

- 英語ってホントに必要なの?
- 英語を身につけるメリットってあるの?
- 日本人は日本語ができればいいんじゃないの......
普段、日本語で生活していると英語を学ぶ意義って分かりづらいですよね。
英語を身につけるのには、それなりの時間と努力が必要なので「本当にそこまでして英語を身につける必要ってあるのかな......」と思う気持ちはよく分かります。
ですが英語を学ぶ明確なメリットがあります。少し大袈裟かもしれませんが、英語ができると人生が変わります。
この記事では筆者の体験も踏まえて、英語を学ぶ10のメリットと2つのデメリットを紹介します。

タップできる目次
大人が英語を学ぶ10のメリット|英語ができると得すること
就職や転職に有利
英語力を身につけると就職や転職に有利になります。
なぜなら企業は社員に「英語力」を求めているからです。
下のグラフを見て下さい。
528社の企業を対象に、「今後のビジネスパーソンにとって重要な知識やスキル」をヒアリングした結果です。80%以上の企業が「英語」と回答しており、さまざまなスキルの中で1位に選ばれています。
企業が社員の英語力を重視していることが分かりますね。
出典:英語活用実態調査2019
さらに、もう一つの調査結果を見てみましょう。こちらは「社員に不足しているスキル」を企業にヒアリングした結果です。
出典:英語活用実態調査2019
社員に不足しているスキル1位も「英語」となっています。
まとめると以下の通りです。
- 企業は社員に「英語力」を求めている
- 一方で、今の社員に足りないスキルも「英語力」
なので英語力を身につけると企業から求められる人材になり、就職や転職に有利になります。

収入が上がりやすい
先ほど説明したように、英語力を身につけると就職や転職に有利になります。
その結果、収入が上がりやすくなります。
英語力を身につければ給料の高い外資系企業も選択肢に入ります。
日本企業でも、社内で一目置かれる存在なりますし、重要な海外案件を任されやすくなります。
そこで結果を出せば昇進して給料を上げやすくなります。
実際、筆者が転職を検討したときの体験を紹介します。
エージェント数社に転職先候補を紹介してもらいました。日本企業と外資系企業の両方です。
日本企業と比べると外資系企業が提示する給料は高かったです。大体5割くらいは高くいずれも年収1000万円を超す案件ばかりでした。
結局、筆者は転職しませんでしたが、同じスキルや経歴でも英語力があるだけで収入に大きな差が出るのだと実感しました。

キャリアの差別化になる
英語力を身につけるとキャリアの差別化に繋がります。
言い換えると「専門性×英語力」を掛け合わせると最強ということ。
なぜなら、多くの日本人は英語に苦手意識を持っているからです。
日本人の英語力は世界で78位
実際に、オンラインで英語力を測るテストをする国際教育機関EF Education Firstの調査によると、日本人の英語力は世界で78位です(2021年調査結果)。
先進国では最下位で5段階評価の4番目です。
- 企業からは英語力が求められている
- 一方で、英語が苦手な人が大半
だからこそ、英語力を身につけるとキャリアの差別化につながるわけです。

英語ができる人材のニーズは高い
実際、筆者が転職エージェントに話を聞いたとき、皆さん口をそろえて次のように言っていました。
「英語ができるエンジニアはニーズが高い。しかし現実には英語ができるエンジニアは、ほとんどいない。」
だからこそ、英語ができるだけで差別化につながり、収入が大きく変わってくるのだと実感しました。
TOEIC800点が一つの目安
では、どのくらいの英語力を目指せばよいのでしょうか?
結論を言うと、目安はTOEIC800点です。
なぜなら多くの外資系企業の採用基準がTOEIC800点だからです。
TOEIC800点があれば、外資系企業が選択肢に入ります。日本企業であれば、「英語ができる人」と一目置かれる存在になります。
英語コーチングスクールで一気にTOEICスコアを伸ばす
とはいえ、「TOEIC800点なんて、そんな簡単に取れない......」と思う人も多いはずです。
しかし、最近は科学的な英語学習法を元にした「英語コーチングスクール」が出てきており、短期間で飛躍的にTOEICスコアを上げる人が続出しています。
中でも2015年に開業した英語パーソナルジム「ENGLISH COMPANY」はすさまじい。卒業生の中には、3ヵ月でTOEICスコア300点アップした人がゴロゴロいます。1人や2人ではなく、文字通りゴロゴロ出ています。
英語力を伸ばしたいビジネスパーソンの中で隠れた人気スクールとなっており、常に600人待ちとも言われる状況。
もちろん英語初心者でもOKです。
無料体験レッスンを受けるだけでも、「こんな英語学習法があったのか!」目から鱗(うろこ)が落ちるはずです。無料体験レッスンだけでも、自分の英語力の課題が分かり今後の学習に活かせます。
「英語をやってみようかな......」という場合は、ENGLISH COMPANYの無料体験レッスンを受けてみることをオススメします。
//600人が受講待ちの人気スクール//
海外旅行が楽しくなる
ここまで収入やキャリアなど分かりやすいメリットを紹介してきましたが、英語を身につけるメリットはそれだけではありません。英語を身につけると人生が豊かになります。
たとえば、海外旅行が楽しくなります。
旅先での出会いや現地の人との会話は、観光や食事以上に思い出に残ります。
以前、筆者はスペインに旅行に行きました。バルセロナから電車で30分ほどのシッチェスという街を訪れました。地中海沿岸の風光明媚なリゾート地で、のんびりした雰囲気の街です。
一通り街を散策した後で、バルに入り食事をしました。すると近くに座っていたスペイン人が英語で話しかけてきました。
- なぜシッチェスに来たの?
- バルセロナはどうだった?
- 日本ってどんなところ?
こんな感じで興味深々の様子でした。
相手が「自分も一度、日本に行ってみたい!」などと言ってもりあがり、30分くらい話し込みました。
バルセロナやシッチェスの街自体も、もちろん素晴らしい所でしたが、何よりバルで現地の人と話をしたことが一番印象に残っています。
こんな感じで、英語を身につけると海外旅行がさらに楽しくなります。

洋書や海外ドラマを楽しめる
英語を学んだメリットの一つに、洋書や海外ドラマを楽しめるようになったことがあります。
筆者はミステリー小説が好きで、いろんな小説を読み漁っています。
あるとき、休暇を利用してアガサ・クリスティの小説を英語で読んでみようと思い立ちました。翻訳版は読んだことがあったのですが、トリックや話の筋も忘れかけているので英語で読み直してみようと思ったわけです。
『アクロイド殺し』や『オリエント急行の殺人』などを読みましたが、原著で読むと翻訳版とは違った趣(おもむき)があります。「ああ、この場面はこんな風に描写をしていたのか」などと発見をしながら読み進めていきました。
翻訳版では味わえない贅沢な読書体験です。
小説だけでなく、海外ドラマや映画を字幕なしで見るのも楽しみです。
筆者は『レバレッジ』というアメリカドラマが好きでDVDを購入しました。天才詐欺師たちが、弱者を救うために悪者を懲らしめる1話完結型のドラマです。
好きなドラマなので何度も繰り返し見ており、字幕なしで見ることもあります。字幕を表示すると、どうしても文字を追ってしまうのですが、字幕なしで見るとドラマの世界に没頭できます。
特に部屋の電気を暗くして見ると、作品に入り込んだような感覚になることもあります。字幕表示では味わえない体験だと思います。
論理的思考力が身につく
ビジネスでは論理的思考力が必須です。思いつきや感情に基づいて判断すると大失敗してしまうことがあるからですね。
英語を身につけると論理的な思考力も身につくので一挙両得です。
では、なぜ英語を学ぶと論理的思考力が身につくのか?
それは、英語自体が論理的な言語だからです。
日本語の話は「起承転結」と言われるように、最後まで結論がわかりません。「転」では急に話が変わり飛躍します。
マンガや落語など話を盛り上げる目的には起承転結は有用です。しかしビジネスのように短時間で判断をしていく場合は、結論が最後にくる話し方や書き方は嫌われます。
一方、英語は次のようなカタチで話すことが多いです。
結論を最初に示し、さらに理由とセットで提示するので自然と論理的な話し方になります。

普段の仕事にも役立つ
以前の筆者は論理的に話すのが苦手でした。
英語を身につけると、転職に有利だったり、海外旅行が楽しくなったりします。それに、論理的な考え方も身につきます。英語を身につけるメリットはいろいろあるんですよね。
こんな感じで話をしていたので、途中で「で、何が言いたいの?」と遮られてしまうこともありました。
英語を身につけてからは、論理的に話すクセが身につきました。たとえば次のような感じです。
英語を身につけると3つのメリットがあります。
1つ目に収入を上げやすくなります。
2つ目に海外旅行がさらに楽しくなります。
3つ目に論理的な話し方も身につきます。だから、英語を身につけるのには大きなメリットがあります。
先ほどの文章と比べると、メリハリがついて伝わりやすいですよね?
ビジネスの世界では、日本語であっても論理的に考えたり話したりすることが求められます。忙しい上司に報告するときは、「結論ファースト」で話すように求められることもあります。
英語の話し方や文章の書き方をマスターすると、自然と論理的に考えられるようになり、普段の仕事にも役立ちます。
自信がつく
正しく英語学習を2~3ヵ月続けると、「成長したな」と感じるくらい英語力を伸ばせます。
- これまで知らなかった英単語を覚えた
- 新しい表現を使えるようになった
- 英語を読むスピードが10%速くなった
- TOEICの英語の音声を7割くらい聞き取れた
- 英語で自己紹介をできるようになった
こんな感じで成長を感じられると、「自分もやればできるんだ」と自信がつきます。
自信がつくと英語に限らず新しいことにチャレンジできるようになって、人生が良い方向に向かいやすくなります。
視野が広がる
海外の人と関わると、価値観の多様性に気づきます。「これまで常識だと思っていたけど、これって日本特有の価値観だったんだな」と実感することがあります。
ヨーロッパ人の中には、長期バケーションを取る人が結構多くいます。2週間は当たり前で1ヵ月くらい休暇でいなくなる人もいます。
異文化理解の体験談
私の体験談を紹介します。
仕事の協業相手にフランス人のフランク(仮名)というエンジニアがいて、一緒にプロジェクトを進めていました。仕事熱心でアグレッシブな方です。
プロジェクトが佳境を迎えたとき、緊急で対処すべき案件が発生しました。そこで、私たちはフランクに「緊急事態が発生したので、すぐにミーティングをして対策を決めたい」と打診をしました。
するとフランクからは次のメールが返ってきました。
「僕はもうすぐ2週間のバケーションに入るから、同僚のマイクと進めておいて。」
筆者はこのメールを見た瞬間に「えっ」と声が出ました。
なぜなら次のように感じたからです。
- こんな緊急事態にバケーションとか言ってる場合じゃないでしょ!
- しかも2週間もいないとかありえない!
- これからどうしたらいいんだろう......
ですが、フランクにとってみたらバケーションが優先です。
仕事は同僚に引き継いでおけば問題ない、という感覚だったのだと思います。

実際、仕事はマイクに引き継がれており、無事緊急事態を乗り越えることができました。
- 仕事が忙しいときに、休みを取ってる場合じゃない
- 長期休暇はとるべきではない
こういうのは日本独特の価値観なのだと実感しました。
たしかに、これまでにも知識としては知っていましたし、知人から似たような話を聞いたこともありました。
実際に体験するまでは「ふ~ん、そういうこともあるのね」という程度の認識で、心から理解していたわけではありませんでした。
ですが、実際に身をもって経験したことで、「日本と海外の文化や価値観は違うんだな」と心の底から理解できました。

英語を身につけると、このように文化や価値観が違う人と関わる機会が増え、凝り固まっている視野が広がります。
最新の情報が手に入る
英語ができるようになると、海外のニュース、ブログ、論文などからインプットできるようになります。
もちろん、日本語で書かれた情報からインプットするのも良いですが、最新の情報は英語で書かれていることが多いです。
たとえば、世界の最大の学術論文のデータベースSCOPUSに登録されている論文のうち80%は英語で書かれています。
論文に限らず、ビジネスの最新動向は海外ので発信されています。
以前はアメリカで流行っているビジネスを日本に輸入することを「タイムマシン経営」と呼んでいました。アメリカで流行った数年後に日本でブームになるからですね。
今では、これと同じことを個人でもできるようになっています。
ビジネスのブームが起きるとき、海外のインフルエンサーが発信するのが始まりだったりします。その後、日本に情報が入ってきて日本でブームが起きるケースが結構あります。
つまり英語で情報をインプットできれば、いち早く流行に気づくことができ、その情報を日本で発信すると最先端のポジションに立つことができるわけです。
コスパよくトレンドを見極められるようになります。

人生の選択肢が増える
ここまで英語を学ぶメリットを紹介してきましたが、正直に言うと無理して英語を身につける必要はありません。
日本国内で暮らす分には、日本語ができれば暮らしていけるからですね。
「日本人に絶対英語が必要か?」と聞かれたら、“No”と答えるでしょう。
しかし、英語を学ぶと人生の選択肢が広がります。
- 外資系企業に転職する
- 海外で仕事をしたりする
- キャリアアップを目指す
- 海外旅行を楽しむ
- 海外ドラマを楽しむ
- 人生を豊かにする
一度切りしかない人生、英語ができないだけで人生の幅を狭めるのはもったいないです。

大人が英語を学ぶ2つのデメリット
ここまで英語を学ぶメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
ある程度の時間が必要
英語力を伸ばすのには、どうしても時間がかかります。
なぜなら日本語と英語はまったく違う言語だからです。
英語の構文として「S(主語)+V(動詞)+O(目的語)」と習いました。
このような基本構文のレベルで日本語と英語は違います。
日本語|彼は(S) 朝ごはんを(O) 食べた(V)。→S+O+V
英語 |He(S) ate(V) breakfast(O). →S+V+O
英語は「S+V+O」ですが、日本語は「S+O+V」の順番です。
こんな感じで基礎構文から違うので、日本人が英語をマスターするには時間がかかります。
なので1日10分の学習や週1回1時間の英会話レッスンを続けても、英語をマスターするには難しいです。

それよりも、短期間集中して英語学習にコミットした方が英語力をアップさせやすくなります。短期集中で一気に英語力を上げれば、英語を使える期間も長くなります。
仮に、あなたが今35歳だとします。
これから3ヵ月間、英語にコミットすれば定年を迎える65歳まで30年間、英語を使って活躍できます。
一方、毎日少しずつ学習して60歳になって英語を使えるようになった場合、5年間しか英語を使った仕事ができません。
人生トータルで考えると、短期集中で英語をマスターしてしまうのがお得です。
⇒【社会人むけ】英会話を短期集中で身につける方法とおすすめ英語スクール9選
学習法を間違えると成果が出ない
2つ目のデメリットは、正しい学習法で取り組まないと成果が出ないことです。
- ひたすら英会話レッスンを受ける
- 毎日、アプリでちょこちょこ英語に触れる
- 英語を聞き流す
このような学習をしても英語力を伸ばすのは困難です。
最近は、学習効率とモチベーション維持を追求した英語コーチングスクールが増えています。
- 英語力分析
- 一人ひとりに完全カスタマイズしたカリキュラム
- 専属のパーソナルコーチがマンツーマンサポート
- 第二言語習得論に基づく科学的トレーニング
短期間で飛躍的に英語力を伸ばしたい場合は、各スクールの無料体験レッスンを受けてみることをオススメします。無料体験レッスンだけでも、「こんな英語学習法があったのか!」と驚くはずです。

以下に、筆者が厳選したスクールを紹介していますので、参考にしてみてください。
⇒【保存版】英語コーチングスクール16社を比較~おすすめランキングあり~
まとめ|英語学習は最強の自己投資〜英語ができると得をする〜
正直に言うと、日本で暮らす分には日本語ができれば生きていけます。
言い換えると英語は必須ではありません。
ですが、英語を身につけると圧倒的に人生の選択肢が増えます。
- キャリアアップを目指す
- 海外旅行を楽しむ
- 海外のドラマや映画を楽しむ
- 論理的思考力が身につく
- 様々な価値観に触れて視野を広げる
- 自信がつく
短期集中で英語を身につけて選択肢を増やすと、その後の人生が変わるはずです。
「社会人は自己投資が大事」と言われますが、英語は最強の自己投資です。
もし「独学で英語を続けられるか不安......」という場合は英語コーチングスクールを検討してみてください。