英語リスニングの勉強法|頭に残らない原因と上達のコツを4つのステップで紹介

B!

 

りリーディングは何とかなるけど、リスニングは苦手。ネイティブの英語が呪文のように聞こえる......。リスニング力を伸ばすには、どんな勉強をしたらいいのか知りたい。

 

このような悩みを持つ方に向けて記事を書いています。

 

リスニングが苦手な原因を理解し、効果的な学習法を実践すればリスニング力は上達します。

反対に苦手な原因を理解せず、効果的な学習法を知らないと、いつまでも英語を聞き取れず、フラストレーションを抱えたままになってしまいます。

 

結論を先に言うと、以下の3つです。

 

英語リスニング勉強法3つのステップ
  1. 英語独特の「音の変化」に慣れる
  2. 語彙を増やす
  3. シャドーイングやディクテーションに取り組む

     

    「なんか大変そう......」と思いましたか?

    確かにラクではないかもしれませんが、この3ステップをこなせば、着実に英語を聞き取れるようになりますよ。

    詳しいやり方は、この記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

    大和博
    最小限の努力でリスニング力を上げられます。

     

     

    英語リスニングができない、上達しない3つの原因

    「リスニングができない!」、「ネイティブの英語がわからない!」という場合、3つの原因が考えられます。

     

    音声を聞き取れない(音声知覚)

    「英文を読めば意味は分かるのに、ネイティブの発音が呪文のように聞こえる......」という人は、英語独特の音声を聞き取れていない可能性があります。

    ※英語の音声を聞き取り、文字として認識できる状態を「音声知覚ができる」と呼びます。

     

    たとえば、”Good morning”を発音するときネイティブは「グッドモーニング」とは発音しません。「グッモーニン」に近い発音となります。

    また、”him”と言うとき、「ヒム」ではなく「ィム」のように発音します。

    こんな感じで、ネイティブは教科書通りの発音をしていません。「グッドモーニング」と発音するより、「グッモーニン」と言った方が省エネだからです。日本語でも同様で、「水族館」を「すいぞっかん」と読んだりしますよね。

     

    大和博
    省エネで話しているから、ネイティブの英語を聞き取りづらいんです。

     

    このような英語特有の音声の変化に慣れていないと、いくら英語の音声を大量に聞いてもリスニングできるようになりません。

    意味をもった言語ではなく、単なる「音」としか認識できないからです。

     

    英語を聞き取れても意味を理解できない

    「リスニング音声で聞いた英文を読んでも理解できない......」という人は、「意味理解」に課題があります。意味理解とは、聞き取った英語の音声の意味を理解するプロセスです。

    意味理解ができない原因は2つあります。

     

    単語や文法を知らない

    難しい単語や文法を知らないために、英文の意味を理解できないケースです。

     

    たとえば、以下の文章。この英文を聞けば、理解できるかもしれません。

    “He took a shortcut to avoid the heavy traffic.”
    (彼は交通渋滞を避けるため近道を選んだ)

     

    しかし、次の英文はどうでしょうか? ”detour(迂回路)”の意味を知らないと、英文の音声を聞いても意味を理解するのは困難です。

    “He took a detour to avoid the heavy traffic.”
    (彼は交通渋滞を避けるために迂回した)

     

    大和博
    単語や表現の意味を知らないと、聞き取れるはずがありませんね。

     

    このように、単語や文法を知らないと意味理解ができません。私の経験上、単語や文法が、リスニングのボトルネックとなっているケースは意外と多いです。

    本人は「英語が聞き取れない」と思い込んでいますが、実際には知識不足のケースです。

     

    前提知識や文化的背景を知らない

    たとえば、アメリカのニュースを聞いているとき、社会福祉の話題だったとします。もし、あなたがアメリカの社会福祉事情に詳しければ、ニュースの内容を理解できるかもしれません。

     

    しかし、アメリカの社会福祉制度や歴史を知らないと、話についていけません。なぜなら、ニュースでは前提知識や背景をいちいち細かく説明してくれないからです。

     

    日本語で、自分の専門外の話題を聞いているときを思い浮かべるとイメージが沸くかと思います。この場合、相手の話を聞き取れ、単語や文法も理解できているにも関わらず、意味が分からないでしょう。

    このように、前提知識や文化的背景を知らないと意味理解ができません

     

    なので、いきなり海外のドラマや映画、ニュースでリスニング勉強をするのはオススメしません。リスニング以外に前提知識や文化的背景などを調べないといけないので、負荷が高くなりすぎるからです。

     

    大和博

    日本やアジアなどニュースなどなじみが深いものを使ってリスニングの勉強をするのは、おすすめです。

     

    聞き取った英語が頭に残らない

    ネイティブが発言しおわったとき、「あれ、最初の方では何を話してたんだったかな......」と思ったことはありませんか? 話を聞いている最中は理解しているつもりでも、聞いた内容が頭に残らない状態です。

     

    このような人は、リスニングした内容が「短期記憶」に残っていない状態にあります。短期記憶とは、秒~数10秒くらいの間、覚えておく記憶を指します。

     

    脳の短期記憶にリスニングした内容を保存できないと、意味を理解できません。なぜなら、コミュニケーションは一言では終わらないからです。相手が話す間、内容を覚えておかないと会話は成り立ちませんし、ニュースを聞く数分間、記憶にとどめておかないと、内容を理解できません。

     

    大和博
    会話の内容を記憶に残せないと、リスニングした内容を理解できなくなってしまいます。

     

    しかし、英語の音声を聞くのにせいいっぱいの状態だと、脳の「メモリ」を記憶に回すことができず、短期記憶に内容を保存できなくなってしまいます。そうなると、英語の音を聞き取れても、意味を理解できなくなってしまいます。

     

    脳内のコップの水がいっぱいになるとリスニングはできない

    リスニングが苦手な人と、リスニングが得意な人の脳の中を、コップの容量でイメージしてみましょう。

     

    図に示したコップが脳の短期記憶に保持できる容量(メモリ)です。左の図は、音声知覚や意味理解でコップに水がいっぱいになっています。この状態になると、内容を短期記憶に保存できなくなってしまいますなぜなら、短期記憶に回す容量が不足してしまうからですね。

    この状態では英語を聞いても意味を理解するのが難しくなってしまいます。

     

    反対に、右の図は音声知覚と意味理解に使う容量が少なく、短期記憶に容量を回せる状態を表しています。日本語を聞く場合は、この状態ですね。なぜなら、音声知覚と意味理解をほぼ無意識にできるからです。

     

    同様に、英語でも音声知覚と意味理解を無意識にできるようになると、リスニングができるようになります。

     

    言い換えると、音声知覚と意味理解を自動化し、脳内のコップに余裕を持たせることがリスニング上達のポイントです。

     

    これらを踏まえて、英語リスニングが上達する勉強法のコツを解説します。

     

    英語リスニング勉強法|上達のコツを4ステップで解説

       

       

      英語独特の音の繋がりに慣れる

      先ほど説明したように、英語ネイティブは教科書通りの発音をしません。「グッド・モーニング」「グッモーニン」となるように、英語独特の音の変化が起こります。なぜなら、省エネして話しているからでしたね。ですが、日本人は英語独特の音の変化を習う機会がありません。

      学校教育では教えてくれないからですね。だから、「音声知覚」が苦手で「ネイティブが何と言っているかわからない」と感じる日本人が多いのです。

       

      しかし、音の繋がりの法則を知って慣れることで、音声知覚のスキルを伸ばすことができます。

       

      大和博
      覚えてしまえば、音のつながりの法則は、それほど難しくありません。

       

      以下に、音の変化の事例を紹介します。

       

      弱形|himは「ィム」、herは「ァー」

      学校教育では、himは「ヒム」、herは「ハー」と習いました。しかし、実際にはネイティブは「ィム」「ァー」と発音したりします。

       

      専門用語で、この音の変化を「弱形(じゃっけい)」と呼びます。弱形とはアクセントが置かれず、弱くあいまいに発音することです。

       

      他にも、弱形には以下の事例があります。

       

      弱形の例
      • Could 「カド」
      • will 「ァル」
      • have 「ァヴ」

        教科書で習った発音とはだいぶ違いますが、ネイティブは弱形の発音を結構頻繁に使います。

         

        フラップの”t”(ラ行化)|”water”は「ウォラ」

        特にアメリカ英語では、”t”が「タ行」ではなく「ダ行」「ラ行」に変化します。

         

        たとえば、”water”「ウォーター」と習った人も多いかと思います。しかし、実際にネイティブの発音を聞くと「ウォラ」と発音しています。これは、"water"の"t"が「ラ行化」した結果です。

         

        他にも、”party”は「パディ」”letter”は「レラ」と発音するのも「ラ行化」の一種です。

         

        子音の飲み込み|”can’t”は「キャーン」

        学校では“can’t”は「キャーント」と習ったかと思います。しかし、実際には最後の”t”は発声されず、「キャーン」と発音します。これを「子音の飲み込み」と呼びます。

         

        その結果、リスニングが苦手な人は”can””can’t”を間違えがちです。

        実際には”can”「カン」「クン」”can’t”「キャーン」のように発音されますが、「子音の飲み込み」を知らないと、「キャーン」と発音される“can't"を、"can"と勘違いしてしまうからですね。

         

        大和博

        日本人が間違えやすいポイントです。まったく逆の意味になってしまいまうので注意してくださいね。

         

        "can't"と"can"を勘違いして、あわやトラブル

         

        筆者は「子音の飲み込み」を知らなかったせいで、仕事で大きなトラブルに陥りかねない経験をしたことがあります。

         

        あるプロジェクトで、アメリカ企業と共同研究をしていました。その共同研究相手と、今後の進め方を電話会議で議論していたときのことです。

        この会議には相手側数名、我々はプロジェクトリーダーと私を含むメンバー3人が参加していました。

         

        ある解析テストの分担について議論していたときに、相手方から以下の発言がありました。

        “We can’t do this.”

         

        ミーティングの最後に、お互いのアクションプランを整理する段階で、どちらが何をやるか確認をしました。先ほど議論した解析テストについて、相手方は「こちらではできないので、そちらでやってほしい」と言いました。

         

        そのとき、突然プロジェクトリーダーは「さっき、この件はそちらがやると言っただろう!」と怒り出したのです。相手側は困惑し、「さっき説明したでしょう」と反論してきます。会話を聞いていた私は、「あ、これはまずいな。かなり揉めそうだ......」と感じました。

         

        私は最初、プロジェクトリーダーがなぜ怒り出したのか理解できませんでした。少し考えて、“We can’t do this.”“We can do this.”聞き間違えていたことに気づきました。

         

        このときは、他のメンバーがcan’tとcanの聞き間違えていることをプロジェクトリーダーに説明したため、大きな問題にはなりませんでした。しかし、「子音の飲み込み」を知らずに聞き間違いをすると、ミスコミュニケーションが発生し、ビジネスの大きなトラブルにつながりかねないと実感しました。

         

        大和博

        このときはヒヤっとしましたね......。

         

        音の消失

        「破裂音(p, b, k, g, t, d)+子音」のときに、破裂音が消失する(発声されない)という音声変化のルールがあります。たとえば、”good morning”は破裂音d+子音mが続くため、”d”が発音されなくなります。

        そのためネイティブは「グモーニン」と発音します。

         

        他の例では、”take care”は「テイケア」と発音されます。

         

        音の連結

        子音+母音の場合、音が連結されます。

        たとえば、”stand up”の場合は、「スタンダップ」と音が連結されます。他の例では”like it”「ライキッ」となります。

         

        ↓英語の5つの音声変化について、著者にインタビューをして詳しく教えていただきました。役立つ情報が満載なので、更に深く知りたい方は読んでみてください。

         

        ⇒「英語の5つの音声変化」のルールをまとめて徹底解説【著者インタビュー】

         

        英語の語彙を増やす

        「英語の音は聞き取れるけれど、意味を理解できない」という人は、語彙を学習することをオススメします。

         

        英単語は、一度に覚えるのは困難ですが、何度も繰り返し単語を見たり、思い出そうとしたりすることで記憶に定着します。

        記憶の定着率を測定した、エビングハウスの忘却曲線と呼ばれるものがあります。この結果によると、1日たつと人は6割以上を忘れてしまいます。

        同時に、復習により記憶への定着度が増すことがわかっています。そのため、語彙力を増やすには繰り返し単語帳に取り組むのがおすすめ。

        たとえば、アルクのキクタンシリーズは英単語に繰り返し触れ、記憶に定着させるのに効果的です。

        ⇒キクタンBasic

         

        大和博

        英単語を覚えるには、何回同じ単語に出会ったが重要です。だから、単語帳を使うのがおすすめ。

         

        ↓英単語の覚え方については、以下の記事に詳しく解説したので、参考にしてみてください。

        ⇒英単語を覚えられない理由を解説【脳をだます覚え方とは?】 

         

        英語の語順で理解するトレーニング(サイト・トランスレーション)

        英語の語順で理解するトレーニングも効果的です。

         

        「日本語の語順」で英語を聞き取ると、理解が遅くなる

        「英語の語順で理解するのが大事」というと、「そんなのあたりまえじゃん!」と思うかもしれません。しかし、実際にはなかなか難しかったりします。

         

        以前の私もそうでしたが、「日本語の語順」で英語を理解しようとする人が多いからですね。なぜなら、学校教育のリーディングで「返り読み」をするクセが身についてしまっているからです。

         

        たとえば、次の文章を見てください。英語の語順ではなく、日本語の語順で理解する読み方を「返り読み」と言います。

         

        サイト・トランスレーションは「英語の語順」で理解するためのトレーニング

        そして、返り読みのクセが染み付いていると、リスニングのときにも、日本語の語順で理解しようとしてしまいます。

         

        そうなると、「英語の音を聞き取る→頭の中で日本語の語順に並び替える→日本語に訳す→内容を理解する」と、多くのステップが必要になってしまいます。意味を理解するのに頭がいっぱいで、短期記憶に内容を保存できなくなってしまいます。

         

        なので、「返り読み」のクセを治すのは、リスニング力アップに効果的です。特にネイティブの速い英語についていけるようになります。「返り読み」を治すのに効果的なのが、「サイト・トランスレーション」というトレーニングです。

         

        大和博

        サイト・トランスレーションは、英文を読む速度が速くなるだけでなく、速い英語を聞き取れるようになる効果があります。

         

        サイト・トランスレーションとは、英文を「チャンク」と呼ばれるカタマリに区切って、英語を瞬時に日本語に翻訳したり内容をイメージしたりするトレーニングです。

         

        たとえば、以下の文章を見てください。

        I think when you look at Starbucks as a business case, what we’ve done and the way do business is quite different than a classic consumer brand.

        (私が思うに、スターバックスをビジネスケースとして見るとき、私たちがしてきたことやビジネスのやり方は典型的な消費者向けブランドとまったく異なっています。)

        (出典:起業家の英語)

         

        結構長めの文章なので、ぱっと意味を理解するのが難しいですよね。これを「チャンク」と呼ばれるカタマリごとに、スラッシュ(斜めの線)を入れて区切ってみます。

         

        I think / when you look at Starbucks / as a business case, / what we’ve done / and the way do business / is quite different / than a classic consumer brand.

         

         

        区切りを入れると、少し英語の意味を理解しやすくなります。

         

        次に、スラッシュで区切られたチャンクごとに日本語に訳していきます。

        私は考えます / スターバックスを見たとき / ビジネスケースとして / 私たちがやってきたことや / ビジネスのやり方は / 非常に異なっています / 典型的な消費者向けブランドと。

         

         

        キレイな日本語にするのではなく、意味をイメージすることがポイントです。実際に日本語を声に出すのも、よい訓練になります。

        このように、チャンクごとに日本語に訳していくのがサイトトランスレーションです。

         

        ↓サイト・トランスレーションにつて詳しく知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

        ⇒サイトトランスレーションとは?効果とオススメ教材を紹介【注意点あり】

         

        シャドーイングに取り組む

        英語特有の音の変化や、抑揚に慣れるためにシャドーイングが非常に効果的です。

        シャドーイングとは、英語音声を聞きながら、音源の通りに自分でも発声するトレーニングです。

         

        細かな英語の音に注意を払わないとできないトレーニング。さらに、実際に自分で英語の音声をマネて発音をします。そのため、英語の音に慣れることができ、リスニング力が上達するのです。

         

        大和博

        「実際に自分で発音できる英語は聞き取れるようになる」ということですね。

         

        実際、筆者のリスニング力が伸びたのも、シャドーイングに取り組んだときでした。

        具体的には、英語で学会発表することになったときに、毎日シャドーイングのトレーニングを行いました。

         

        毎日1時間のシャドーイングを3ヵ月続けたところ、リスニングをほぼ自動化することができました。シャドーイングに取り組む前は、かなり集中していないと英語を聞き取れませんでした。しかし、シャドーイングに取り組んだ後には、話の内容を考えながら英語を聞き取れるように変化しました。

         

        英語でディスカッションをする際にも、英語の理解に脳のメモリを割くのではなく、議論の内容に頭を使えるようになったということ。

         

        私の経験からもシャドーイングはリスニング力向上に効果的だと言えます。

         

        ↓シャドーイングのやり方について、詳しく解説したので参考にしてみてください。

        ⇒英語シャドーイングの正しいやり方|5つのコツを解説【重要!】

         

        英語リスニングの勉強法に関する「よくある質問」

        ここでは、英語リスニングの勉強法に関するよくある質問に回答します。

         

        英語リスニングで全く聞き取れません......

        一口に「英語を聞き取れない」と言っても、原因はさまざまです。

         

        • 英語の音を聞き取れない
        • 聞き取れても意味を理解できない
        • 聞き取った英語を覚えていられない

        自分が、どれに当てはまるかをチェックしてみてください。

         

        「そう言われても、自分がどれに当てはまるかわからない......」という人も多いかと思います。そんな場合は、専門家のいるスクールの無料体験を受けることをおすすめします。

         

        この記事の後半で紹介している、STRAILプログリットの無料体験を受けると、英語を聞き取れない理由がわかります。そうすると、今後の学習プランが明確になって効率的に学習を進められます。

        特に準備するものもありませんし、無料体験を受けても入会する必要もないので、気楽な気持ちで受けてみてくださいね。

         

        リスニングアプリの聞き流しに効果はありますか?

        リスニングアプリの聞き流しには3つのメリットがあります。

         

        3つのメリット
        1. 学習を継続しやすい
        2. 英語の音やリズムに慣れる
        3. リスニング力を維持できる

         

        逆に言うと、上記以外のメリットはあまりありません。

        「いきなり本格的なリスニング勉強するのは大変そう......」という場合のとっかかりには良いですが、本気でリスニング力を伸ばしたいならばこの記事で紹介したようなトレーニングをするのがおすすめです。

         

        ご参考:英語の聞き流し勉強の3つの効果と初心者におすすめアプリ3選
         

         

        シャドーイングが難しくて続けられません

        シャドーイングはリスニング力アップに効果がありますが、負荷の高いトレーニングなので、難しいと感じる人も多いかもしれません。

        そんな場合は、まずは取り組む教材のレベルを下げてみましょう。目安としては、予備知識なしで音声を聞いて80%〜90%理解できるものです。

         

        それでも難しい場合は、シャドーイング以外のトレーニングをしてもOKです。

        詳しくは初心者にシャドーイングが難しくてイライラする3つの理由|効果的なやり方のコツを解説で解説したので、参考にしてみてください。

         

         

        短期間で英語リスニング力を伸ばすなら英語コーチングがおすすめ

        英語リスニングを短期間で伸ばしたいと思う人には、英語コーチングスクールがおすすめです。

        英語コーチングとは、生徒一人一人にパーソナルコーチがつき学習をサポートしてくれるサービスです。学習計画から、日々の学習サポートまでしてくれるため、生徒は勉強に集中できます。

        勉強の進め方やモチベーションの維持に関し、随時フィードバックをもらえるので学習を継続しやすくなります。

         

        以下に当てはまる人には英語コーチングがおすすめです。

        英語コーチングがおすすめな人
        • 短期間でリスニング力を伸ばしたい人
        • 独学で英語学習に取り組んだことがあるが、継続できなかった経験がある人
        • リスニング力向上のため、どの教材に取り組めばよいか迷ってしまう人
        • 独学でシャドーイングやディクテーションを毎日1時間続ける自信がない人

         

        以下に、オススメの英語コーチングスクールを紹介しておきます。

        スタディサプリ パーソナルコーチング

        スタディサプリというスマホアプリを開発したリクルート社のコーチングサービスです。

        教材はスタディサプリを使用します。英文法を驚くほどわかりやすく解説した「神動画」が含まれています。

        スタディサプリ パーソナルコーチングは以下の特徴があります。

        1. 3ヵ月プランを終了した人は、平均100点以上TOEICスコアアップ
        2. TOEIC300点~800点の受講生が、大幅に点数アップ
        3. 継続率は93%

          TOIECスコアを伸ばすために、リスニング力を身につけたい人にはおすすめです。

           

          スタディサプリ パーソナルコーチの詳細を知りたい方は、詳細をまとめた以下の記事を参考にしてみてください。

          ⇒過去の自分に勧めたい! スタディサプリパーソナルコーチの評判と口コミ

           

          STRAIL(ストレイル)

          効率的にリスニング力を伸ばしたい人には、株式会社スタディーハッカーが運営するSTRAIL(ストレイル)がおすすめです。

          ストレイルは、専門家が1人1人の苦手なポイントを特定し、改善するための効果的なトレーニングを行います。そのため、2~3ヵ月の短期間で飛躍的にリスニング力を伸ばすことができます。

          ⇨STRAILの評判と口コミを見る

           

          ストレイルのコンサルタントは、たとえるなら「英語のお医者さん」です。症状を細かく診て、課題を特定し、最低限必要なトレーニングを行います。だからこそ、効率的にリスニング力を伸ばすことができます。

           

           

          今ならSTRAILの無料体験を受けると、英語力診断シートを作成してもらえます。

          この英語力診断シートを見ると、あなたの現状の英語レベルと、今後の学習内容が明確になりますよ。

           

           

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          プログリット(PROGRIT)

          TOEIC点数が800点以上の人や、海外出張、海外出向が決まり、短期間でリスニング力を飛躍的に伸ばす必要がある人にはプログリットがおすすめです。

          ⇒【人生激変】プログリットの評判と口コミ|2ヵ月でビジネス英語力が伸びた体験談と感想

           

          プログリットでは、プロのコンサルタントが毎日シャドーイングの添削をしてくれます。

          シャドーイングはリスニング力アップに効果的なトレーニングなんですが、独学でやっていると、間違った発音のまま気づかないことがあります。間違った発音のままシャドーイングを繰り返しても効果が半減してしまいます。

           

          だから、シャドーイングはプロからフィードバックを受けるのが有効なんです。

           

          プログリットでは、プロからの添削のおかげで、毎日シャドーイングのやり方を改善できるため、日々リスニング力をのばすことができます。

           

           

          プログリットに関する詳細を、筆者の体験談を交えて以下の記事で解説します。

           

          メディア掲載情報

          プログリット(PROGRIT)が、英会話完全ガイド2024年版』(晋遊舎)のコーチング型部門で第3位に選出されました。5名の専門家による覆面取材でランキングを選定しているので、やらせが一切なく信頼性が高い調査です。ぜひ、リンク先の記事もチェックしてみてくださいね。

           

          \3ヶ月のコーチングで英語力が変わる/

          本気で英語を身につけたい人へ

           

          シャドテン

          シャドテンは、プログリットの人気サービス「シャドーイング添削」がスピンアウトしたサービスです。

           

          シャドーイングはリスニング力アップに効果がありますが、難易度が高いトレーニングです。

          「英語を聞きながら、英語を話す」というのは、結構難しいんですよね。

          それに、次のような細かなポイントは独学だと意識するのが困難です。

          • 音声が聞こえた0.5秒後に発声する
          • 正しい発音やイントネーションで発声する

          「最小限の努力でリスニング力を伸ばしたい!」という場合は、シャドーイング音声に対してプロからフィードバックを受けるのがおすすめです。やり方を前違えてもすぐに修正できますし、取り組み方のコツを指導してもらえるので、最大限にシャドーイングの効果を上げられます。

           

          シャドテンではスマホ一台で、シャドーイングに取り組み、プロからのフィードバックを得られます。

          ⇨ご参考:シャドテンの口コミと評判|2ヶ月受講した感想を本気でレビュー

          7日間の無料体験を受けられるので、「本格的にシャドーイングに取り組んでみようかな」という場合は、ぜひ試してみてくださいね。

           

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          まとめ|英語リスニングができない原因を特定して効率的に伸ばす

          この記事では英語リスニングができない原因と、上達のコツをを紹介してきました。

          英語リスニングができるようになると、英語で仕事ができたり、海外のニュースやエンタメを楽しめたりするようになります。

           

          リスニングができない原因を理解し、上達のコツを抑えれば英語を聞き取れるようになります。

          この記事で紹介した内容を参考にして、あなたの勉強法に活かしてみてください。

           

           

          「独学では難しそう......」と不安に感じる方へ

          もし「独学では難しそう......」と不安に感じる人は、英語コーチングスクールを使って短期間でリスニング力を伸ばすのもありです。この記事では紹介しきれなかったスクールも、以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

          ⇒【保存版】英語コーチングスクール16社を比較~おすすめランキングあり~

           

           

          ビジネスで成果を出せる英語力とは?

          あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?

          • TOEICの勉強をしても、ミーティングで外国人の発言を聞き取れず悔しい思いをした......
          • 英会話スクールに通っても、ディスカッションで発言が出せず情けなくなった.....

             

            あなたも薄々気づいているのではないでしょうか。いくら英語ができても、仕事で成果を出したり収入をあげたりできない真実に。

             

            いくらTOEICでハイスコアを取ったり英語が流暢になっても、”ビジネスで成果を出せる”英語力を身につけなければ、あなたの仕事での評価は下がってしまいますし、収入も上がりません

            反対にTOEICの点数が低かったり、英語が流暢でなくても”ビジネスで結果を出せる”英語力があれば、あなたの評価は高りますし、収入も上がります。

             

            もし、あなたが”ビジネスで結果を出せる”英語力を身につけたいと少しでも思うのであれば、「実践で使える英語」に絞って学習するのが近道です。この方法で学ぶと以下のようなメリットが得られます。

             

            メリット
            • 無駄な学習をしないので、最短で”ビジネスで結果を出せる”英語力が身につく。
            • 仕事相手の外国人の考えがわかり、コミュニケーションがスムーズになってストレスが減る。
            • 英語力アップが仕事の成果につながる。

               

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