TOEIC700点は、中級者と上級者の分かれ目です。
700点あれば堂々と「英語が得意です!」と言えますし、転職や昇進に有利になります。
ですが、「600点までは順調にスコアアップしてきたのに、なかなか700点を突破できない......」と悩む人が多いのも事実。
そこでこの記事では、TOEIC700点を取る方法を徹底解説します。
- 700点のレベルと難易度
- 必要な勉強時間と、勉強時間を確保する方法
- 700点を取るための戦略
- 具体的な勉強方法
- おすすめの教材
について詳しくまとめたので、確実に700点を超えたい人は、ぜひ参考にしてください。
タップできる目次
TOEIC700点のレベルと難易度
そもそもTOEIC700点の英語レベルはどの程度なのでしょうか?
目標を達成するためには、ゴールを明確にすることが大切。
まずは、700点がどれくらい難しいのか把握しておきましょう。
中上級の英語レベル
700点の人は「中級者の中では上位だけど、上級者というには少し不足している」というイメージです。いわゆる「中上級者」ですね。
公式のデータによると、2021年度の平均スコアは611点。
全受験者のうち、695点以上を取った人の割合は約33%です。
したがって、700点は平均よりもやや上で、10人中3〜4番目のスコアということになります。
「中級から抜け出して、上級を目指したい」という人の目標として、ちょうどいいスコアだと言えるでしょう。
TOEIC700点の人ができること
では、700点の人は、具体的に英語でどんなことができるのでしょうか?
平均的な600点を持っていれば、海外旅行程度の日常会話に支障がないレベルです。
700点になると、一般的な内容のディスカッションなど、もう少し複雑な内容でも理解できます。
「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」では、A〜Eのランクのうち、ちょうど真ん中のCランク。
ただし、470〜729点がCランク、730点〜859点がBランクなので、700点はかなりBランクに近い点数です。
Bランクの「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」というレベルには達していませんが、幅広い状況で、それなり対応ができると考えていいでしょう。
ビジネスで英語を使う場合、
- あらかじめ準備できるプレゼンや、基本的な質疑応答なら、問題なく行なえる。
- ただ、通訳なしの専門的な交渉は難しい。
といったレベルです。
転職や昇進での評価
700点は、履歴書で英語力をアピールできるスコアです。
平均が600点程度なので、平均よりも英語力が高い証明になり、有利にはたらきます。
「英語活用実態調査2019」によると、期待されるTOEICスコアの平均は次のとおり。
〈要件・参考とするスコア〉
- 新卒採用:545点
- 中途採用(英語を使用する部署):620点
〈社員に期待するスコア〉
- 新入社員:535点
- 中途社員:560点
- 海外部門:690点
700点あれば、英語力が原因で採用や昇進の候補から外れるリスクは低くなります。
ただし、外資系や海外部署の応募者には、700点以上の人は珍しくありません。
英語を活かして働きたいなら、まず700点を達成し、その後さらに高いスコアを目指すことで、周りと差をつけることができるでしょう。
TOEIC700点を取るための勉強時間|具体例を計算
実は、TOEICスコアが伸び悩んでいる場合、勉強時間不足が原因のことがよくあります。
700点を取るためには、どれくらい勉強すればいいのでしょうか?
必要な勉強時間について解説します。
700点までに必要な勉強時間
必要な勉強時間は、当然ですが現在の英語力によって異なります。
参考までにオックスフォード大学出版の資料を見てみると、100点アップに約200〜300時間かかるとされています。
これを踏まえると、700点到達までの勉強時間は、
- 現在のスコアが500点:500時間
- 現在のスコアが600点:250時間
が目安です。
ちなみに、2021年以前の学習指導要領では、中学3年間の英語学習時間は262時間(50分授業315コマ)でした。
TOEICのスコアを100点上げるためには、中学の英語の授業をまるまるやり直すくらいの時間が必要だということになります。
スクールで勉強時間をショートカットする
「こんなに勉強できないよ......」という場合は、TOEIC対策スクールを活用するのもアリです。なぜなら、学習時間をショートカットできるから。
たとえば、ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)というスクールの卒業生は、1日1.5時間の勉強時間で、3ヶ月間でTOEICスコアを200〜300点伸ばしています。言い換えると、920時間でスコアを200〜300点伸ばしている。
それも一人や二人ではなく、このような卒業生はゴロゴロいます。
- 通常の独学:200〜300時間で100点アップ
- イングリッシュカンパニー:120時間で200点アップ ⇨ 60時間で100点アップ
つまり、イングリッシュカンパニーは独学に比べて3〜5倍の効率でTOEICスコアを伸ばせます。
プロの力を借りることで、圧倒的に時間をショートカットできるわけですね。
特に、忙しい社会人は、スクールの力を借りるのも良い選択です。
イングリッシュカンパニーは、無料体験レッスンを実施しているので、少しでも気になる場合は受けてみてください。無料体験レッスンを受けるだけでも「こんなに効率的な英語学習法があったのか!」と驚くはずです。
また、今なら無料体験レッスンを受けると、「英語力診断シート」を作成してもらえます。
自分の弱点わかり、今後の学習方針を立てられるので、「これから本気でTOEIC700点を目指したい!」という場合は、ぜひ無料体験レッスンを受けてみてください。
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安くて質の高いTOEIC対策スクール
イングリッシュカンパニー以外にもTOEIC対策スクールはあります。
以下の記事には、安くて質の高いTOEIC対策スクールをまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
⇨安いけど高品質なTOEIC対策スクール10選|社会人の初心者にもオススメ
1日あたりの勉強時間
1日あたり何時間勉強すればいいか考えてみましょう。
仮に現在のスコアが500点で、合計で500時間の勉強が必要だとします(100点あたり250時間として計算)。
毎日勉強するとして、3ヵ月で達成したいなら1日6時間、半年なら1日3時間です。
社会人だと、仕事のある日も3時間以上勉強するのは大変ですよね。
現実的に考えると、平日は1時間、休日は3時間程度が妥当ではないでしょうか。
そうすると、週11時間になりますから、およそ1年で500時間を達成できます。
現在600点の人は、その半分の半年あれば、十分な勉強時間を取れることになります。
自分の現状を踏まえ、目標を達成したい時期から逆算して、無理のないスケジュールを立てましょう。
時間がない人が勉強時間を確保する方法
忙しい時期は、1日1時間でも確保が難しいかもしれません。
だからといって睡眠時間を削ったりすると、集中力が落ちて非効率です。
まとまった時間が取れないなら、スキマ時間を活用してください。
机に向かって勉強する時間はなくても、移動時間や待ち時間など、5〜10分程度のスキマ時間なら誰にでもあるはずです。
私は会社員時代、「朝1時間早く起きて勉強する!」と意気込んだことがありますが、仕事が忙しくなって挫折してしまいました。
しかし、勉強を完全に休んでしまうともったいないので、次のような工夫をしました。
- 電車の待ち時間に単語カードを見る
- 歯磨きをしながら英語のニュースを聞く
- お湯をわかす間にアプリのクイズを解く
1回5分でも、10回やれば50分。1週間続けたら約6時間になります。
コツコツ積み重ねればTOEICスコアも伸びていくので、無理のない範囲で頑張ってみてください。
TOEIC700点を取るための戦略
ここからは実践的な内容をお話しします。
TOEICに慣れさえすれば、600点までなら、誰でも比較的簡単に取ることができます。
しかし700点となるとそうはいきません。
しっかり戦略を練らないと、いつまでたっても700点の壁を越えられないので、次の3点を頭に入れておきましょう。
ひとつずつ詳しく説明します。
直感に頼らない
TOEICは3択または4択のマークシート形式なので、はっきりと解答がわからなくても、運良く正解できることがあります。
でも、それが通用するのは600点台まで。
「なんとなく理解している」というレベルでは、700点以上は取れません。
勉強中にあいまいなところがあったら、完全に理解できるまで徹底的に調べるようにしてください。
たとえば練習問題を解いていて、「AとBは違和感があるから、しいて選ぶならCかな?」と消去法でCを選び、正解したとします。
「やった、正解だ!」で終わってしまうと、「なぜAとBが不正解で、Cは正解なのか」が理解できないままですよね。
次に似たような問題が出た時は間違えてしまうかもしれません。
そこで、正解の記号を確認するだけでなく、解説をしっかり読むことが大切です。
解説を読んでもわからなければ、参考書やネットで調べたり、人に質問したりしましょう。
面倒に感じるかもしれませんが、労力をかけるからこそ、印象に残って記憶に定着します。
長い目で見れば、ひとつひとつ理解することがスコアアップへの近道ですよ。
時間配分を守る
TOEICのリーディングセクションは、出題数100問に対し、回答時間75分です。
長文問題もあるので、上級者でも急がないと最後まで辿り着けません。
つまり、TOEICのリーディングは時間との戦いだということ。
いくら英語力があっても、時間配分を誤ると、思うように点が伸びないのです。
600点台までは、前半が正確に解けていれば、全問回答しなくても問題ありませんでした。
しかし700点台を突破するには7割程度は正解しないと到達できないので、できるかぎり全問回答を目指すべきです。
そのために、「各パートに何分かけられるか」「1問何秒で解けばいいか」をあらかじめ計算しておきましょう。
一例として、標準的な配分を紹介します。
人によって得意・不得意が違うので、適宜調整してください。
時間配分を意識しながら繰り返し模試に取り組んでおくと、落ち着いて本番に臨むことができますよ。
なお、TOEICの問題構成を知らない人は、公式サイトでも確認できるので、チェックしてみてください。
公式問題集を使って、本番のつもりで時間を測りながら解いてみるのもおすすめです。
英会話は後回しにする
せっかく英語を勉強するなら、TOEICのスコアアップだけでなく、「英会話もできるようになりたい!」と思うかもしれません。
私も、英語を使う仕事に転職したかったので、英会話スキルも身につけたいと考えていました。
ですが、最短でTOEICスコアを伸ばしたいなら、英会話の練習は後回しにすることをおすすめします。
TOEICで試されるのは、リスニング力とリーディング力だけ。
スピーキング力は関係ないので、英会話の練習をした分だけ遠回りになってしまいます。
スコアを上げるという意味では、発音やリアクションの練習よりも、頻出単語の暗記やリーディングに時間を割いたほうが、効率が良いのです。
だからといって、TOEICの勉強が英会話に役立たないわけではありません。
実践的な会話表現はTOEICにも出題されるので、TOEIC対策をしっかりすることで、英会話の上達も早くなります。
効率を重視する場合は、まずTOEICのリスニングとリーディングに集中し、目標スコアを達成してから英会話に取り組むといいですよ。
⇨ご参考:TOEICが高得点でも英語を話せない...原因と解決策を解説
TOEIC700点を取るための具体的な勉強法
続いて、具体的な勉強法を3つ紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
【単語】関連語句をまとめて覚える
700点を取るために必要な語彙は、およそ7,000語。
高校までに習う単語が5,000語なので、それを全てマスターしているとしても、自力であと2,000語増やさなければなりません。
2,000語というと、1日5語のペースで1年以上かかります。
コツコツやることは大切ですが、あまりにダラダラしていると、最初のほうに覚えた単語を忘れていってしまいます。
せめて1日10語は頑張りたいところなので、関連語句をまとめて覚えていきましょう。
たとえばconvention(会議)という単語を覚える時、
のように単独で暗記しようとしていませんか?
これだと脈絡がないので覚えにくく、効率が悪いです。
代わりに、以下のように関連語句を整理してみてください。
語句:annual(一年ごとの), convention(会議), put off(延期する)
類語:convention ≒ congress, put off ≒ postpone
関連語:annually(annualの副詞形), biennial(2年ごとの), triennial(3年ごとの)
こうすれば一気に7つの単語や熟語を覚えられますし、忘れにくくなります。
次の章では、関連語句を覚えるのにピッタリの参考書を紹介するので、ぜひ使ってみてくださいね。
【文法】高校レベルの文法を復習する
700点を突破するためには、高校レベルの文法知識を身につける必要があります。
かつて私は「英語を聞いたり読んだりして、なんとなく意味がわかればいいや」と考え、文法をおろそかにしていました。
しかし、ちょうど700点手前くらいで、点数が伸び悩んでしまいました。
そこで文法を復習したところ、理解力が上がってTOEICの問題がスムーズに解けるようになり、700点を越えることができました。
すでに600点台のスコアを持っている人は、中学レベルまでわかっているはずなので、高校レベルのマスターもそこまで大変ではありません。
高校で習う文法事項は、過去完了や未来完了、分詞構文など、基本的に中学英語の応用です。
もし、「中学レベルの文法に自信がない......」という場合は、基礎から復習することをおすすめします。
⇨英語の勉強の仕方がわからない社会人へ|王道の学習法4ステップを解説
TOEICは問題数が全200問と多く、あらゆる文法事項が網羅的に出題されるので、知識に穴があると点数が下がってしまいます。
「文法には自信がある」という人も、一度は全体的に見直しておきましょう。
後半でおすすめの参考書を紹介しているので、持っていない人はチェックしてみてください。
【長文読解】時間を測って長文を読む
700点を越えられずに悩んでいる人にとって、TOEICを制限時間内に解き終えるのは厳しいと思います。
「PART7読解問題の最後のほうは、間に合わずに適当にマークしている」という人も多いのではないでしょうか。
700点を目指すなら、読解スピードを上げて、できるだけ多くの問題を解かなければなりません。
そのためには、時間を測って長文を読むトレーニングが有効です。
はじめのうちは内容の理解を優先し、焦らずに読んでOK。
自分がどれくらいのスピードで英文を読んでいるのか確認してみてください。
スマホなどのストップウォッチを利用してもいいですし、このあと紹介する「レシピー」というアプリのリーディング機能で自動計測することもできます。
まずは今より少し速い目標を設定し、だんだんスピードを上げていきましょう。
最終的に、1分間で150〜200語読めるようになれば、TOEICを制限時間内に全問解ける速さになります。
TOEIC700点を取りたい人におすすめの教材
「勉強法はわかったけど、そのための教材を持っていない」という人もいるかもしれません。
そこで、TOEIC700点を目指す人にぜひ使ってほしい教材を紹介します。
『TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター』
関連語句をまとめて覚えるには、単語集『TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター』がおすすめ。
私は学生時代、初めてのTOEICに向けて本書を購入し、いまだに愛用しています。
本書はTOEICに必要な3,000語を収録。そのうち見出し語が1,250語で、残りは類義語・関連語・派生語です。
つまり、この本を活用すれば、「関連語句をまとめて覚える」という勉強法を実践し、効率よく語彙を増やすことができます。
すべての見出し語に短い例文がついているので、できればフレーズごと暗記するようにしましょう。
例文がアナウンス文やメール文など、TOEICに出てきそうな形式になっているのも嬉しいポイント。
パートごとの語彙戦略なども解説されており、TOEIC対策としてぜひ持っておきたい教材です。
『高校 英文法を ひとつひとつわかりやすく。』
文法を全体的に復習するために、参考書が1冊あると便利です。
「気楽に読める文法書が欲しい」という方にオススメなのが『高校 英文法を ひとつひとつわかりやすく。』です。
文法の参考書というと、「文字がずらりと並んで退屈」というイメージがあるかもしれません。
ですが本書はカラーイラストが豊富で、雑誌のように気楽に読めます。
タイトルは「高校英文法」となっていますが、「中学レベルの基礎に自信がない」という人も安心してください。
高校英語の理解に必要な中学英語も、合わせて解説してくれています。
「イラストつきの解説」→「練習問題」→「章末の復習テスト」という構成になっており、ひとつひとつの項目が頭に入ったかどうか、確認しながら学習を進められます。
私はTOEICの模試などを解いていて疑問がわいた時、辞書のように参照していました。
本書を最初から最後まで読み切れば、ひととおりの英文法はカバーできるので、「わかりやすくポイントがまとまっている参考書がほしい!」という人におすすめです。
POLYGLOTS レシピー
スマホアプリをダウンロードしておけば、スキマ時間を活用して勉強できます。
ちょっと時間ができた時に、サッとアプリを起動する習慣をつけるのがオススメ。
TOEIC対策のアプリはたくさんありますが、700点突破を目指す人におすすめしたいのは、「レシピー」のリーディング機能。
英文記事を読む速度を設定すると、画面が自動スクロールで進むので、リーディングのスピードアップのトレーニングに最適です。
有料プラン(月額1,300円〜)に登録すれば、記事の最後にチェックテストが表示され、内容の理解度を確かめることもできますよ。
リーディングは、読めば読むほど速度が上がります。毎日最低1記事は読む習慣をつけましょう。
「レシピー」では毎日10本ずつ新しい記事が追加されるので、「同じ教材を使い続けると飽きてしまう」という人や、「英語でニュースを読みたい」という人におすすめです。
私はリーディング機能をメインで使っていますが、読み上げ機能でリスニング力を鍛えたり、自分だけの単語帳をつくったりすることもできるので、ニーズに合わせて活用してみてください。
TOEIC700点を目指す人の「よくある質問」
最後に、よくある質問にお答えします。
700点の壁を越えられません
700点は平均より高い点数なので、簡単には越えられません。
TOEICスコアを100点上げるには約200〜300時間かかると言われています。
長期戦だということを頭に入れたうえで、この記事で紹介した勉強法を参考に、学習に取り組んでみてください。
何度受けてもスコアが伸びない場合、なにかしらやり方が間違っているのかもしれません。
独学だと気づけないこともあるので、プロの指導を受けるのもひとつの選択肢です。
短期間で成果をあげたいなら、自己投資のつもりで、英語スクールの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
⇨ご参考:安いけど高品質なTOEIC対策スクール10選|社会人の初心者にもオススメ
TOEIC700点を取るための正答率はどれくらいですか?
700点を取るための正答率は、およそ7割です。
全200問なので、単純に考えると140問正解すればいいことになります。
ただし、TOEICの1問ごとの配点は公開されていません。
正答数がそのままスコアに反映されるわけではなく、統計に基づいて換算されるので、7割はあくまで目安と考えてください。
はじめから「3割はミスしてもいい」と考えて試験に臨むと、気持ちがゆるんでしまい、本来の実力を発揮できません。
全問正解するつもりで取り組みつつ、わからない問題があったら潔く捨てて次の問題に移るようにしましょう。
TOEIC700点を取ると転職に有利ですか?
700点あれば、平均より高い英語力があることのアピールになります。
TOEICスコアを採用の参考にしている一般企業は、600点を基準にしていることが多いので、書類審査で落とされにくくなるでしょう。
前出のTOEICの調査では、海外出張者に求める平均スコアは620点、海外赴任者に求める平均スコアは635点。
つまり700点を持っている人は、海外での仕事も任せられる人材だと見なされています。
700点を取れば、確実に転職の選択肢を広げることができますよ。
ただし、私の転職経験を踏まえると、外資系やグローバル企業の中には、800点以上を応募条件としているところもありました。
英語を武器にして働くつもりなら、700点よりさらに高いスコアを目標にしましょう。
まとめ|TOEIC700点は誰でも必ず突破できる
700点はすぐに到達できる点数ではありませんが、正しく対策すれば、必ず突破できます。
すでに600点台を取れている人は基礎ができているので、もうひと踏ん張りです。
600点以下のスコアの人や、まだTOEICを受けたことがない人は、少しずつ目標を上げてステップアップしていきましょう。
700点を取ると、転職や就職の際に「英語ができる人」として評価されるので、キャリアアップの可能性が広がります。
また、コツコツと努力してスコアを伸ばし、目標を達成できれば、自分に自信が持てるようになりますよ。
ぜひ学習を継続して、英語上級者の仲間入りを目指しましょう!