英語勉強に集中できない!3つの理由と集中力を高めるコツ

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英語の勉強を始めたんだけど、どうも集中力が続かない......。

そんな時もありますよね。

特に自宅で独学をしていると、スマホを見たり、うっかり居眠りしたりと、ついサボってしまいがちです。

 

ただ、勉強する時はしっかり集中しないと頭に入りませんし、英語力も伸びません。

せっかく勉強に時間を割いているのに、ダラダラやっていたら効率が悪くてもったいない

 

そこで今回は、

  • どうして英語の勉強に集中できないのか?
  • どうすれば集中力を高められるのか?

という疑問を解決していきます。

 

なかなか集中できなくて悩んでいる人も、コツさえ押さえれば集中力を高めらます。この記事の内容を、学習効率アップに役立ててくださいね。

 

英語の勉強に集中できない!3つの理由を解説

現状を改善するためには、まず英語の勉強に集中できない理由を把握することが大切です。

あなたが英語の勉強に集中できないのはなぜでしょうか?

よくある理由を紹介していくので、自分に当てはめて考えてみてください。

 

 

 

英語以外に気になることがある

英語以外に気になることがあると、勉強している間もそちらに気を取られてしまいます。

メンタルをコントロールして集中できればいいですが、自分の力ではどうにもならない事もありますよね。

 

どうしても集中できないときは休むのもあり

たとえば、

  • 大事なプレゼンを控えている
  • 大切な人が怪我で入院してしまった

などで「英語の勉強どころではない」という場合です。

 

一時的なことであれば、いったん英語の勉強をお休みしても大丈夫

英語以外の心配事が一段落すれば、英語に集中できるようになります。

 

集中力を乱すものを片付ける

一方、

  • LINEの返信はまだかな
  • お米のストックはあったかな

のように、正直どうでもいいようなことで頭がいっぱいになっているなら要注意です。

 

スマホの電源をオフにしてLINEのことは忘れる。お米のストックはさっさと確認する。

こんな感じで、まずは問題を解決してください。

 

それでも集中力が戻らないなら、そもそも英語に対するモチベーションが足りていない可能性があります。

 

 

目標を決めていない

あなたは、何のために、どれくらい英語を勉強すればいいのかはわかっていますか?

 

目標を決めずになんとなく勉強している場合、なかなか集中することができません。

 

ゴールが見えないと、どうしても、

  • なんで勉強しなきゃいけないんだろう......
  • この努力って意味あるのかな......

などと余計なことを考えてしまうからです。

 

目標がないと力が入らないのは、英語の勉強でなくても同じ。

サッカーだったら「試合に勝ちたい!」と思うからこそ走り込みを頑張れますし、ピアノだったら「この曲を弾けるようになりたい!」と思うからこそ基礎練習を続けられますよね。

 

英語の場合は、

  • 今年中にTOEIC800点を超える
  • 英語の会議でスラスラと意見を述べる

などが考えられます。

 

私は過去に「転職活動を始める前にTOEICで自己ベストを出す」という目標を立てました。

仕事で疲れている時も「目標達成のために少しだけでもやっておこう」と気を引き締めることができたのは、ゴールを明確にしておいたおかげです。

 

具体的な目標があると、やる気が出るだけでなく、逆算して学習スケジュールを立てやすいというメリットもあります。

「とりあえず勉強しているだけ」という人は、ぜひ目標を設定してみてください。

 

スケジュールに無理がある

社会人にありがちな失敗は、無理のあるスケジュールを立ててしまうこと。

英語の勉強を始めたばかりの頃はやる気に満ちあふれているので、つい予定を詰め込んでしまいがちです。

ですが体力にも集中力にも限界があるので、欲張りすぎると結局何も頭に入ってこなくなります。

 

私は残業が多い会社に勤めていた頃、いつも帰宅が深夜になり勉強時間が取れませんでした。

そこで「毎日1時間早起きして、英語をしっかり勉強しよう!」と決めました。

しばらくはそれでうまくいったのですが、睡眠不足で集中力が落ちていき、仕事のミスが増えるように......

もちろん英語も思うように上達しませんでした。

 

このように睡眠不足だったり疲れすぎていたりすると、本来の集中力が発揮できないのです。

効率よく知識を吸収するには、心身ともに健康な状態であることが必須条件。「頑張りたい!」という気持ちは大切ですが、決して無理をしないようにしましょう。

 

ちなみに私の場合、睡眠時間の確保を優先して早起きはあきらめ、通勤時間を活用してアプリを使った勉強に切り替えました。

やり方を工夫すれば、体に負担をかけずに勉強を続けることもできますよ。

 

英語の勉強に集中する|今日からできる3つのコツ

やる気があっても、なかなか集中できないこともありますよね。

スムーズに集中モードに入るためにはどうしたらいいのでしょうか?

今日からすぐに実践できる具体的なコツを3つご紹介します。

 

 

最低学習時間を決めておく

「少なくとも10分は集中する」など、最低学習時間を設定しておくと取り組みやすくなります。

何か気になることがあったとしても、時間が決まっていれば勉強に集中しやすいですよね。

 

たとえば楽しみにしていたドラマがあるとします。

 

ドラマの続きが観たいな。でも勉強しなきゃいけないし......。ああ、早く終わらせてテレビ観たい......。

とダラダラ机に向かっているよりも、

 

よし、30分だけ集中して勉強して、終わったらゆっくりドラマを観よう!

とメリハリをつけたほうが、気持ちの切り替えがうまくいき、勉強も頑張れます。

 

「勉強が終わったらコーヒーを淹れよう」のような感じで、学習時間をクリアした後にちょっとしたごほうびを用意しておくのもおすすめです。

 

注意点として、最低学習時間を長くしすぎると、途中でダラけやすくなります。

そもそも人が続けて集中していられるのは長くて90分。平均して40分程度で途切れてしまうと言われています。

 

東京大学の池谷裕二教授の研究結果によると、60分間連続で勉強するよりも、15分おきに休憩を挟んだほうが効率よく記憶できるそうです。

 

 

とりあえず10分〜30分と短めに設定しておき、クリア後に余力があれば「あと30分!」など延長するといいですよ。

 

 

事前に環境を整えておく

集中力を高めるにあたって、学習環境はとても重要です。

余計なものが目に入ると気が散るので、机はスッキリと片付けておきましょう。

特に、スマホや読みかけの本、仕事関係の資料などは、勉強している間は見えない場所に置いておいてください

 

不要なものを片付けるだけでなく、必要なものを準備しておくのもポイント。

ノートとペン、テキスト、辞書、リスニングの場合はヘッドホンなど、学習に使うものはすぐ手に取れる場所にそろえておきます。

勉強を始めてから「あれ、辞書はどこにあったかな......」などと探し出すと、一気に集中力が途切れてしまうからです。

のどが渇いたり小腹がすいたりしても集中できなくなるので、ドリンクとチョコや飴を用意しておくのもおすすめ。

 

私は朝イチで勉強することが多いので、前日寝る前にデスク周りを整えておきます。

そうすると起きてからスッと勉強を始められるので、脳が元気に働いている感じがして、とても気持ちがいいですよ。

 

思いきって他のことをする

「机に向かっているけど、どうしても集中できない......」という時は、思いきって他のことをしましょう。

「勉強に集中しなきゃ」と思い詰めると、焦って逆に集中できなくなるからです。

 

おすすめはストレッチなどで体を動かすこと。

首を前後左右に倒したり、肩をぐるぐる回したりすると、かたまっていた筋肉がほぐれてリフレッシュできます。

外に出ると気分転換になるので、近所を散歩してもいいですし、ベランダに出て深呼吸するだけでも効果があります。

 

他に私がよくやるのは、コーヒーを飲むことや、料理の下ごしらえをすること。

いったん脳をリセットするためには、英語に関係がなくて、あまり頭を使わずにできるのがいいですね。

疲れている時は5分〜30分くらい、少しだけ仮眠を取ると回復しますよ。

 

ただし「なんとなく勉強を中断する」のはNG。

そうすると無為に過ごしてしまい勉強に戻ってこれなくなります。

 

あくまでも集中力を取り戻すのが目的なので、何をするか決めてから机を離れるようにしましょう。

SNSを見たりゲームをしたりしても構いませんが、「15分したら勉強再開」など時間を区切ってください。

 

英語勉強に集中できない人からの「よくある質問」

最後に、よくある質問に対する回答をまとめました。

 

 

リスニングに集中できず頭に残りません

リスニング中、「気づいたら聞いていなかった......」という経験のある人は多いはず。

原因として、英語力に対してリスニングに使っている教材のレベルが高すぎる可能性があります。

 

知らない単語が多く、音声の大半を聞き取れないので、脳が「言語」ではなく「雑音」として処理してしまうんですね。

意味不明な「雑音」を聞いて集中できないのは当たり前です。

 

英語の基礎力が足りない場合は、リスニング教材の難易度を落とし、「英語を聞く」ことに慣れるところから始めましょう。

 

おすすめのやり方としては、10秒以内で終わるような短文を聞いて、ディクテーション(書き取り)をし、わからない単語を調べることです。

地道な作業ですが、コツコツ続けていけば、少しずつ聞き取りの時間を長くしても集中できるようになりますよ。

⇨ご参考:英語のディクテーションの正しいやり方と3つの学習効果
 

 

 

リスニング中に雑念が湧いて他のことを考えてしまいます

リスニングはどんどん進んでいくため、ぼーっとしていると内容がわからなくなってしまいます。

「あれ?今なんて言ったのかな?」などと考えているうちに置いていかれてしまうので、聞き取れなかったところは諦めて、今聞こえる音声に集中しましょう。

 

リスニングに関係のないことを考えてしまう場合は、できるかぎり内容に興味を持つよう心がけてみてください。

 

  • えっ、それでどうなったの?
  • へ〜、理由はなんだろう?

 

など、フリだけでも相づちを入れてみると、話に参加している気分になれますよ。

 

どうしてもつまらないと感じるなら、自分が好きなジャンルの教材を探してみましょう。

話の続きに興味がわけば、自然と集中して聞けるようになります。

 

英語の長文を読むと途中で飽きて眠くなってしまいます

長文を読む場合も、まずは自分が興味のあるジャンルから取り組むのがおすすめです。

スポーツが好きならスポーツニュース、小説が好きなら英語の小説など、なんでもいいので「もっと知りたい!」と思えるものを探して読みましょう。

量をこなせば「英語で文章を読むこと」に慣れてくるので、あまり知らない分野でも読めるようになってきます。

 

テスト対策などで文章のジャンルを選べない時は、意味のまとまりごとに文章に「/」を書き入れる「スラッシュリーディング(サイトトランスレーション)」を試してみてはいかがでしょうか。

ひたすら文字を目で追うよりも、手を動かしたほうが集中力を保ちやすくなりますよ。

 

⇨ご参考:サイトトランスレーションとは?やり方とオススメ教材を紹介【注意点あり】
 

 

まとめ|集中力を高めるコツを取り入れよう

人間の集中力には限界があるので、ずっと集中していられないからといって落ち込む必要はありません。

とはいえ同じ長さの時間を使うなら、できるかぎり集中してたくさんのことを吸収した方が効率的です。

 

この記事で紹介したコツを使えば、これまでより高い集中力をキープすることができるはずです。

英語の勉強はもちろん、どんなことにでも応用できるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

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