トライズでの学習も4週目に入りました。毎日、英語学習を続けていますが、「本当に、これで英語力が伸びるのだろうか?」と不安になることもあります。
しかし、今週受けたVERSANTのテストで大きな変化が得られました。当初、目標としていた57点(受講開始前:51点)をクリアすることができたのです。
着実に英語力が伸びていることがわかり、トライズでの学習方法に確信を持つことができました。
↓↓↓過去の学習レポートはこちら
⇒【連載】トライズの学習1週目のレポート|英語勉強のペースをつかむ
⇒【連載】トライズ学習2週目の勉強時間と学習内容|英会話レッスン開始!
⇒【連載】トライズ学習3週目レポート|英語勉強に疲れたら時には休みも必要
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トライズ学習4週目の勉強時間
学習時間 (時間) | リスニング (分) | スピーキング (分) | レッスン +予習復習 (分) | その他 (分) | |
月 | 2.5 | 80 | 40 | 30 | |
火 | 2.4 | 75 | 40 | 30 | |
水 | 2.3 | 80 | 25 | 30 | |
木 | 2.2 | 50 | 60 | 20 | |
金 | 2.2 | 80 | 50 | ||
土 | 3.4 | 55 | 50 | 50 | 50 |
日 | 1.7 | 40 | 40 | 20 | |
合計 | 16.6時間 | 7.7時間 | 5.1時間 | 2.3時間 | 1.5時間 |
今週の学習時間は16.6時間でした。
なかなか、まとまった時間を確保することはできませんが、スキマ時間の積み重ねで一日2時間程度を英語学習に充てることができています。
トライズでVERSANTの目標を達成!
今週受けたVERSANTの結果は58点でした。初回コンサルティング時には51点でしたので、トライズの4週間で7点伸びたことになります。
初回コンサルティングで、筆者は以下の目標を設定しました。
「プロフェッショナルに見られるようになるため、VERSANT57点を目標に、関係代名詞を使って話せるようになる。」
コンサルタントからは、「VERSANTは1点伸ばすのが非常に難しいテストなので、かなり高い目標ですね。」と言われていましたが、トライズでの4週間の学習で目標のスコアを達成することができました。
VERSANTのスコアを見て、日々の学習が結果に繋がっているとの実感を持つことができました。
文章構成力、語彙力、発音が伸びた
内訳を見ると以下の通りです。
初回コンサルティング前 | 学習4週目 | |
文章構成力 | 49 | 57 |
語彙力 | 53 | 65 |
流暢さ | 59 | 59 |
発音 | 41 | 49 |
合計 | 51 | 58 |
文章構成力、語彙力、発音が伸びています。
実際に学習している実感として、スピーキング学習のトレーニングで、文章構成力と語彙力(表現力)が身についていると感じます。そして、シャドーイングで、語彙力(表現力)と発音が伸びているのだと思います。
一般にシャドーイングは「リスニング力向上」のトレーニングと言われています。しかし、コンサルタントによると、「シャドーイングはリスニングだけでなく、発音などスピーキングにも大きな効果あるトレーニング」です。実際に、数字として結果に表れています。
毎日、英語学習を続けていても、なかなか変化を実感しづらいものです。変化を実感できないと、継続するのが辛くなってしまうことがあります。VERSANTなどのテストで数字として変化がわかるとモチベーションに繋がります。
今回のVERSANTの結果を見て、「トライズでは正しいトレーニングをしている」との確信が得られました。
リスニング(シャドーイング)の学習内容
引き続き『世界のトップ経営者に聞く!』のシャドーイングを続けています。今週は、ビル・ゲイツ、マクドナルドCEOのジム・スキナー、楽天の三木谷浩史社長のインタビューに取り組みました。
通勤の徒歩時間を中心にシャドーイングを実践しています。4週目に、だいぶシャドーイングの習慣が身についてきたと感じています。歩いているときに、シャドーイングをしていないと気持ち悪くなってくる感じです。
今週も、シャドーイングと合わせて音読とサイト・トランスレーションを行いました。サイト・トランスレーションとは、英文を見ながらパパッと日本語に訳していくトレーニングです。このときに重要なのは、英語を前から順に訳していくことです。言い換えると、関係代名詞などがあるときに、後ろから戻って読み返すことはやらない、という意味です。
サイト・トランスレーションをやると、英語を速く読めるようになり、結果として速い英語が聞き取れるようになります。
スピーキングの学習内容
引き続き『話す英語』を使って、学習を進めています。今週はChapter8~11に取り組みました。この本も、残すところあとChapter12のみになりました。
『話す英語』を使って学習していると、英語には婉曲(えんきょく)表現のバリエーションが多いことに気づきます。
たとえば、人に何かを依頼するときの表現にも多くの表現があります。
直接的で命令に近い表現
"Will you order this book online for me?"
(この本を、私の代わりにオンラインで注文してくれますか?)
標準的な表現
"Can you send me the report by noon?"
(正午までに報告書を送ってもらえますか?)
間接的で丁寧な表現
"Could you please tell me how to use this device?"
(この機器の使い方を教えていただけますか?)
”Do you think you could help me prepare the handouts?"
(配布資料の用意を手伝っていただけますでしょうか?)
”I wonder if you could double-check the data."
(データをダブルチェックいただけないかと思っています。)
"Would it be OK if I use this machine tomorrow?"
(明日、この機械を使ってもよろしいですか?)
非常に間接的で丁寧な表現
"Would it be possible to discuss it again?"
(もう一度、議論することは可能でしょうか?)
”I was wondering if you could chair the meeting."
(会議の司会をしていただくことはできないかと思っております。)
”I’d appreciate it if you could share your presentation slides with us."
(プレゼンのスライドを共有していただけると、ありがたいのですが。)
"Would you mind if I asked you to reschedule?"
(日程の変更をお願いしてもよろしいでしょうか?)
このように、非常に多くのバリエーションがあります。ビジネスパーソンとしては、相手との関係性や状況により、表現を使い分けるのが重要です。
反対に、これらの表現を使いこなせず、クライエントや上司に“Will you~~?”と言うと、「失礼な人だ」と誤解されかねません。
コミュニケーションにおいては、単に意味が伝われば良いわけではありません。このような表現を使いこなせるようになる必要があると感じました。
プライベートレッスンの内容
今週はTEDの“8ways to success”をお題にディスカッションをしました。スピーカーのリチャード・セント・ジョンが多くのTED出演者にインタビューをして、「成功するために重要な8つのこと」をまとめた内容でした。
3分強の短い動画ですが、面白い内容です。
- Passion(情熱)
- Work(仕事に熱中すること)
- Focus(集中)
- Persist(あきらめず継続すること)
- Idea(アイディア)
- Good(得意なことをやること)
- Push(誰かに後押ししてもらうこと)
- Serve(貢献すること)
どれも、成功するために重要なことだと思います。
この動画を見た上で、
- あなたは、どれが一番重要だと思う? それはなぜ?
- では、二番目は?
という感じでディスカッションを進め、25分のレッスンがあっという間に終わりました。
来週の課題は「サピエンス全史」のユヴァル・ノア・ハラリの動画
TEDでユヴァル・ノア・ハラリが話している動画がお題です。筆者は『サピエンス全史』、『ホモ・デウス 』、『21 Lessons』の3冊を読んだハラリファンです。本質的な内容を、わかりやすい語り口で伝えてくれるのが特徴です。TEDの動画は17分と少し長めですが、非常に分かりやすく面白いです。次回のレッスンが楽しみです。
グループレッスンの内容
今週は森喜朗氏の女性蔑視発言に関する内容でした。ちょうど、今週ホットだったトピックです。ジェンダーやダイバーシティに絡む問題を、様々な側面から議論できたと思います。
グループレッスンは、筆者を含めて2名の受講生が参加しています。ネイティブコーチ(講師)がうまくファシリテートしてくれ、話す時間が偏らないように配慮してくれています。また、受講生の英語レベルが同程度なので、ストレスなくレッスンを進めることができます。
まとめ|トライズでVERSANTスコアが伸びた!
日々、英語学習を続けていると、「本当に自分の英語力は上がっているのか?」と不安になることがあります。なぜなら、毎日の進歩は小さいものだからです。そして、この不安が強くなると学習を続けられなくなってしまいます。
そんなときに、コンサルタントから「いい感じで学習が進んでいます。このまま継続していきましょう。」と言われると安心できます。
また、VERSANTのように数字で英語力を測れると進歩が実感できるので、やる気の継続につながります。「これまでやってきた学習方法は間違っていなかったのだ。」と確信が得られた一週間でした。