英語脳2つのポントとは? 英語脳の作り方とトレーニング法4つのコツ
  • 英語脳を身につけて、英語をペラペラ話せるようになりたい
  • 英語脳が身につけば、海外のドラマや映画を字幕なしに見られるようになる

 

「英語脳」に憧れる人も多いのではないでしょうか。

 

ところで、そもそも「英語脳」とは何を指すのでしょうか?

よく考えてみると、「英語脳」という言葉はあいまいですよね。

 

この記事では英語脳の2つの側面を具体的に解説し、英語脳を作るトレーニング法を紹介します。

 

英語脳2つのポイント

そもそも「英語脳」とは、何なのでしょうか?

英語脳には2つの側面があります。

英語脳の2つの側面
  1. 英語を英語のまま理解できる
  2. 英語ネイティブの世界観がわかる

    一つずつ説明します。

    英語を英語のまま理解できる

    多くの日本人は、英語を英語のまま理解していません。

    たとえば、外国人から“How are you?” と聞かれたとき、以下ステップで理解します。

     

    日本人が理解するステップ
    1) ” How are you?” と聞き取る
    2)「元気ですか?」と日本語に翻訳する
    3)日本語で意味を理解する

     

    つまり、いったん日本語に翻訳してから、意味を理解してします。

     

    一方、英語脳の人は、以下のステップで理解します。

     

    英語脳の人が理解するステップ
    1)”How are you?” と聞き取る
    2)そのまま意味を理解する

    このように、日本語を介さず、英語のまま意味を理解します。

     

    英語脳を身につけると、英会話の瞬発力があがる

    その結果、英語脳を身につけた人は英会話の瞬発力が高くなります。

    なぜなら、日本語に訳すタイムラグが発生しないからです。

     

    ビジネスの議論や交渉では、英語の瞬発力が重要

    ビジネスの議論や交渉など実践の場では、英会話の瞬発力が重要です。

    瞬発力がないと、必要なタイミングで、言いたいことを言えないからです。

    そのため、実践で使える英語を持つ人は、英語を英語のまま理解するスキルを、身につけています。

     

    英語ネイティブの世界観がわかる

    なぜ英語ネイティブの世界観を知ることが、「英語脳」に結びつくのでしょうか?

    その理由は、言語と世界観には密接なつながりがあるからです。ここでいう世界観とは、世界の捉え方や、ものの見方を指します。

     

    言い換えると、日本語ネイティブの日本人と、英語ネイティブの欧米人では、世界の捉え方や、ものの見方が違うということです。

     

    「ここはどこ?」 日本人と英語ネイティブで表現が異なる

    例をあげてみましょう。

    「ここはどこ?」と言うとき、あなたなら、どのように英訳しますか?

     

    日本語の感覚では、“Where is here?” となります。

     

    しかし上記の表現は、英語ネイティブには不自然に感じられます。

     

     

    英語ネイティブは、以下のように表現します。

    “Where am I?”

     

    では、なぜ英語ネイティブは“Where am I?” と言うのでしょうか?

    日本語の世界観と、英語ネイティブの世界観の違いを知ると、わかるようになります。

     

    日本語は「カメラの世界」、英語は「幽体離脱の世界」

    日本語は、いわば「カメラの世界」で世界を見ています。

     

    どういうことか?

    自分が見ている世界に、「自分」は存在しないということです。

    カメラでパシャッと風景を撮るように、見ているものを描写するだけです。そこに撮影者の自分は映りません。

    だから、日本語は主語を省略することが多いのです。

     

    反対に英語ネイティブは、もう一人の自分が、外から自分を眺める感覚で、世の中を見ています。

    「幽体離脱」のイメージです。

     

    世界観の違いが、ことばに表れる

    日本語と英語の世界観の違いを頭に入れて、先ほど紹介した「ここはどこ?」の英文を見直してみましょう。

    日本語の感覚では、“Where is here?” でしたね。自分がカメラになり、周囲を見渡すイメージです。

     

    一方、英語ネイティブが使う、“Where am I?” はどうでしょうか。

    もう一人の自分が、「周囲を見渡す自分を見ている」イメージです。

     

    このように、英語ネイティブの世界観を知ると、自然な表現を使えるようになります。

    英語脳の作り方とトレーニング法

    では、どのような勉強やトレーニングをしたら、英語脳が身につくのでしょうか。以下で解説します。

     

    英語脳を身につける4つのトレーニング
    1. チャンクリーディングで、英語の語順で理解する
    2. 英語の5つの音声変化を知る
    3. シャドーイングで音声知覚を自動化する
    4. 認知文法を身につける

     

      英語を英語の語順で理解する

      英語脳を身につける第一歩としては、「英語を語順のまま理解する」訓練をすることです。

      たとえば、以下の英文を読んでみて下さい。

      “The man whom I met yesterday was my teacher.”
      (私が昨日会った男性は、私の先生です。)

       

      この英文を以下の順番で読み、意味を理解した人もいるのではないでしょうか。

      “whom I met yesterday”  → “The man”  → “was my teacher”
      (私が昨日会った)  → (その男の人) → (私の先生です)

       

      これは日本語の語順です。日本人は学校教育で、英語を構文に分解して読む方法を習っています。

      先ほどの英文では、「関係代名詞の”whom”が、“The man”にかかっている」と考えながら読んでいます。

       

      返り読みを卒業する

      このような英文の読み方を、「返り読み」と呼びます。

      たしかに、複雑な構文を使った英語を、精読して意味を理解するには、「返り読み」は有効な読み方です。

      しかし、英語を英語のまま理解するためには、「返り読み」を卒業する必要があります。

      返り読み

       

      チャンクリーディングのトレーニングをする

      では、どうやったら「返り読み」を卒業できるのか?

      以下のように、カタマリに区切って、英語の語順で読み進めるトレーニングが有効です。

      The man / whom I met yesterday /was my teacher.

      このようなトレーニングは、「チャンクリーディング」と呼ばれます。

      チャンク(=意味のカタマリ)に区切り、英文を前から読むトレーニングを積むことで、次第に英語のまま理解できるようになります。

      英語の5つの音声変化を知る

      実はネイティブは「教科書」通りに発音しないことが結構あります。言いやすいように「省エネ」をしているからです。

      日本語でも同じですよね。「水族館」と言うとき「すいぞっかん」と発音すると思います。本来であれば「すいぞくかん」ですが、「く」が省略されて「っ」となっています。

       

      英語も同様です。たとえば、"get it on”なら「ゲット・イット・オン」ではなく「ゲリロン」となることがあります。

       

      このように音声が変化することを知らないと、いくら個々の単語の発音を正しく知っていたとしても、ネイティブが話す「音」を聞き取るのが難しくなってしまいます。

       

      この場合は、英語の「音声変化」のルールを身につけるのが効果的です。

      以下に示す5つの英語の音声変化が代表的です。

      英語の音声変化

       

      これらの音声変化を知ることで、ネイティブの英語を聞き取りやすくなります。

      英語の音声変化について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみて下さい。

       

      ⇒【著者インタビュー】「英語の5つの音声変化」を知るだけでは意味がない理由とは?

       

      シャドーイングで音声知覚を自動化する

      シャドーイングとは、英語の音声にあとについて発声するトレーニングです。音声の後を影(シャドー)のようについて発声するため、シャドーイングと呼ばれます。

       

      英語リスニングをするとき、脳の中で「音声を認識する(音声知覚)」→「意味を理解する(意味理解)」という2つのプロセスが起きています。シャドーイングは「音声知覚」を鍛えるトレーニングです。

       

      下の図は、脳の容量をコップで表したイメージです。シャドーイングをすることで、音声知覚に使う容量を減らすことができます。そのため、「意味理解」に脳の容量を割くことができるようになります。

      シャドーイングの効果

       

      シャドーイングのやり方6ステップ

      シャドーイングは以下の6ステップで進めるとよいでしょう。

      1. 教材を選び、音声と文章(スクリプト)を準備する
      2. 文章を見ずに音声を聞く
      3. 文章を読み、わからない単語や表現を調べる
      4. 文章を見ながら音声を聞き、「英語の音の変化」をチェックする
      5. 文章を見ながら、オーバーラッピングする
      6. 音声を見ずにシャドーイングをする

       

      注意点としては、同じ音声に繰り返し取り組むことです。目安としては一つの音声を90回程度繰り返します。

      さらに、詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

       

      ⇒英語シャドーイングの効果と正しいやり方のコツ|TOEICやビジネス用教材も紹介

       

      認知文法を身につける

      英語ネイティブの世界観を知るために、効果的なのは「認知文法」を身につけることです。

      認知文法とは、認知言語学をもとにした文法解釈です。簡単に言うと、英語ネイティブの感覚を言語化して、日本人にもわかるように解説した内容です。

       

      英語ネイティブの感覚をロジックで理解できるようになると、次第に英語ネイティブにとって自然な表現を使えるようになります。

       

      これまで読んだ中で、英語ネイティブの感覚をもっとも分かりやすくした文法書は以下の本です。


      英文法の鬼100則

       

      以下にレビュー記事も書いたので、参考にしてみて下さい。

      ⇒「英文法の鬼100則」英語脳をイメージでつかむ|ありえない文法書【レビュー】

      まとめ|トレーニングを積めば、日本人も英語脳になれる

      この記事では「英語脳」を、以下の2つに定義しました。また、英語脳を身につけるトレーニング法を紹介してきました。

      1. 英語を英語のまま理解できる
      2. 英語ネイティブの世界観がわかる

       

      ここで紹介したトレーニングを積めば、日本人でも英語脳を身につけることができます。

       

      しかし、独学で英語脳を身につけるのは簡単なことではありません。

       

      その理由は、

      • どのようなタイミングで
      • どんなトレーニングをすればよいか

      が、自分一人では分からないからです。
       

      だから、英語脳を目指すのであればプロの指導を受けた方が圧倒的に近道です。

       

      しかし一方で、「英語脳を身につける」とうたった教材やスクールにも注意が必要です。

      多くの場合、「反射的に英語が出てくるようになる」など、英語脳の一部分のみにフォーカスしているからです。

       

      実際、筆者は15社以上のスクールを体験しましたが、本当の意味で「英語脳」を身につけられるスクールは多くありませんでした。

       

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