- トライズって、どんな学習をするの?
- 受講生の実際の学習時間はどのくらい?
こんな疑問をお持ちの方に向けて、実際にトライズを受講した筆者の学習内容を踏まえて解説します。
筆者はトライズの初回コンサルティングを受け、教材を購入したので学習を始められる状態になりました。
英会話レッスンの日程調整があるため、オフィシャルな学習開始日は初回コンサルティングから10日後としましたが、早く学習を始めたいと思い、教材が届いてすぐに学習を開始しました。
この記事では、トライズの一週目に学習した内容や苦労した点などを解説します。
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トライズ1週目の勉強時間
月曜日 | 2時間 |
火曜日 | 1.5時間 |
水曜日 | 2時間 |
木曜日 | 2時間 |
金曜日 | 1.8時間 |
土曜日 | 1.3時間 |
日曜日 | 1.7時間 |
合計 | 12.3時間 |
一週目の学習時間は11.9時間でした。
英会話レッスンはまだ始まっていませんので、リスニング学習(シャドーイング)とスピーキング学習を進めました。リスニング学習(シャドーイング)が8.8時間、スピーキング学習が3.5時間です。
18時間を目標としていたので、3分の2くらいです。やはり、仕事をしながら英語学習時間を確保するのは簡単でないと痛感しました。
それでも、通勤時間やスキマ時間を使って課題を進められたとの実感があります。
机に向かって一時間、二時間と英語学習するのは辛いですが、移動時間を勉強時間に充てるとあまり苦になりません。いろいろ工夫して、続けられるスタイルを見つけたいところです。
トライズ1週目のリスニング学習~シャドーイング~
筆者が教材に選んだのは『世界のトップ経営者に聞く!』です。CNNがグローバル企業の経営者にインタビューした内容が収録されています。全部で10人のインタビューが入っています。
紙の本にはCDがついていますが、筆者のパソコンにはCDドライブがなく音声を取り込めませんでした。そのため、音声ダウンロードがついている電子書籍も購入して、スマホに音声を入れました。
初回コンサルティングで、コンサルタントと相談し、最初にスターバックスCEOのハワード・シュルツのインタビューに取り組むことにしました。
トライズでのシャドーイングの進め方
コンサルタントから、以下の5ステップでシャドーイングを進めるように教えてもらいました。
- 5回ほどリスニングをする
- つぶやきながら発話して、わからない部分をあぶりだす(マンブリング)
- テキストをチェックして、しっかり意味を理解する
- 音声を聞き、テキストを見ながら、リピートする(シンクロリーディング)
- シャドーイング。最初は音声に集中、徐々に意味に意識を向ける
特に「4.シンクロリーディング」が重要で、音声の9割を再現できるレベルまで練習することを勧められました。
しかし、実際に試してみて感じたのは、シンクロリーディングの段階で9割を目指すのは難しいということです。なぜなら、筆者は通勤の徒歩の時間にシャドーイングをするからです。歩きながらだとテキストを見ることができません。
そこで、お風呂の中や電車の中などテキストを広げられるときに音読(シンクロリーディング)をやり、移動中の徒歩にシャドーイングをするスタイルで学習を進めることにしました。
シャドーイングと音読を交互に繰り返すことで、シャドーイングをするときにあいまいだった箇所を明確に意識してできるようになる感覚が得られました。
Air Pods Proはシャドーイングに欠かせない
シャドーイングをするときに、Air Pods Proを使っています。ノイズキャンセリング機能がついているので周囲の音が気になりませんし、コードがなくコンパクトなためイヤホンをサッと取り出したりしまったりできるからです。電池も単体で2時間以上持ちますし、専用のケースに入れておけば自動的に充電されるので外出中に電池が切れることはありません。
以前、シャドーイングに取り組んだときは、コードがついているイヤホンを使っていました。イヤホンをカバンから取り出したりしまったりするのが面倒だと感じていました。
Air Pods Proを使い始めてから、イヤホンの出し入れに対するストレスがなくなりました。筆者のように外でシャドーイングに取り組む人には、必須のアイテムだと思います。
5分の音声を歩きながら繰り返しシャドーイング
ハワード・シュルツのインタビューは約5分です。5分の音声を繰り返しシャドーイングしていきました。
「歩きながらシャドーイングをすると、他の人から変な目で見られるのでは?」と感じる人もいるかもしれませんが、筆者が試した限りでは人の目はそれほど気になりませんでした。信号待ちなど、人がたまっている所では声のボリュームを落としましたが、人の動きが流れているところでは、ほとんど誰も気にしていないようでした。
歩きながらシャドーイングをすると、「この箇所の音声を聞いたのは、この店の前を通ったときだったな」という感じで、位置情報と音声がリンクしていき、これが結構楽しいです。
コンサルタントからのアドバイス|話し手になりきる
学習を進めるうちに、コンサルタントからシャドーイングのやり方についてのアドバイスをもらいました。
とにかく「真似」を極めてみてください。スクリプトを自分があたかも伝えているかのように、アクセント、強弱、発音も極めてみてくださいね。
話し手になり切る、これがどの教材を使う時にも基本となる大事なことだと思っていますので、ぜひ恥を捨てて、意識してやってみてくださいね。
シャドーイングの基本は、話し手になりきり、「真似」を極めことにあるようです。このアドバイスにしたがい、筆者はハワード・シュルツになりきった気分で、歩きながらシャドーイングを行いました。抑揚に合わせて身振り手振りも交えてみましたが、通行人から不審な目で見られることはありませんでした。
ハワード・シュルツが8割完成したので、ジャック・ウェルチに移行
初回コンサルティングから2週間後に設定した、最初のプログレスチェックまでに、「ハワード・シュルツのシャドーイングを完成させる」というのが宿題でした。
最初は、つっかえがちでしたが、数日間シャドーイングを続けたらほぼ音声を再現できるようになってきました。
コンサルタントにメールで相談したところ、「8割シャドーイングが完成していれば、先に進んでOKです」とのアドバイスをいただきました。
そのため、ハワード・シュルツのシャドーイングは卒業して次の音声(元GEのCEO ジャック・ウェルチのインタビュー)に進むことにしました。
次回のプログレスチェックまでには、ジャック・ウェルチを終えて、もう一つの音声まで進めそうです。
スピーキング学習~英文作成~
スピーキング学習は、『話す英語』という教材を使っています。さまざまなビジネスシーンにおいて、適切な表現をつかって「依頼する」「説明する」「断る」ための英文を作るトレーニングです。
スピーキング学習の宿題は、プログレスチェックまでに「ユニット7までマスターすること」でした。
一つのユニットは数ページでそれほど長くありませんが、一回取り組んだだけでは英語表現が身につきません。そのため、以下のように取り組みました。
- ユニット通して英文作成を進める
- もう一度ユニットの最初から取り組む
- 翌日は、前の日の復習をやってから、新しいユニットに進む
実際に取り組んでみて、何度も繰り返し英文作成をやり、英語表現を身体に染み込ませるのが重要だと感じています。
一週間でユニット12まで進めましたが、まだ定着していない表現が多いので、二週目以降も復習しながら進めようと思います。
担当のネイティブコーチ(講師)からメールを受け取る
一週目の終わりごろに、担当のネイティブコーチから初回レッスンの案内メールを受け取りました。
簡単なメールですが、レッスンの日時確認とZoomのリンクの案内です。初回は、自己紹介と英語学習のゴールについて話をすることになりそうです。
まとめ|学習ペースと教材の進め方に慣れた一週間
学習時間自体は目標よりも少なかったですが、一週間でシャドーイングとスピーキング学習を進める要領が見えてました。
筆者の場合は、机に向かってまとまった時間学習するよりも、移動時間やスキマ時間を使って細切れに学習を進める方が性に合っている気がします。
自分の学習スタイルを見つけてルーチン化するのが、英語学習を継続させるコツだと感じました。
次週からは、英会話のプライベートレッスンとグループレッスンがはじまります。レッスン時間は固定ですので、仕事時間の調整をして帰宅する必要が生じます。
英会話レッスンも含め、継続できる仕組みを作っていきたいと思います。
↓↓↓2週目の学習内容はこちら。
⇒トライズ学習2週目の勉強時間と学習内容~英会話レッスン開始!~