英語の科学的な学習法5つの秘密を徹底解説|効率的な英会話勉強法のポイント

色んな英語学習法に手を出したけど、どれも中途半端......。結局、どんな英語学習法が効率的なのか、誰か教えてほしい。

 

この記事は、このような悩みを持つ人のために書いています。

 

英語学習に「魔法」はありませんが、「科学」はあります。

 

「科学的な英語学習法」とは、効果が検証されている学習法です。また、その効果に「再現性がある」ということです。言い換えると、誰がやっても効果がある学習法。

 

つまり、あなたが「科学的な英語学習法」を取り入れれば、効率的に英語力を伸ばせるということ。

この記事では、科学的な学習法5つのポイントを紹介します。

 

この記事でわかること
  • 飛躍的に英語力を伸ばす「限界的学習」4つのポイント
  • 第二言語習得論の原則:大量のインプットと少量のアウトプット

大和博
心理学と第二言語習得に基づく「再現性がある」勉強法を紹介しますね。

 

 

 

科学的な学習法の4つの秘密~英語学習にも応用できる~

科学的に効果が検証された「限界的学習」と呼ばれ学習法法があります。

スウェーデンの心理学者アンダース・エリクソンがスポーツ、楽器など様々な分野の「超一流」がどのように学習しているのか? を調査した結果わかった学習法です。

 

大和博
英語学習に限らずスポーツや音楽の上達にも活用できます。

 

われわれ日本人は、英語学習で「超一流」を目指す必要はありません。しかし、科学的に効果が得られた学習法を取り入れることで、効率的に英語力を伸ばすことができます。

限界的学習のポイントは4つあります。

 

以下で、具体的に説明します。

 

明確に定義された目標がある

最初に何のために練習するのかを明確にすることが重要です。なぜなら、目指すゴールが定まっていないと、努力の方向性を間違えるからです。

 

たとえば、なんとなく「野球がうまくなりたい」というのはあいまいな目標です。

一方、「半年後に120km/hのボールを投げられるようになる」「3か月後にカーブを投げられるようになる」などは具体的な目標です。

 

英語学習に当てはめると、たとえば「TOEICで800点を半年後にとる」などが挙げられます。

実際、私の場合は「4か月後の国際学会のプレゼンを、質疑応答を含めて成功させる」としました。

 

また、具体的な目標を定めたら、WOOP(ウープ)の法則を使って目標設定をしてみましょう。目標達成率が2倍になります。

 

WOOP(ウープ)に関しては、以下の記事に書きました。気になるなら、記事を読んでみてください。

ご参考:英語学習の目標設定の例【達成率2倍の方法を紹介します】

 

大和博
ウープの法則はとてもパワフルなので、ぜひ試してみてくださいね。

 

集中して学習、練習する

漫然と練習していても、上達しません。

なぜなら、意識を集中していないと、何ができて何ができないかがわからず、スキルを改善できないからです。

 

たとえば、漫然と野球の素振りをしていても、ヒットを打てるようにならないでしょう。

集中して意識的に練習に取り組むことで、初めてバッティングが上達するのです。

 

英語学習も同様です。

漫然と英語を聞き流すだけの学習をしても、英語を聞き取れるようになりません。

一方で、集中してシャドーイング(*)をすることでリスニング力を伸ばすことができます。

(*)英語の音源に重ねて、自分で発生するトレーニング法

 

⇒ご参考:英語シャドーイングの正しいやり方|5つのコツを解説【重要!】
 

 

フィードバックを受けることが不可欠

学習においてフィードバックは非常に大事です。

なぜなら、独学では限界があるからです。

 

たとえば、甲子園に行きたい高校球児は実績あるコーチから教わります。

また、ピアノコンクールを目指す人は、教えるプロの先生から教わりますよね?

英語学習でも同じことが言えます。

 

英語を教えるプロや専門家からフィードバックを受けると、英語力を効率的に伸ばしやすくなります。

実際、私も英語コーチから頻繁にフィードバックを受けることで、シャドーイングのやり方や学習の進め方を修正していきました。

その結果、自分一人では気づかない点に気づきが得られ、成長の速度が速まったと感じています。

 

大和博
ピアノを上達したい場合も、先生から教えてもらいますよね。英語学習も同様です。

 

居心地よい領域(コンフォートゾーン)から飛び出す

いくら学習をしていても、楽勝でできることを繰り返しやっていても上達しません。

なぜなら、自分に負荷をかけてストレッチしないと実力は伸びないからです。

 

たとえば、筋トレでも楽勝でできるトレーニングを続けていても筋肉はつきません。

「もう限界」というところまでトレーニングするからこそ、筋肉がついていきます。

 

英語学習でも同じです。

ずっと中学英語の学習を続けていても上達しません。自分のレベルよりちょっと上の学習をすることで、英語力を伸ばすことができます。

実際、私がトレーニングをしたときも質、量ともに負荷をかけ続けました。

シャドーイングもギリギリ聞き取れないレベルの教材を使い、毎日50回以上トレーニングを繰り返しました。

 

限界的学習に効果があるのは、その分野のプロがいてトレーニング法がある程度確立されている分野と言われています。

幸いなことに英語にはプロがいて、効果的な学習法も知られています。そのため、限界的学習が最も効果を発揮する分野の一つといってよいでしょう。

 

大和博
「ちょっとキツいな......」と感じるレベルの勉強を続けると、英語力が伸びやすくなります。

では、次に効果的な英語学習法の原則について解説していきます。

 

科学的なな英語勉強法の原則|大量のインプットと少量のアウトプット

次に外国語習得に特化した学習法を紹介します。

人が外国語を習得するプロセスを研究した、「第二言語習得」という分野があります。

 

原則は「大量のインプットと少量のアウトプット」

この分野の研究者で常識となっている概念に、

「大量のインプット、少量のアウトプット」

というものがあります。

 

具体的には、

インプット:アウトプット=8:2

程度が効果的だと言われています。

 

インプットとは、自分の意見をまじえずに英語を聞いたり読んだりすることです。

単語を覚える、本を読む、ニュースを聞くなどはインプットです。

また、シャドーイングや音読もインプットにあたります。

 

アウトプットとは、自分の考えを英語で伝えることです。

英語で日記を書く、英語でディスカッションする、などはアウトプットです。

 

英会話スクールはインプットが不足しがち

たとえば、英会話スクールではほとんどがアウトプットでインプットをしていません。

そのため、英会話スクールに通っていても、なかなか英語を喋れるようにならないのです。

 

実際、私の英語力が伸びたときは、「インプットが8割、アウトプットが2割程度」で学習を進めました。

このトレーニングを続けた結果、英語のスピーキング力も伸びました。

⇨ご参考:30代から3ヵ月の独学で英語がペラペラになる勉強法【留学なし】〜大人でも遅くない〜

 

まとめ|科学的な英語勉強法を取り入れ、効率的に英語を学習する

英語を学ぶと決めたならば、科学的に効果が示されている方法で学習することをオススメします。なぜなら、結果が出る速度が速くなり効率的に英語を習得できるからです。

 

この記事で紹介した学習法の原則をまとめておきます。

 

この記事のポイント

<限界的学習の原則>

ポイント1|明確に定義された目標がある

ポイント2|集中して学習、練習する

ポイント3|フィードバックを受けることが不可欠

ポイント4|居心地よい領域(コンフォートゾーン)から飛び出す

<第二言語習得法の原則>

ポイント5|大量のインプットと少量のアウトプット

 

私が実際に習った英語コーチングスクールのプログリットは、「限界的学習の法則」「第二言語習得論」の原則を採用しています。

 

以下の記事では実際の体験談を紹介しています。

「科学的な英語学習法」って具体的にどんなもの? と気になる場合は参考にしてみて下さい。

 

↓↓↓プログリットの体験談

⇒ご参考:プログリットのリアルな評判と口コミ|2ヵ月でビジネス英語力が伸びた体験談と感想

<参考文献>

超一流になるのは才能か努力か? (アンダース・エリクソン著、文藝春秋 )

英語学習のメカニズム: 第二言語習得研究にもとづく効果的な勉強法(廣森友人著、大修館書店)

英語はもっと科学的に学習しよう (臼井恭弘著、中経出版)

 

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