- プログリット(PROGRIT)のコンサルタントはどんな人?
- コンサルタントの質は悪い?
この記事はこのような疑問を持つ人に向けて書いています。
私はプログリットを受講し、英会話力を伸ばしました。その過程で、英語学習におけるコンサルタントの役割と価値を体感しました。私の体験を踏まえて、プログリットのコンサルタントの質や価値を解説します。
また「今はよくても、今後はどうなの?」と疑問を持つ人のために、MBAを卒業した私が公知情報をもとに将来像を予想してみました。
この記事では以下について説明します。
メディア掲載情報
\3ヶ月のコーチングで英語力が伸びる/
↓↓↓筆者のPROGRIT受講体験記
⇒ご参考:【人生激変】プログリットの評判と口コミ|2ヵ月でビジネス英語力が伸びた体験談と感想
タップできる目次
プログリット(PROGRIT)のコンサルタントの役割
プログリット(PROGRIT)の特徴
プログリットは2016年に創業した、短期集中型の英語コーチングスクールです。
コンセプトは、「短期間で圧倒的に英語力を伸ばす」です。
サービス開始から3年で、校舎数は12校(関東:9校、大阪:2校、名古屋:1校)まで拡大。さらにオンラインのみで完結するオンラインコースも扱っています(2019年8月現在)。受講生は5500人を超えています。
プログリットが提供するサービスは主に以下の二点です。
- 生徒に合わせた英語学習法とカリキュラムを作成
- 生徒が毎日2時間以上、学習を継続するため、万全のサポートを提供
つまり、プログリットは英語を教えません。生徒自身が自習するのをサポートするのです。
講師とコンサルタント
「講師」は生徒を教える役割の人です。
【講師】① 講演会や講習会で講演・講義をする人。
② 大学などで、教授・助教授に準ずる職務にあたる教員の職名。
③ 小中高校などで教諭の不足を補う教員。
④ 塾・予備校・専門学校などで教える人。
引用:三省堂「大辞林」
通常の英会話スクールと異なり、プログリットでは英語を教えません。したがって、プログリットに講師はいません。
プログリットでは、生徒のサポート役を「コンサルタント」と呼んでいます。
英語学習において、第二言語習得法やモチベーションを維持する方法の経験や知識を持ち、生徒の相談にのってサポートをする役割です。
プログリット(PROGRIT)のコンサルタントの役割
ではプログリットのコンサルタントは何をするのでしょうか? 具体的に紹介します。
- 生徒一人一人に合わせたカリキュラム作成
- 毎日の学習スケジュール管理
- チャットアプリを用いた日々のフィードバック
- 週間面談
生徒一人一人に合わせたカリキュラム作成
プログリットでは無料カウンセリング面談で、英語のレベルチェックテストを行います。
生徒の英語学習の目標と、レベルチェックテストの結果を踏まて、コンサルタントが一人一人にカスタマイズしたカリキュラムを作成します。
無料カウンセリングの詳細は、【興奮!】プログリットの無料カウンセリングはガチで英語力を伸ばしたい人向けにまとめたので、興味がある方は参照してください。
毎日の学習スケジュール管理
Googleスプレッドシートを用いて、毎日の学習スケジュール管理を行います。
生徒が日々の学習内容を記入し、コンサルタントが閲覧しフィードバックをしてくれます。
コンサルタントに作成してもらったカリキュラムと、毎日のスケジュールの詳細は、プログリット(PROGRIT)のカリキュラムと内容【スケジュールも公開】の記事にまとめたので、興味がある方は読んでみて下さい。
チャットアプリを用いた日々のフィードバック
チャットアプリを通じ、生徒が毎日の学習内容を報告します。必要に応じコンサルタントからフィードバックやアドバイスがあります。
日々の学習での疑問点もチャットを通じてコンサルタントに質問します。
さらに、一日の終わりにシャドーイング(*)の音声を送り、コンサルタントが添削をしてくれます。
(*)シャドーイングとは、英語音声の後に続いて発声するトレーニング。
これらのチャットへの返信に対して、24時間以内にフィードバックがあります。
週間面談
プログリットでは、毎週一回コンサルタントと面談があります。
面談では、学習内容の確認テストを行います。また、コンサルタントと生徒二人で翌週の学習計画を立てます。
学習の進捗に応じて、カリキュラムを見直すこともあります。
↓↓↓筆者のPROGRIT受講体験記
⇒ご参考:【人生激変】プログリットの評判と口コミ|2ヵ月でビジネス英語力が伸びた体験談と感想
プログリット(PROGRIT)のコンサルタントのレベル【実感した価値も紹介】
ここまでプログリットのコンサルタントの役割と、具体的な生徒へのサポート内容を解説してきました。重要な役割を担うコンサルタント、レベルや質はどうなのでしょうか。以下で私の経験も踏まえて解説します。
プログリットを受講して体感したコンサルタントの質と価値
担当してくださったコンサルタントのサポートは非常に質が高いと感じました。
以下で具体的にどのような価値を感じたかを紹介します。
英語学習を進める上での精神的なサポート
仕事をしながら毎日2~3時間の英語勉強を2ヵ月続けるのは簡単ではありません。私の場合は、独学だったら一週間で挫折していただろうと思います。
挫折しそうなときにコンサルタントから優しい言葉、激励の言葉をもらうと、「よし、頑張ろう!」という気になりました。
実際、私はプログリット受講期間中に仕事が忙しくなり、2時間の勉強時間を確保できなくなった時期がありました。
「このままでは、せっかくプログリットで英語学習を始めたのに、結果が出ないのではないか」と不安になり、コンサルタントに相談しました。
コンサルタントから以下の言葉をかけてもらいました。
「ここまでの学習は順調です。いまは、お仕事がお忙しいと思います。まずは仕事を片付けることに集中し、落ち着いてから英語学習のペースを戻しましょう」
この言葉に私は救われた思いがしました。アドバイスに従い、仕事の山を越えるまでは英語学習の時間を減らして仕事に集中、その後に学習時間をもとに戻せました。
あとで振り返ると、このフィードバックは適切だったと思います。なぜなら、人は不安を抱えたままだと物事に集中できなくなるからです。脳の「ワーキングメモリ」がいっぱいになってしまうのです。
そのため、まずは不安なことに対処し気持ちをスッキリさせてから学習を再開する。このアプローチは心理学的に見ても正しいフィードバックだったと思います。
このようにコンサルタントが並走してくれたからこそ、プログリットの受講期間中、英語学習に集中できました。
英語学習の悩みへのタイムリーなフィードバック
学習内容の優先順位のつけ方、シャドーイングや英会話など具体的な課題への取り組み方へのサポートをタイムリーに受けられました。
たとえば、平日どうしても家でオンライン英会話をする時間が取れずに相談したとき。
オンライン英会話の代わりに英字新聞のニュース記事を読み、記事内容のまとめと感想を英作文するトレーニングを提案してもらいました。英語で考えをまとめる練習になるからです。
時間的な制約がある中で、最大限の学習効果が得られるように、学習方法をカスタマイズしてもらいました。
また、瞬間英作文のトレーニングが予定より早く進んでいたとき。繰り返し同じ箇所の練習をすべきか、先に進むべきか相談しました。このときは、課題を先に進め、それでも早く課題が終わるようなら、本の後半部分を繰り返し練習するとよいとフィードバックをもらいました。
※スピーキング力を伸ばすのに効果的な、瞬間英作文について知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
⇒ご参考:瞬間英作文が独学で続かない理由|効果的なやり方とプログリットで続けた結果
コンサルタントのおかげで、英語学習を進める上での小さな悩みをすぐに解決することができました。
シャドーイングの発音や抑揚の添削
プログリット受講中は、毎日シャドーイングした音を録音して送信します。
すると、翌日には音声の良い点、改善点のフィードバックを受けられます。そして、このフィードバックを反映して翌日の練習に取り組むのです。
その結果、どんどん英語スピーキングの発音や抑揚のつけ方が改善されていきました。
コンサルタントの価値とは?
まとめると、プログリットのコンサルタントの価値は以下2点です。
- 忙しい社会人が英語学習を続けるための精神的なサポート
- タイムリーで精度の高いフィードバックをしてくれる
特に24時間以内にフィードバックを受けられる仕組みは、短期間で英語力を伸ばす秘訣です。英語に限らず効果的な学習法にフィードバックを受けることは欠かせません。
フィードバックの効果を単純化したイメージを下の図に示します。
横軸は日数、縦軸は学習効果です。仮に一回のフィードバックで5%改善できると仮定します。
毎日フィードバックを受ける場合と、一週間に一度しかフィードバックを受けられない場合では、2ヵ月後に12倍も学習効果に差が生まれます。
独学で試行錯誤したり、週に一度スクールに通いフィードバックを受けたりする場合と比べ、プログリットの受講生が目覚ましい成果をあげています。
プログリットで成果を出す受講生が多い秘密の一つは、コンサルタントによるフィードバックの頻度が多いことにあります。
求人情報から見るプログリットのコンサルタントのレベル
ここまで、私の体験を踏まえてプログリットのコンサルタントの質と価値について説明してきました。
次にプログリットの募集要項から、どのような人がコンサルタントとして採用されているのか見てみましょう。
以下はプログリットの募集要項です。
ポイントは3つあります。
- 最低限の英語力
- ビジネス経験がある人
- コンサルタントの素養がある人
最低限の英語力
プログリットでは、応用言語に基づいた生徒指導法が確立されています。どのように生徒の課題を抽出するか、いかに生徒にフィードバックすると効果的か、などです。
そのため、ある程度のスキルがあれば生徒のサポートが可能だと予想できます。
しかしながら最低限の英語力は必要です。そのためTOEIC800点以上が応募資格になっています。
ビジネス経験がある人を採用
新卒の学生ではなく、前職でビジネスの経験がある人を採用しています。
プログリットの生徒の多くは、ビジネスパーソンです。コンサルタント自身がビジネスの経験があるからこそ、生徒の仕事上の悩みや時間を捻出する難しさが肌で理解できるようになるのです。その結果、生徒一人一人に寄り添ったサポートが可能となります。
実際、私を担当してくださったコンサルタントも、前職は外資系企業で仕事をしていたとのことでした。そのため、仕事には山谷があることを理解してもらえ、寄り添ったアドバイスをいただけたのだと感じました。
コンサルタントの素養がある人材を採用
「求める人材」を見ると、4つの要件があげられています。
② 傾聴力
③ コミュニケーションの的確さ
④ 素直さ
② 、③は生徒の課題を適切に把握してフィードバックするコンサルタントの資質に関するもの。
① 、④はコンサルタントとして成長し続けるための資質です。
これらの要素を備えていれば、コンサルタントとして成長できると予想できます。反対に、いくら英語力が高くて、応用言語学に詳しくても①~④の特性を持っていないと、生徒をサポートするコンサルタントは務まらないでしょう。
このように募集要項から見ても、プログリットは優れたコンサルタントを求めていることが分かります。
なぜプログリット(PROGRIT)のコンサルタントは質が高いのか? 【3つの理由】
優れたコンサルタントを維持するサステナブルな仕組み
「コンサルタントが24時間以内にチャットに返信をする」と聞くとブラックな働き方をしているのでは? と心配になります。ブラック企業だと、社員がどんどん辞めてしまい、コンサルタントの質が保てなくなるからです。
しかし私の受講中にも、コンサルタントは週に2日は休みを取られているようでした。
では、どのように24時間以内に返信をするのか?
担当のコンサルタントが休みの日は、他のコンサルタントが代わりにフィードバックする仕組みとなっていました。当然ながら、他のコンサルタントからのフィードバックも質は高く、不満を感じることはありませんでした。
このように、担当コンサルタントが不在の時も生徒へのサポートを継続できる仕組みがあります。
つまり、コンサルタントも無理のない働き方をしつつ、生徒へのフィードバックの質と頻度を確保するサステナブル(持続可能)な設計になっています。
そのため、優秀なコンサルタントを維持することができているのでしょう。
プログリットが成長を目指すからこそ、よいコンサルタントが集まる
Grit(プログリット)は急速に成長しています。
校舎の数も2年で12校に増えましたし、社員数も11名(2017年9月)から139名に急増しています。
このように会社が急成長していると、コンサルタントの質が下がるのではないか? と心配になる人もいるかもしれません。
しかし反対に、Gritが成長しているからこそ、よいコンサルタントを集められているのだと考えられます。
勢いのあるベンチャーには優秀な人材が集まる
一般論ですが、勢いのあるベンチャーには優秀な人材が集まります。
なぜなら、勢いのあるベンチャーに身を置くことで、自身が成長できるからです。特に優秀な若手層は興味を持つ人が多いでしょう。
プログリットは「生徒に成果を出させる場」としてブランド化しようとしている
GRIT(プログリットを運営する企業)は英語学習だけでなく、生徒に結果を出させる場としてのブランドを築こうとしていると予想できます。
HPにも以下のように書かれています。
「このプログラムは、英会話だけにとどまらず、様々な語学に展開が可能です。将来的には、語学だけでなく、様々な事業にも応用していく予定です。」
引用:プログリットHP
たしかにプログリットのノウハウは、英会話だけでなく、生徒の学習サポートや行動変容を支えることに役立つと感じています。中長期的にGritは事業範囲を拡大していくと予想できます。
また、2018年4月にプログラム名を“TOKKUN English“から”PROGRIT“に変更しています。
私はこの変更を見てブランド化の一環だろうと感じました。
なぜならいま、グローバル企業は企業名とサービス名を一致させる動きがあるからです。企業名とサービス名を一致させ、ブランドを認知してもらいやすくするためです。
たとえばApple。以前は製品名にi-phone、i-Padと”I”をつけていました。しかし、最近リリースする製品はApple Watch、Apple Musicのように、製品名にAppleとつけています。
あるいはAmazon。Amazon Prime、Amazon Video、Amazon Echoなど製品名、サービス名に社名をつけています。
このように企業名とサービス名を一致させることで、ブランドを認知してもらいやすくなります。
そのため、GRITが英語コーチングサービスの名称を”TOKKUN English”から“PROGRIT”に変更したのを見て、ブランド名の統一化を図り今後、さらに拡大させていく意図なのだなと感じたのです。
このようにGRITは今後さらに事業を拡大していくでしょう。プログリットが見ている世界は、他の英語スクールと比べて一段高いと感じます。
そのため、GRITという場に共鳴する優秀な若手を集めることができるのだと思います。
その結果、企業が成長することと、優秀な人材を集めることが、よいスパイラルとなり相乗効果を発揮している状態なのだろうと考えられます。
プログリット(PROGRIT)は働きがいのある会社
このような環境にあるため、プログリットのコンサルタントもやりがいをもって生徒に接しているように感じました。
実際、プログリットは「2019年の働きがいがある会社調査でNo.3にランクインしています(*)」
(*)小規模部門(従業員25-99人)
コンサルタントとして応募する人の視点で見ても、プログリットは他のスクールにはない魅力があります。そのため、どんどん優秀なコンサルタントを集める仕組みができているのだと考えられます。
カルチャーを重視し、誰をバスに乗せるか? にこだわる
「誰をバスに乗せるか?」
経営学を勉強したことがある方は、聞いたことがあるかもしれません。
「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則」という本に出てくる言葉です。「ビジョナリー・カンパニー2」は経営コンサルタントのジム・コリンズが書いた書籍。綿密なデータに基づき、繁栄する会社・しない会社の違いを分析しています。
通常の企業は、最初に目標を決め、その後に人を選びます。
しかし飛躍する企業は、最初に人を選び、その後に目標を決める。人を選ぶ基準はスキルではなく価値観を共有できるか? です。
いくらスキルがあっても、基本的な価値観を共有できなければ従業員がバラバラな方向を向いて動いてしまいます。
また、人の価値観は簡単に変えられるものではありません。
そのため、採用時に組織の文化、価値観と合う人とマッチングすることが非常に重要となります。
これを比喩で表した表現が「誰をバスに乗せるか?」です。
私はGritがカルチャーと人の重要性を意識して採用しているのだと感じています。たとえば採用HPを見ると、”Grit Way”として4つの文化の特徴を明記しています。
② 当事者意識
③ フィードバックに感謝
④ 楽しく、全力で
Gritの価値観を発信することにより、共鳴する応募者を集めることができるようになります。
このようにプログリットは優秀なコンサルタントを採用する仕掛けと仕組みを作っています。
反対に、ここまで説明してきた4つの観点から、いつか外れることがあると、コンサルタントの質が下がってしまう可能性はあります。
以上3つの観点からプログリットは成長しながら、よい人材を増やしていくと考えられます。
まとめ|気になる人はプログリットのコンサルタントの質を体感してみるべき
ここまでプログリットのコンサルタントの役割、私が実感した質の高さ、今後の予想を解説してきました。
しかし、いくら言葉で語っても実際に体感した感触にはかないません。
この記事を読んで、プログリットのコンサルタントが気になった方は、無料カウンセリングを受けてみることをオススメします。
↓↓↓筆者のPROGRIT受講体験記