しがち。

しかし「まずは10分のウォーキングだけ」とハードルを下げれば、無理なく続けられます。

 

英語学習では「1日1単語覚える」や「1分間音読をする」など、短時間でできる簡単なものから始めるのがおすすめです。

一度習慣になれば、それほど苦労せずに学習量を増やしていけます。

 

すでにある習慣とセットにする

新しい習慣を取り入れたい場合、すでにある習慣とセットにして行うと、自然と続けることができます。

 

たとえば、歯磨きの後には口をすすぎますよね。

「歯を磨く→口をすすぐ」という行動がセットで習慣になっているので、口をすすがないと気持ちが悪いと感じるでしょう。

これを利用して、「◯◯したら英語学習をしないと気持ち悪い」と感じる状態をつくってしまえばいいのです。

 

  • 「通勤中は英語のニュースを聞く
  • トイレに英単語リストを貼っておき、行くたびに見る

など、「モチベーションに関わらず必ずやること」に英語学習を組み合わせてみましょう。

 

あらかじめ予定を入れておく

「毎日音読をする」といった目標を決めても、「時間ができたらやろう」と思っていると後回しになってしまいます。

 

たとえばオンラインミーティングの予定が入っていたら、他のことでバタバタしていても、開始時間にはPCの前でスタンバイしますよね。

自分ひとりでやる英語学習であっても、同じように「動かせない予定」にしてしまえばサボりにくくなります。

 

そこで、あらかじめ「月〜金の朝7時〜7時半」のように具体的な予定を立て、時間を確保しておきましょう。

忘れないようにカレンダーやスケジュール帳に書いたり、スマホのアラームをセットしたりしておくのがおすすめです。

 

よくある質問

最後に、よくある質問をまとめました。

 

英語学習のモチベーションに関する論文はありますか?

本記事で紹介した2つのモチベーションについては「Intrinsic and Extrinsic Motivations: Classic Definitions and New Directions」(Richard M. Ryan、2000年)で詳しく解説されています。

 

英語へのモチベーションが下がった時の対処法を教えてください

本当に疲れている時は、どうしてもやる気が出なくなることもあります。

こんな時に大事なのは「ちょっとでもいいから英語に触れ続けること」です。

 

できるだけ学習習慣を壊さないよう、小さなことを続けるのがおすすめです。

  • 洋楽を聞くだけ
  • 単語帳を眺めるだけ

など、無理のない範囲で英語に触れながら、やる気が戻ってくるのを待ちましょう。

 

英語の勉強がしんどいです

それでもしんどい時は、思いきって英語デトックスしてみてください。

2日〜3日と期日を決めて、完全に英語をシャットダウンします。

「やってはいけない」と思うと、逆に英語に触れたい気持ちが湧いてきますよ。

 

まとめ

モチベーションには抽象的なイメージがありますが、実際は仕組みを理解すればある程度コントロールできます。

また、この記事で解説したように、モチベーションがなくても行動の継続は可能なので、モチベーションが下がったからといって焦らなくても大丈夫ですよ。

モチベーションをうまく活用しながら習慣化してしまえば、誰でも無理なく英語学習を続けられます。

 

英語の上達には時間がかかりますが、長期間続けさえすれば必ず成果が出ます。ぜひ習慣を味方にして、英語上級者を目指してみてください。

 

     

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