【悔しい】英語を話せなない!英会話が身につく3つのステップ

会議で同僚は英語を話せていたのに、自分だけ話せなかった。悔しいし恥ずかしい......。
    • 英語の会議で話せず自己嫌悪に陥った
    • 外国人に道を聞かれたが英語が出てこず恥ずかしい
    • レッスンを受けても英語を話せるようにならない
    • どうしたら英会話が身につくのか......?

    英語が話せなくて悔しい思いをしているのは、あなただけではありません。

     

    筆者もかつて、アメリカ人との会議で、まったく英語が通じず相手からあきれられ、悔しい思いをした体験があります。

    しかし悔しい思いをバネに英会話を学んだ結果、今では日常的に英語を使って仕事ができるようになりました。

    この記事では、私が実践した英会話のトレーニング3つのステップについて解説します。

     

    大和博
    正しいトレーニングをすれば、英語を話せるようになります。

     

     

    英語を話せないのはあなただけではない

    英語を話せなくて悔しい思いをしているのは、あなただけではありません。その理由を以下で説明します。

     

    日本人の英語力は世界55位

    世界的に見ても、日本人の英語力は高くありません。

    オンラインで英語力を測るテストをする国際教育機関EF Education Firstの調査によると、日本人の英語力は世界で55位です(2020年調査結果)。

     

     

    先進国では最下位で、5段階評価のうち4番目となっています。つまり、あなただけでなく英語が苦手な日本人が多いということです。

    日本語と英語はまったく違う言語

    では、なぜ日本人は英語が苦手なのか? 

    その理由は、日本語は英語とはまったく違う言語だからです。

     

    たとえば、主語と目的語の関係。

    英語は、“I saw him.”のように、「SVO」の順番(主語→動詞→目的語)で話します。

    一方で日本語は、「私は彼を見ました」のように、「SOV」の順番(主語→目的語→動詞)で話します。

    このように、日本語と英語では文法構造から違います。

     

     

    アメリカ人にとっても日本語は難しい

    実際に、アメリカ人にとっても日本語は身につけるのが難しい言語です。

    アメリカの外交官を育成する機関FSI(Foreign Service Institute)があります。

    FSIが過去70年間の教育経験をもとに、アメリカ人が外国語を習得する難易度と必要な学習時間をまとめています。

     

    カテゴリー言語習得にかかる時間

    カテゴリーⅠ

    (易しい)

    イタリア語、デンマーク語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、など600~700時間
    カテゴリーⅡドイツ語、インドネシア語、スワヒリ語、マレーシア語、など900時間
    カテゴリーⅢクロアチア語、チェコ語、フィンランド語*、ロシア語、ベトナム語* など1,100時間

    カテゴリーⅣ

    (難しい)

    アラビア語、中国語、韓国語、日本語*2,200時間

     
    *マークは同じカテゴリーの中で、他の言語より習得が難しい。

     

    このように、日本語はもっとも難度が高いカテゴリーⅣのなかでも特に難しい言語です。

    つまり、アメリカ人にとって日本語を身につけるのは難しいということ。

     

    同様に、私たち日本人が英語を身につけるのも難しいわけです。

    だから、日本人が英語を話せないのは変なことではないのです。

    筆者の恥ずかしい英語体験

    実際、筆者も英語を話せなくて悔しい思いをした恥ずかしい体験があります。

    7年前の秋、アメリカのベンチャー企業と一緒にプロジェクトを進めていたときのことです。

    アメリカ企業の責任者が来日

    ベンチャー企業の製造部門の責任者(ジョン(仮名))が来日し、私たちのオフィスを訪れました。

    プロジェクトの重要課題の解決に向け、私たちのチームと議論するためです。

    ジョンはアメリカの名門大学MIT出身で、体格のよい40代後半の男性。

     

    これまで多くの修羅場をくぐってきたようで、ふるまいから大物感のあるオーラを感じました。

    ジョンとのディスカッションの場に、チームメンバーとして筆者も呼ばれました。

     

    筆者の担当箇所が争点に

    ミーティングの最中、筆者の担当分野に関する内容が議論の争点になりました。

    筆者はジョンが来る前にいろいろとデータ分析をしていたので、その検討結果を話そうとしました。

    何とか意見を伝えようと、たどたどしい英語で話し始めました。

     

    しかし、筆者が話している途中から、ジョンの顔が曇り始めます。

     

    英語がまったく通じない!

    筆者の言っていることが、ジョンにまったく伝わっていないのが痛いほどわかります。

    「これはまずい!」と思い、別の表現で説明を試みます。

    「これで伝わったかな?」とジョンの顔を見ると、さらに顔が曇っていきます。

     

    私は、いよいよ焦って別の表現に言い換えます。

    「今度はどうだ!」と思っていると、ジョンは怒りの表情を浮かべました。

    「どうしよう......」と焦りが募ります。

     

    そのとき、ひらめきました。「この言い方をすれば絶対に伝わる!」と。

    私はすがる思いで、話し始めました。

     

    おそるおそる様子をうかがうと、ジョンは鬼の形相を浮かべていました。

     

    私の言葉を遮って、ジョンはこう言い放ちました。

    「何を言っているのかよくわからない。もっと分かりやすく説明してもらえないか」。

     

    私は頭が真っ白になりました。そう言われても、何を口にしたら良いかわかりません。

    しばらく、その場に呆然と立ち尽くしただ口をパクパクさせていたと思います。

     

    結局、分析結果をジョンに伝えることができないまま、ミーティングは終わりになりました。

     

    大和博
    このときは本当にショックでしたし、恥ずかしかったです。

     

    悔しくて眠れなかった

    しばらく経って冷静になると、猛烈(もうれつ)な悔しさが襲ってきました。

    • 日本語なら言いたいことはあったのに、一つも伝えることができなかった。
    • 英語が話せないせいで、『仕事ができない無能』と思われたに違いない。

    この日、筆者はベッドの中でジョンのあきれ顔を思い出し、悔し涙を流しました。

    大和博
    思い出すと、今でも悔しいですし恥ずかしくなります。

     

    このとき、「次は絶対にうまくやってやる!」と決意をしました。

    英会話レッスンを受けても話せない

    ところが、この後の英語学習でも筆者は痛い失敗をしてしまうのでした。

    「英語を話す練習をしよう!」と思い、色々と英会話を学びました。

     

    たとえば、次のようなことです。

     

    • 英会話スクールに通う
    • オンライン英会話を受ける
    • ネイティブ講師からマンツーマンレッスンを受ける

      しかし、これらの勉強をやっても、一向にビジネスで使える英語は身につきませんでした。

      「私は、このまま英語を話せるようにならないのではないか......」と、あきらめかけました。

       

      学会発表を機に英会話を身につけた

      2年ほど経った後、筆者が研究を進めていたテーマを、アメリカの国際学会で発表することに決まりました。

      「やった! やっと自分の成果を世の中に発表できる!!」

       

      エンジニアの筆者にとって、学会発表できるのは嬉しいことでした。

      ですが、筆者にとって学会発表は楽しみと同時に憂うつでした。

       

      なぜなら、質疑応答を英語でこなさないといけないからです。

      さらに、発表日の夕方には、発表者が集まり参加者から質問を受け付ける時間が設けられていました。

      会場で質問できなかった人とディスカションできるようにするためです。

       

      このとき、再びジョンのあきれ顔を思い出しました。

      • いまの英語力では、満足に質問に答えられず恥をかいてしまう。
      • 英語力が足りないせいで、学会発表のチャンスを活かせないのはもったいない。

        このように思い、ビジネス英会話を身につける決心をしました。

         

        そこで、これまでのような、行き当たりばったりの勉強法を改めることにしました。

        「英語を話すとは、どういうことか?」から調べて落とし込んだ学習法を実践。

         

        その結果、学会までの3ヵ月間で、ビジネスで通用する英会話力が身につきました。

        具体的には、以下のことができるようになりました。

         

        • 300人以上の聴衆が来たアメリカの学会で発表して質問に堂々と答える。
        • 専門分野の内容を、外国人と英語でディスカッションをする。

        さらに、今では日常的にアメリカ企業とWEB会議で英語を使ってプレゼンやディスカッションをしています。

        大和博
        正しい学習法を実践すれば、英語を話せるようになるのだと実感しました。

         

        以下では、私が実践した英会話の学習法を紹介します。

        英会話学習法3つのステップ~悔しさを解消~

        英語を話せるようになるには、「考えた内容を英語にする」スキルを身につけるのが重要です。

        以下で3つのトレーニングを紹介します。

         

        中学レベルの英語をマスターする

        中学レベルの基礎的な英語力が身についていないと、英語を話せるようになるのは難しいです。

        なぜなら、「知らない英語は話せない」からです。

        基礎が詰まっている中学レベルの文法と単語をマスターするのが重要。

         

        反対に、中学英語をマスターできれば大半のビジネス英会話をこなすことができるようになります。シンプルな英語で話せば、相手に伝わるからです。

         

        たとえば、以下の表現。

        “We believe that we need to solve the issue."

        (その問題を解決する必要があると思います。)

        中学英語ですが、ビジネスで使える表現です。こんな感じで、ビジネス英語の多くは中学英語でカバーされています。

         

         

        中学英語を学び直すのには、以下の書籍がオススメです。

        文法の学びなおし

        「中学英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。」は、タイトルの通り中学英文法を学び直すのに最適です。

        この本を一通り読むと、中学文法をマスターできます。

         


        中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

         

        著者のYouTube解説動画もあるので、本と併せて動画を見ると効果的です。

         

        単語の学びなおし

        単語の学びなおしにはDUO 3.0がおすすめです。

        英単語は例文とセットで覚えるのが効果的で、通常の単語帳は1つの単語と1つの例文がセットになっています。

         

        DUO3.0は1つの例文の中に、3~4個の単語が詰まっています。つまり、少ない例文で多くの単語をカバーできるわけです。

         


        DUO 3.0

         

        小学生でもわかる日本語に置き換える

        複雑なことを英語で言おうとすると、考えがまとまらなくなります。

        ポイントは、言いたいことを「小学生でもわかる日本語」に置き換えることです。

         

        たとえば、ブレインストーミング(アイディア出しをする会議)の冒頭で次のようにいいたいとき。

        「今日は既存の枠を取り払って考えてほしいと思います。」

         

        これを英訳すると、次のようになります。

        “What I want to accomplish today is to make you think outside the box.”

         

        なかなか、こんな英文はパッと思い浮かびませんよね? 英訳する前の日本語が難しすぎるからです。

         

         

        次のように言い換えてみたらどうでしょうか。

        「今日は自由に考えてみてください。」

         

        英訳すると以下のようになります。

        “Today, I want you to think freely.”

         

        これなら、英語で話せる気がしませんか?

        言いたいことを、小学生でもわかる日本語に置き換えてみると、英語が浮かびやすくなります。

         

        大和博
        日本語をシンプルにするのは、英会話の重要なスキルです。

         

        瞬間英作文に取り組む

        日本人は、学生時代に英語を習っているので単語や文法の知識を持っています。

        それでも、英語を話せないのは、「知っている」知識を「使える」知識に変えられていないからです。

         

        瞬間英作文トレーニングは、知っている知識を使える知識に変えるための学習法です。

        このトレーニングをすることで、日本語→英語の変換が早くなります。

         

        具体的には、次に示す5ステップでトレーニングを行います。

        瞬間英作文の取り組み方
        1. 左ページの日本語を見て英文を暗唱する
        2. 英文を見て、文法と単語をチェック
        3. 英文を見ながら3回音読する(1文ずつ)
        4. 日本語を見ながら、英文を3回暗唱する(1文ずつ)
        5. 1ページ(10文)終わったら、日本語を見ながら通して10文を英語で暗唱する

          瞬間英作文トレーニングの注意点は、例文を覚えるのではなく毎回英作文することです。

          何度も繰り返し同じ例文に取り組みますが、暗記をすると効果が薄れてしまいます。

           

          なぜなら、このトレーニングは瞬時に英作文ができるようになることが目的だからです。

          瞬間英作文トレーニングを繰り返すことで、日本語→英語に変換する回路が速くなり、瞬時に英語が口からが出てくるようになります。

           

           

          瞬間英作文に取り組む上での注意点を以下の記事にまとめたので参考にしてみてください。

          【注意】瞬間英作文はやり方を間違えると効果が出ない|正しいトレーニング法を解説

          まとめ|3ステップで英会話を身につけよう

          この記事では「英語を話せなくて悔しい!」気持ちを二度と味合わなくてすむための、英会話学習法を解説しました。

          英語を話す3ステップの中でどこが苦手かを考えてトレーニングをすると、英会話ができるようになります。

           

          英語を話す3ステップ
          1.  中学レベルの文法と単語をマスターする
          2.  小学生でもわかる日本語に置き換える
          3.  瞬間英作文トレーニングに取り組む

            ぜひ記事を参考に、実践してみてくださいね。

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