MBAで学べる4つのこととオススメ本【24科目の全体像を解説】

キャリアアップを目指す人で、MBAを検討される人もいるかと思います。

 

世の中にはMBAに関する情報は多くあります。マーケティング、アカウンティング(会計)、ファイナンス(財務)の科目に関する話などです。このように断片的な情報にあふれているからこそ、結局のところMBAで何を学べるのかがわかりづらくなっているのです。

 

私もMBA入学時は、多くの科目があることに圧倒され、「結局MBAで学べることって何なのだろう?」と漠然とした不安を感じていました。

 

私は2013年にBOND-BBT MBAコースを卒業しています。いまになってMBAで学んだことを振り返ると、MBAで学べることは4つに分類できるのだと気づきました。

 

この記事では、私が受講した24科目を整理して、MBAで学ぶことの全体像をお伝えします。

さらに、MBA科目のおすすめ本を紹介します。MBA卒業後も毎年100冊以上を読む私だからこそ、紹介できる内容です。

 

この記事でわかること
  • MBAで受講した24科目と、学べる4つのこと。

1) ビジネスの前提となる必須スキル

2) ビジネスの基本的な枠組み

3) 視野を広げる

4) ビジネスの作り方、拡げ方~ビジネスの根幹~

  • MBAで学ぶことの全体像を把握し、興味ある内容を学習してみる。
  • MBAで学ぶ科目のおすすめ本

 

下の図は、MBAで学んだ科目を4つの切り口で整理したものです。

以下、詳細に説明していきます。

MBAで学べること1|ビジネスの前提となる必須スキル

1つ目のカテゴリはビジネスの前提となる必須スキルです。このカテゴリでは以下の4つのスキルを学びました。

 

  1. 統計学
  2. ビジネス英語ライティング
  3. プレゼンテーション
  4. ロジカルシンキング

統計学

ビジネスは、データに基づく判断の繰り返しです。

ばらつきのある多数のデータから意味を抽出するためには、統計学の知識が必要となります。

 

たとえば、顧客へのアンケート調査結果、地域ごとの売上高の推移、買収先候補の財務状況、などの分析をする際に統計分析を行います。

統計学と聞くと一見難しそうに感じますが、基本的には四則演算を使います。

 

MBAの統計学では、平均値、標準偏差、回帰分析などを学びました。理系の高校~大学一年生で習うレベルの内容です。文系の学生は苦労しているようでしたが、理系の人は過去に学んだ内容を復習すれば十分です。

 

・MBAでは以下の本を教科書に使いました。


ビジネス統計学【上】
 

 


ビジネス統計学【下】

 

ビジネス英語ライティング

グローバルに仕事をすると、レポートや報告書などのビジネス文書を英語で書くことが求められます。

また、MBA卒業までに英語レポートを何度も書くことになります。

 

ビジネス英語ライティングには「型」があります。この「型」を知らずに文章を書くと、読み手に理解されませんし、そもそも読んでもらえないこともあります。

このように英語ライティングのスキルを身に着けることが重要であるため、MBA入学直後に英語ライティングの基礎を学びました。

 

このときに学んだ内容も踏まえて、英語ライティングの記事を書きました。こちらの記事も参考にしてください。

⇒英語ライティングが上達する7つのコツ

 

プレゼンテーション

海外の顧客へのプレゼン、学会や展示会などで発表をする機会が生じます。

MBAでも、教授や生徒に対してプレゼンをする機会があります。

 

私が卒業したBOND-BBT MBAでは、卒業までに二回、BOND大学があるオーストラリアで一週間のスクーリングをしました。

このときに受講した科目では、教授と生徒の前で英語プレゼンをする機会がありました。

 

ビジネス英語ライティングと同様に、英語プレゼンテーションにも「型」があります。この「型」を知っているか否かでプレゼンの質が全く変わります。

 

このように、ビジネスの場でもMBA受講過程でも英語プレゼンをするため、英語プレゼンのポイントを習いました。

 

MBAで学んだ内容も踏まえて、英語プレゼンのコツを記事にまとめました。英語プレゼンの極意を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

⇒英語プレゼンの極意! 役立つフレーズとスライド例~始め方から最後まで~

ロジカルシンキング

ロジカルシンキング(論理思考)はすべてのビジネスに必須です。

理由は2つあります。

 

1つ目の理由は、論理に基づかない判断を続けていると、ビジネスが立ち行かなくなるからです。

たとえば、以下の重要な判断を思い込みや好き嫌いで決めていたら、会社の業績が悪化するのは想像できるでしょう。

  • 今後、自社のどの分野に重点を置くか
  • どの地域に進出すべきか
  • このプロジェクトを続けるべきか、やめるべきか

 

 

2つ目の理由は、論理は世界の共通言語だからです。

 

社内で仕事を進めるだけならば、「あうんの呼吸」「なんとなく」で進められるかもしれません。しかし、海外企業を含む社外と協働して仕事を進めるときには、そうはいきません。きちんとロジックに基づいて議論をしないと、相手は動いてくれないでしょう。

 

実際、私も海外企業と仕事をするときは、普段以上にロジックに気をつかいます。過去に、論理が甘いままパートナー企業と議論をしてしまい、揉めてしまった苦い経験があるからです。

 

こちらから、相手にテストサンプルの納期の前倒しの依頼をしました。しかし、自社の都合だけで、相手が納得できる論理を準備していませんでした。その結果、当然のように相手は反発し、結局理解を得られませんでした。

私の経験からも、ロジカルシンキングはビジネスに必須のスキルと言えます。

 

・ビジネスの基本、ロジカルシンキングを学べる良書です。

ロジカル・シンキング (Best solution)

 

・こちらも必読書です


改訂3版 グロービスMBAクリティカル・シンキング (グロービスMBAシリーズ)

MBAで学べること2|ビジネスの基本的な枠組み

次はビジネスの基本的な枠組みです。

企業活動は、人、モノ、金、情報で成り立っていると言われます。

MBAでもこれらの扱い方を学びます。

 

  1. モノとサービスの売り方(マーケティング)
  2. お金の話
  3. 人と組織の話
  4. 情報管理の話

 

モノとサービスの売り方(マーケティング)

企業がモノやサービスを売るためにマーケティング活動は必須です。MBAでもマーケティングは重要科目の一つです。私が受講したMBAコースでは、マーケティングだけで三科目ありました。

 

マーケティングと聞くと難しそうですが、「自分がなぜモノやサービスを購入するのか」を考えると理解しやすいです。具体的には、顧客の困りごとを解決するために購入するか、快楽を得るために購入します。

 

MBAのマーケティングでは、4Pなどさまざまなフレームワークが出てきますが、この基本を押さえておくと本質を見失わずにすみます。

 

・私がMBA受講時に読み役に立ったマーケティングの書籍を紹介しておきます。モノを売るのではなく、顧客の課題にフォーカスすることの重要性がわかります。


ドリルを売るには穴を売れ

 

・MBAで使った教科書です。マーケティングの大家コトラーの著書

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

お金の話

ビジネスはお金を抜きに語ることはできません。

私はMBAで4つの科目を取得しました。

経済学

経済学にはマクロ経済学とミクロ経済学があります。MBAでは両者を学びました。大学初等レベルです。

 

マクロ経済学とは国の経済政策に関する学問です。たとえば、GDP、インフレ率、貿易黒字・赤字などを論じる学問です。企業であっても、経済全体の影響を受けるためマクロ経済学の理解が必要となります。

 

一方でミクロ経済学は個人の消費、企業(生産者)の活動を議論する学問です。一番有名なのは、需要と供給の関係です。価格が高いと買い手の需要は減る一方、企業などの供給者は生産量を増やしたくなります。これらの関係性から価格が決まるという仮説です。企業活動に関係するため、ミクロ経済学の基礎を身に着ける必要があります。

このように、MBAではマクロ経済学とミクロ経済学の基礎を学びました。

 

・オーソドックスですが、以下の本で学びました。一見とっつきにくいですが、初心者でも読みやすい内容です。


マンキュー経済学Ⅰ ミクロ編(第3版)


マンキュー経済学II マクロ編(第4版)

財務

財務部門でなくても、企業の管理職になるとトップから「企業価値を上げる行動をすべし」と言われることがあります。

 

そもそも「企業価値とは何か?」を、数字を用いて分析するのが財務(ファイナンス)です。特に、投資やM&Aのときに重要となる概念です。

 

財務(ファイナンス)を学ぶと、さまざまな指標がでてきます。CAPM、ROIC、EBITDAなどです。一見難しそうですが、どれも四則演算だけなので意味さえ理解してしまえば難しくありません。また、財務部門以外の人は、実務で使う機会は少ないです。そのため、細かい指標の取り扱いよりも、どのような指標がなぜ生まれ、どのように使われるか、の大枠を捉えるとよいでしょう。

 

・以下の二冊でMBAの単位も取りました。

道具としてのファイナンス

 


ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~ (光文社新書)

会計

いわゆる簿記に似た内容です。

企業の財務諸表(損益計算書、バランスシート、キャッシュフロー計算書)を読み解き、企業の状態を理解できるようになることが目的です。

会計も細かい指標が多く出てきて混乱する生徒も多くみられました。しかし、本質を理解してしまえばそれほど難しくはありません。

 

・どのMBAの教科書よりもわかりやすく、本質を理解できる本です。この本を読んだのち、MBAの課題に取り組むと一気に理解できるようになりました。会計関連では一押しの本。

増補版 財務3表一体理解法 (朝日新書)

人と組織の話

企業運営をする上で、人と組織をどのように設計、管理するかは重要です。なぜなら、結局のところ価値を生み出すのは企業で働く人の活動によるものだからです。

 

そのため、人と組織の話だけで4科目を受講しました。全部で24科目を受けたので、組織論だけで全体の6分の1です。

これらの科目では普段の仕事に役立つ多くのことを学びました。

 

たとえば、

・チームメンバーのモチベーションを上げるにはどのようにすればよいか

・マネージャー、リーダーの違いと役割は何か

などです。

 

身近なトピックに加えて、以下のように経営者目線で考えるべき内容も学びます。

・組織形態の特徴とメリット、デメリット。ピラミッド型組織、フラット型、アメーバ型、ティール型など。

・社内にどのようなポジションを設置し、どんな権限を与えるべきか

・人の採用はどのように行うべきか

 

人と組織の話は、普段の仕事の悩みにも直結し、MBAで学ぶノウハウを実践することで業務を改善できます。そのため、組織論のクラスはディスカッションが盛り上がっていました。

 

以下の書籍も参考になります。

・組織行動論の教科書で、基礎が網羅されています。

【新版】組織行動のマネジメント―入門から実践へ

 

・学習して進化しないと組織は生き残れません。組織論の定番中の定番。

学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

 

・近年、注目を集めるティール組織。トランスパーソナル心理学をベースにしています。

ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

 

・企業がどのような人材を求めていて、採用面接でどのような質問をすればよいか分かる一冊。

コンピテンシー面接マニュアル

情報管理の話

現代の企業運営は、情報管理を抜きにして語れません。なぜなら、スピーディーに確度の高い意思決定をするには、情報管理が重要だからです。

 

たとえば、

・営業が顧客からヒアリングした情報を社内で共有する仕組みをいかに作るか

・機密情報を社内のどの範囲まで公開するか

・機密情報を守るために、どのようなファイアーウォールを敷くべきか

などです。

一部、組織設計とも絡む内容でした。

MBAで学べること3|視野を広げる

 

視野を広げる観点は2つあります。

  1. 人間力を磨く
  2. 流行りのトピックに触れる

 

人間力を磨く

究極のところ、ビジネスの成果は個人の力に依存します。

 

ベンチャー投資の世界では、

「ダメな人材が優れた戦略を実行するより、優れた人材がダメな戦略を実行する方が成功する」

と言われます。なぜなら、優れた人材は、途中で軌道修正しながら成果を出していくからです。

 

そのためには、人間力を磨くことが必要となります。

このカテゴリには以下3つの科目があります。

 

科目1|交渉術

科目2|異文化マネジメント

科目3|リーダーシップ

 

交渉術

ビジネスの世界で交渉は必須スキルです。

交渉に苦手意識を持つ人もいるかと思います。実際、私も押しが弱い性格のため、交渉は苦手だと思っていました。しかし、交渉はある程度スキルでカバーできます。

MBAでは心理学をベースにした交渉術を学び、ロールプレイングを通じて演習を行いました。

 

以下、交渉術に役立つ書籍です。

 

・MBAの教科書に使われた本です。交渉術の鉄則が書かれています。

ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫)

 

・MBA卒業後に知りましたが、より実践的で素晴らしい本です。絶版で中古品の価格が高くなっていますが、元を取れる内容です。

ウォートン流 人生のすべてにおいてもっとトクをする新しい交渉術

 

・交渉には心理学の知識が有用です。人がなぜ動かされるか? を解説した名著。MBAでも読むように勧められました。

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

異文化マネジメント

異文化マネジメントは、文化の異なる国や地域の同僚や協業先と、仕事を進める上で必須のスキルです。

 

たとえば、アメリカ人と比べ日本人は上下関係を重視します。

このような文化の違いを知らないと、お互いを理解できずにフラストレーションがたまり、チームで仕事をしていても、ぎくしゃくしてしまいます。その結果、仕事の成果も出づらくなります。

 

異文化マネジメントの科目では、以下の内容を学びました。

・世界の国々で、どのような文化の違いがあるのか、フレームワークをもとに学ぶ

・同級生が遭遇したケーススタディを元に、文化の差がどのように影響しているか分析する

グローバルに仕事をする人にとっては、重要なスキルです。

 

今後のビジネスで重要な、異文化マネジメントに関しては以下の記事に詳細をまとめました

⇒異文化理解の重要性 ~グローバルにビジネスをしたい人必見~

 

リーダーシップ

リーダーシップと聞くと、どのような人物を思い浮かべるでしょうか。

スティーブ・ジョブズのようなカリスマ、小泉元首相のようにはっきりモノを言う人。特殊な才能を持つ人だけがリーダーシップを発揮できると思う人もいるのではないでしょうか。実際、私もそうでした。

 

しかし、MBAの科目でリーダーシップにはさまざまな型があることを知りました。

たとえば、ビジョン型リーダー、コーチ型リーダー、強制型リーダー、関係重視型リーダー、民主型リーダー、サーバントリーダーなどです。

 

特に「サーバントリーダー(部下に遣えるリーダー)」の概念は衝撃的です。メンバーが主体的に行動し結果を出せるように、リーダーが支援するスタイルです。通常、リーダーは先頭に立つのと考えますが、サーバントリーダーの場合は主従が逆転しています。

この概念を学んだとき、「これなら私にもリーダーが務まるかもしれない」と思えるようになりました。

 

会社内でポジションが上がった際、「サーバントリーダー」で学んだ要素を取り入れてメンバーに接するように心がけました。もちろん、最初から完璧にこなすことはできませんが、自分にあったリーダーシップのスタイルを見つけられたのは、卒業後の仕事に大きく影響を与えました。

リーダーシップについて知り、実践するには以下の書籍が有用です。

 

・リーダーシップに関する研究をもとに、成果を挙げるリーダー像と一般に信じられているリーダー像の違いをクリアにしています。リーダーシップはサイエンスでありアート。誰にでも宿るものとの考えです。

リーダーシップの真実―どんな時代でも人々がリーダーに求めていること

 

・私が衝撃を受けたサーバントリーダーシップに関する本

サーバント・リーダー 「権力」ではない。「権威」を求めよ

 

・マネジメントとリーダーシップの本質を学べます

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

 

・これは経営戦略の本でもあり、リーダーシップの本でもあります。本当に偉大な成果をあげたリーダー像が詳細に描かれています。さらに言うと自分の人生を見直すための本でもあります。

ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

流行りのトピックに触れる

流行りのトピックに触れると、視野を広げることに繋がります。なぜなら、世の中でホットな視点を取り入れることができるからです。

私がMBAを受講した際は、「サステナビリティ(持続可能性)」と「イノベーション」がキーワードでした。現在でもこのキーワードは重要です。

サステナビリティ

サステナビリティを一言でまとめると、「企業は利益だけを追求すればよいのではなく、社会や地球環境に配慮した活動をすべき」との概念です。

 

実際、私の勤務先でも地球環境に配慮した商品設計をしていますし、”Sustainability Report”を毎年発行しています。

 

特に、近年はSDGs (Sustainable Development Goals)が注目されています。SDGsとは持続可能な社会を作るための17のゴールで、2016年の国連サミットで2030年を目標に設定されたアジェンダです。

このように、持続可能な社会と企業活動の両立は世界的にホットなトピックです。MBAでも基本的な考え方を学びました。

サステナビリティを議論するため、今後の潮流とビジネスで起きている変化の基礎は身に着けておくべきでしょう。

 

・さまざまな事実、データをもとに2052年の世界の人口動態、食料、気候などを予測した本。1972年に出版された「成長の限界」を受け継ぎ21世紀の未来を予測し、人類がとるべきアクションを考えるよう促す内容です。

2052

 

・世界に何10億人いる「貧困層」の生活の質を向上させつつ、いかに企業が利益を上げるか。寄付は一時しのぎにはなるが、持続的でないため、ビジネスとして回る仕組みを作ることが互いにとって重要。豊富な事例を元に解説した一冊。

ネクスト・マーケット[増補改訂版] ― 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 ウォートン経営戦略シリーズ

 

・サステナビリティに関する議論は、「かわいそう」などの感情論が混じると正しいアクションが取れなくなります。そのため、現在の世界の状態をファクトベースで理解することが非常に大事です。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

イノベーション

イノベーションとは、過去の延長ではない新しい価値を生み出すことにより、社会に変革をもたらすものです。

インターネット、スマートフォンのように技術革新によるものや、配車マッチングアプリで有名なUber(ウーバー)のようなビジネスモデルの革新によるものがイノベーションの事例にあげられます。

 

以前は日本国内の市場全体が伸びていたので、過去の延長で改善を重ねれば売り上げや利益が拡大し続けていました。しかし、社会が成熟し市場が飽和しつつあるため、既存の製品の改良だけでは企業は利益を確保できなくなってきました。

 

アメリカなど海外企業も同様です。そのため、次から次へと消費者にとって価値のある商品やサービスを生み出しています。GAFAと呼ばれるグーグル、アップル、フェイスブック、アップルに加えマイクロソフトは革新的な商品、サービスを打ち出し顧客を抱え込む戦略を取り急成長しました(プラットフォーム戦略)。

 

このような状況で企業が利益を上げ成長するのは簡単ではありません。そのため、イノベーションが求められるのです。

MBAではイノベーションの起源から事例までを学びました。イノベーションは奥深いものですので、講義で習うのはごく一部です。

以下の書籍でイノベーション論の基礎を学べます。

 

・イノベーションを語るのに、クレイトン・クリステンセンは外せません。世界のTop thinkerにも選ばれたイノベーション論の大家。この本を読まずにイノベーションは語れません。

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press

・上記本の続編です。こちらの方が読みやすいかもしれません。

イノベーションへの解 Harvard business school press

MBAで学べること4|ビジネスの作り方、拡げ方~ビジネスの根幹~

 

ビジネスの基本の枠組み、視野を広げる基礎を学びつつ、ビジネスの根幹を学びした。これらの科目には、他の基礎的な科目を学んだ上で取り組みました。

・ビジネスの拡げ方(中~大企業向け)

・ビジネスの作り方(スタートアップ向け)

ビジネスの拡げ方(中~大企業向け)

いわゆる「企業戦略」です。

組織のトップは、社会や経済の情勢、競合の状況、自社のリソースなどを総合的にとらえ、自社がどちらの方向に進むか意思決定をします。MBAを目指す人は管理職、さらには組織のトップを目指す人が多いです。実際に意思決定をする立場になったときに困らないよう、企業戦略を学びます。

 

また、企業戦略を学ぶと視点が上がるため日ごろの仕事も一段上の目線から行えるようになるため、大きな成果を出しやすくなります。

 

MBAではケーススタディを通じて企業戦略を学びます。ケーススタディとは、企業が置かれた状況を踏まえて、あなたが企業トップであったとしたら、どのように考え意思決定するかを学ぶ学習法です。

ケーススタディを行うことにより、企業トップの視点で意思決定する疑似体験を積むことができます。また、繰り返しケーススタディを学習することで、企業が直面する課題のパターンを理解できるようになります。

通常は、過去の事例を元にケーススタディを行います。たとえば、「中古車販売のガリバー戦略についての分析」などです。

 

BOND BBT MBAコースでは、元マッキンゼージャパン社長で世界的なコンサルタントの大前研一学長が、毎週ケーススタディのお題を出しました。現在進行形の「生きた」お題を考えることに意味があるためです。

 

出されたお題は本当に幅広いものでした。大企業の戦略からベンチャー企業の戦略、さらには国家の戦略まで思考を広げました。たとえば、「ソニー」や「キャノン」のような大手企業のCEO、ベンチャー企業のトップ、あるいはタイの元大統領や北朝鮮の首席の立場で考えるケーススタディなどです。

このように広く戦略を考えるトレーニングを積むことで、自社、自部門がとるべき戦略を考え、日ごろの仕事に落とし込む習慣が得られました。このような習慣がつくと、自然とアウトプットの質は高まります。

 

以下の書籍で企業戦略、経営戦略の基礎を学べます。

 

・やや古い本ですが、コンサルタントとして大前研一さんがどのように企業戦略を考えていたかが理解できます。

[新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か

 

・戦略とはストーリー(ものごとの繋がり)と説く一冊。楠木先生の本は本質を突きながらも読みやすいです。

ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books

 

・血みどろのレッドオーシャンから抜け出し、競合のいないブルーオーシャンを作り出そうと説く内容。半ば正しく半ばポジショントーク。ビジネスをしていると一度は「ブルーオーシャン」を聞くことがあるので、一読しておいて損はないです。

[新版]ブルー・オーシャン戦略

ビジネスの作り方(スタートアップ向け)

企業戦略は、どちらかというと中~大企業向けの内容です。

なぜなら、ベンチャーなどスタートアップ企業は不確実性が大きすぎ戦略を定めても、すぐに変更が迫られるからです。

 

ビジネスの作り方の科目では、起業するときのビジネスネタの見つけかたを学びました。

スタートアップと聞くと、Uber(ウーバー)やメルカリなど有名なベンチャー企業をイメージしがちです。しかし実際には、大半のスタートアップ企業は小さく始めて、ビジネスがうまくいくことをテストしてから徐々に拡大させていきます。

 

そのため、壮大なビジョンを元にお金を集めて起業するより、起業家自身が持っている資源を活かす方が成功確率が高まります。これを”Bird in the hand (手持ちの資源を活用する)”の原則と学びました。

 

他にもビジネスシナリオの描き方、資金調達の方法などを学びました。

将来、起業も視野に入れている人には有用な科目です。

 

起業を目指す人は以下の書籍を参考にするとよいでしょう。起業家の知人から勧められた本です。

 

・アメリカでロングセラーになっていて、起業を目指す人で知らない人はいないと言われる本。心構え的な内容ですが、起業を志す人は読んでおくべき。

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

 

・起業して成功するのに、どのくらいの時間をかけ、どのくらいの努力をすべきかリアルな数字が示されています。起業して成功する人の基準を知りたい方にはおすすめの内容。

35歳から「一生、負けない」生き方

 

・タイトルの通り、中小企業が利益を出していくためのルールをランチェスター戦略の視点で書かれています。著者はランチェスター戦略の大家、竹田陽一先生。

【新版】小さな会社★儲けのルール

まとめ|MBAで学べるの全体像を把握し、自分に必要なことを判断する

ここまで、私の経験を踏まえながらMBAで学ぶ内容の全体像を説明してきました。

MBAには多くの時間とお金を投資することになるので、まずはご自身が興味を持った内容を、この記事で紹介した書籍を通じて学んでみるとよいと思います。

 

また、株式会社グロービスが提供するアプリを使って、ビジネスナレッジを学ぶのもよいでしょう。MBA卒業後に、私もコンテンツを視聴しましたが、クオリティも高いものでした。スマホアプリのため、忙しい社会人でも通勤などのスキマ時間でビジネス知識を学べます。

 

7日間の無料体験があるので、気になる方は試してみることをオススメします。

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書籍やアプリで学び、さらに深く学びたいと思うのであれば、MBA入学を検討してみるとよいでしょう。

 

MBAのメリットや、MBAの選び方に関しては、以下の記事も参考にしてみて下さい。

 

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