【トライズの本を解説】三木雄信社長「人生最後の英語鬼速やり直し」のレビュー

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トライズ創業者 三木雄信社長が書いた「人生最後の英語鬼速やり直し」。

三木社長自身が、英語ができずに苦労し、1年間でビジネス英語をマスターしたプロセスが紹介されています。

また、三木社長が実践した英語勉強法は、英語コーチングスクール「トライズ」のプログラムの基礎となっています。

  • 1年間でビジネス英語を身につけたい人
  • トライズに興味があり、プログラム内容を知りたい人

は読む価値がある本です。

 

メディア掲載情報

トライズ(TORAIZ)が、英会話完全ガイド2024年版』(晋遊舎)のコーチング型部門で第1位に選出されました。5名の専門家による覆面取材でランキングを選定しているので、やらせが一切なく信頼性が高い調査です。ぜひ、リンク先の記事もチェックしてみてくださいね。

 

三木雄信社長が英語勉強をはじめたきっかけ|ソフトバンクでの体験

孫社長の秘書としてシリコンバレーに

三木社長は元ソフトバンクの秘書室、孫正義社長の秘書を務められた方です。

ソフトバンクに入社して間もない頃、孫社長についてシリコンバレーに出張に行きました。

そこでの仕事は、Yahoo! などIT企業の大物との英語を使っての商談。

三木社長は海外経験もなく、いわゆる日本人の英語レベルだったため、相手が話す内容をほとんど理解できなかったとのこと。また、発言しようとしてもしどろもどろ。

その結果、相手からバカにされ、それを孫社長にフォローしてもらう始末でした。

 

このままではクビになる! と英語学習に本格的に取り組む

ほとんど成果を出せずに終わった最初の海外出張。

このままではクビになる! と焦り、本格的に英語学習に取り組みました。

諸々の状況から考え、猶予を1年と想定。

 

そのため、「交渉で負けない英語力を1年で絶対に身につける」という目標を設定しました。

もちろん、通常業務は鬼のように忙しい。次々と降ってくる膨大な仕事に追われる日々の中で、限られた時間内に英語をマスターする必要があり、必死で効率的な勉強法を模索。

試行錯誤をしながら仕事と英語学習をする大変な1年だったようですが、目標通り1年で交渉で負けない英語力を身につけられました。

 

ROI超速英語勉強法

この過程で生まれたのが本書で紹介されている「ROI超速英語勉強法」です。

ROI(Return On Investment)は投資用語で、「投資した資本に対して得られる利益の割合」を指します。

つまり、かけた時間や労力に対して最大の成果を手に入れる、無駄な努力や回り道をせずに英語力を伸ばすという意味。

なぜ三木社長がROI超高速勉強法を見出したのか?

それは、「ソフトバンク流スピード仕事術」を英語学習に応用したからです。

 

三木雄信社長の英語学習法3つのポイント|ソフトバンク流仕事術を応用

ソフトバンク流仕事術

ソフトバンク流スピード仕事術のポイントは以下の3つ。

3つのポイント
① 目標を明確に定める
② 数字に基づいて考える
③ 一番効果のある方法に絞って実践する

 

目標を明確に定める

英語学習でも、目標を明確に定めることが重要です。

なぜなら、目標を明確に決めないと、せっかく頑張っても思うような成果が得られないことがあるからです。

 

一口に「英語力アップ」と言っても、様々な指標があります。

TOEICのスコアを伸ばすのか、リスニングができるようになるのか。

あるいは、ビジネス英語プレゼンができるようになる、英語で交渉ができるようになる、などもあります。

 

当然ですが、TOEICスコアを伸ばす勉強法と、英語で交渉ができるようになるための学習法は違います。

そのため、最初に目標を明確に定めることが重要。

 

数字に基づいて考える

目標を立てる上で大切なのは、数字に基づいて具体的に考えること。

数値で考える際に大事なのは、「いつまでに(When)」「どのくらい(How)」英語力を伸ばすのか? を考えること。

 

たとえば、

「6ヵ月間でTOEICスコアを100点伸ばす」

「1年間で、英語で専門的な議論ができるようになる」

などです。

 

具体的に数字で考えると、目標を1ヵ月単位、1週間単位とブレークダウン(細分化)することができ、具体的な行動計画に落とし込めます。

反対に「英語ができるようになりたい」などのように、数字を使わずにアバウトに目標を設定すると、具体的な行動に落とし込めず目標達成しづらくなります。

 

一番効果のある方法に絞って実践する

忙しいビジネスパーソンが最速で成果を出すには、一番効果のある方法に絞って実践することが大切。

このときに重要なのは、「やらないこと」を決めて、バッサリと捨ててしまうこと。

なぜなら、「あれもこれも身につけよう」として、“やった方がいいこと”を片っ端から勉強していると、いくら時間があっても足りなくなってしまうから。

 

極端に言うと、「英語でビジネスができる」ようになれば、「英語がうまくなる」必要はありません。

「英語は下手なままでもよい。目的は結果を出すこと。」

だからです。

 

たとえば、三木社長は「ネイティブのようにきれいな発音」を身につけることは諦めました。なぜなら、世界を舞台に英語で仕事をしている孫正義社長はカタカナ英語だったからです。

そのため、「交渉で負けない英語力」にキレイな発音は不要と判断して諦めました。

 

ここまで、ソフトバンク流スピード仕事術を応用した「ROI超速英語勉強法」の考え方を紹介してきました。

一言でまとめると、「目的から逆算式で勉強を設計する」と表現できます。

 

1000時間の学習で英語を身につける

1000時間理論

本書によると、日本の社会人はあと1000時間の学習で英語をマスターできます。

なぜなら、日本人は学生時代にすでに英語を勉強してきたから。

諸説ありますが、日本人が英語を習得するのに必要な時間は2200時間。

一方、日本人は学生時代に1200時間程度、英語を勉強してきています。

したがって、あと1000時間勉強すれば英語をマスターできるというわけです。

 

英語習得の1000時間説を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみて下さい。

 

1日3時間、1年間英語を勉強する

1000時間とは、具体的にどの程度の時間でしょうか?

ザックリ言うってしまうと、1日3時間の勉強を1年間続けることです(3時間×365日=1.095時間)。

そのため、三木社長は1年間、毎日3時間の英語勉強を継続しました。実際、1年間にはビジネスで交渉できるレベルになっています。

この経験をもとに、トライズでも1日3時間、1年間で1000時間の英語学習を続けることが推奨されています。

トライズ1000時間

 

「人生最後の英語鬼速やり直し」の良いレビュー

次に、Amazonレビューを紹介します。まずは高レビュー。

 

限られた時間でとにかく話せるようにならないといけない!という人には最適

英語の勉強は、文法や単語などの土台がある上に、リスニングやスピーキングの技能が付いてきます。

だから、まずは文法や単語をしっかり勉強したいところですが、時間がない!!

とにかく1年後には外国人のビジネスパーソン相手に意思疎通をしなければいけない!

メールはウェブで調べながら作ればいい。

契約書も専門家に任せればいい。

ただ、交渉という場面で自分の意見を明確に相手に伝えて妥協できない点であいまいにYESと言ってあとで困ることにはならないようにしないといけない。

そんな人には最適の本です。

(Amazonレビューから引用)

本書に書かれているのは、「逆算思考で目的に向かって必要な勉強だけをする」方法ですので、時間が足りない忙しいビジネスパーソンは一読の価値があります。

 

英語学習の行き詰まりを解消できた

ソフトバンク流の仕事術の英語への応用とのことでしたが、
ちょうど、英語学習をしている最中で伸び悩みや、行き詰まりを感じていた時に、
英語学習で一番不得意なのはリスニングだと意識をしていた時でした。

書店で手にした際に「リスニング力」「スピーキング力」の重要さをまず語っていたところで自分には、内容がすんなり理解できました。

三木さんの学校の紹介が頻繁に出てくるのですが、それを斡旋するわけではなく、

独学で学ぶことをメインとして、生徒さんの体験談から、学習方法のヒントやモチベーションの保ち方などが紹介されているところや、

映画のDVDからリスニングやシャドーイングを学ぶ方法にも興味が持てたので個人的には、良い内容だと思います。

(Amazonレビューから引用)

 

トライズで実践するトレーニング内容は、効率的な英語学習法に基づいているので、独学で学ぶ人にとっても参考になります。

 

「人生最後の英語鬼速やり直し」の悪いレビュー

次に、低レビューを紹介します。

 

『英語は1年でマスターできる』と大して変わらない内容の本です。

また詳細の内容を把握しなかったとしても、目次で何を言いたいのか、目次の結論の拾い読み程度で著者の意図は8割がた理解できるものになっています。

そして結局は著者が展開している英会話スクールの『トライズ』への誘導が本書のメインのように思えますので購入する必要な無いものだと思います。

このレビューの通り、本書は三木雄信社長の「海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる 」と似た内容です。そのため、どちらか一冊だけ読めば十分です。

また、本書は目次が充実しており、目次に目を通すと概要を理解できます。おそらく、「本を読む際もROIを重視してほしい」という著者の配慮かと思います。

トライズに興味があり、詳しく知りたい方は、本文を読むと詳細にわかります。

 

本書がおすすめな人

こんな人にオススメ!
  • トライズ(TORAIZ)に興味があり、スクールの運営方針やプログラム内容など詳しく知りたい人
  • 社会人で英語をやり直したいが、何から始めてよいか分からない人
  • ビジネスで通じる英語を1年間でマスターした著者の体験を知りたい人

私自身も、本書を読んで「効率的な英語学習法」の存在を知りました。学生時代に習ったものとは違う、効率的な英語学習法を知りたい人は読む価値があります。

 

まとめ|英語学習はプロジェクトマネジメント

この記事では、英語コーチングスクール「トライズ」の三木雄信社長の「人生最後の英語鬼速やり直し」について解説してきました。

トライズに興味がある人はもちろん、「逆算思考で捉える効率的な英語勉強法」について知りたい人は発見がある内容です。

ピンときた方は、興味が沸くかまずは目次を見てみることをおすすめします。

 


人生最後の英語鬼速やり直し

 

トライズについて詳しく知りたい方は、無料体験レッスンを受けて、直接聞いてみるのもアリです。

 

⇒【無料カウンセリング】トライズの公式HPはこちら 

⇒筆者の体験談はこちら

 

 

ちなみに、英語をやり直したい社会人に一番おすすめの英語勉強法に関する本は、「マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ」です。どの英語レベルのときに、何のトレーニングをすればよいかが、明確に書かれているからです。

⇒筆者のレビュー記事はこちら

 

トライズ以外にも、おすすめの英語コーチングスクールをまとめました。興味がある方は参考にしてみて下さい。

⇒英語コーチングとは? おすすめコーチングスクール9社【表で徹底比較】

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ビジネスで成果を出せる英語力とは?

あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?

  • TOEICの勉強をしても、ミーティングで外国人の発言を聞き取れず悔しい思いをした......
  • 英会話スクールに通っても、ディスカッションで発言が出せず情けなくなった.....

     

    あなたも薄々気づいているのではないでしょうか。いくら英語ができても、仕事で成果を出したり収入をあげたりできない真実に。

     

    いくらTOEICでハイスコアを取ったり英語が流暢になっても、”ビジネスで成果を出せる”英語力を身につけなければ、あなたの仕事での評価は下がってしまいますし、収入も上がりません

    反対にTOEICの点数が低かったり、英語が流暢でなくても”ビジネスで結果を出せる”英語力があれば、あなたの評価は高りますし、収入も上がります。

     

    もし、あなたが”ビジネスで結果を出せる”英語力を身につけたいと少しでも思うのであれば、「実践で使える英語」に絞って学習するのが近道です。この方法で学ぶと以下のようなメリットが得られます。

     

    メリット
    • 無駄な学習をしないので、最短で”ビジネスで結果を出せる”英語力が身につく。
    • 仕事相手の外国人の考えがわかり、コミュニケーションがスムーズになってストレスが減る。
    • 英語力アップが仕事の成果につながる。

       

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