理系エンジニアがMBAを学ぶべき4の理由【実体験を元に解説】

「理系エンジニアがMBAを目指す意味はあるのだろうか?」

「理系がMBAを取ると、どんなキャリアを歩めるのだろうか?」

「MBAは文系科目が多いと聞くけれど、理系の自分がついていけるだろうか?」

 

この記事は、上記の悩みを持つ人に向けて書いています。

私は理系エンジニアで、働きながらBOND-BBT MBA大学院を卒業しMBAを取得しました。

私の経験も踏まえ、以下の内容について解説していきます。

この記事の結論
  • 理系エンジニアこそMBAを学ぶべき
  • MBAを身に着けた理系のキャリアパス3つ
  • 経営層、他部門、他社と議論できる共通言語を身に着ける
  • ビジネス基礎力とソフトスキルを身に着ける

理系エンジニアの私がMBAを目指した理由と得られた結果

私は理系大学出身のエンジニアです。大学時代は理学部で、文学部哲学科と並びもっともビジネスと遠いところにいました。そんな私がなぜMBAを目指したのかをご紹介します。

理系エンジニアも経営視点を手に入れる必要があると思った

就職して5年近くたち、エンジニアとして一通り仕事をこなすことができるようになりました。

また、社内の大きなプロジェクトのメンバーとして関わり、研究開発した技術を商品として世の中に出す成功体験も積み増した。

しかし、この頃に疑問を抱くようになりました。

 

「このまま、いまの仕事を続けるだけでよいのだろうか?」

 

たしかに技術者として、ある程度の成果を出せましたが、「何を開発するか?」との課題は上司や営業部から与えられたものでした。このままエンジニアとして経験を積んでも、この課題設定をできるようになる気がしませんでした。

また5年も仕事をすると、自分のエンジニアとしての限界も見えてきます。一流のエンジニアは社内だけでなく業界で認められる成果を残しています。自分はエンジニアとして二流止まりだろうと思いました。

 

そして、中長期的なキャリアとして技術をベースにビジネスを作ったり、技術開発のマネジメントができるようになったりしたいと考えました。そのためには、経営の視点や知識を身に着ける必要があると思いMBAを志すことにしました。

理系エンジニアの私がMBAを受講して得られた結果

MBAを受講してどのような成果が得られたか?

私はコンサルや投資銀行などへの華々しい転職をしたわけではありません。今でもエンジニアとして働いています。

MBA取得後、管理職に昇進しましたがMBAの肩書が役に立ったわけでもありません。

 

しかし、MBAを受講したことで確実に私のビジネスの基礎力は上がりました。

たとえば、ロジカルシンキングやマネジメントスキルを身に着けたことで、技術開発のプロジェクトマネジメントをこなせるようになりました。

また、経営視点を身に着けたことで、研究開発テーマを設定することもできるようになりました。

このように、技術力に加えてビジネスの基礎力が身に着いたことが認められ、社内の最短コースで昇進することができました。

ここまで、エンジニアの私がMBAを取得した理由と得られた結果に関する体験をご紹介してきました。

以下では、理系がMBAを身に着けるべき理由について解説していきます。

理系エンジニアがMBAを身に着けるべき4の理由

 

理系エンジニアがMBAを目指すべき理由

理由1|自分の武器を二つ以上持つとキャリアに有利だから

理由2|MBAを身に着けるとキャリアの幅が広がるから

理由3|経営層、他部門、他社とコミュニケーションをするビジネス共通言語が身に着くから

理由4|ビジネスに必須な基礎スキル、ソフトスキルを学べるから

 

自分の武器を二つ以上持つとキャリアに有利

あなたが、技術だけで一流を目指せるのであればMBAは不要でしょう。

一流というのは、社内だけでなく業界内で他のエンジニアに対して差別化できるレベルです。

具体的には、学会発表で賞を取れるレベルです。好ましくはノーベル賞を目指せる技術者であれば一流と呼べるでしょう。

一流の技術力があれば、技術だけで一生食べていけるからです。

 

しかし、私を含めて多くのエンジニアはこのレベルの技術力を持ち合わせていないでしょう。

この場合、技術以外に差別化の武器を持つべきです。

なぜなら、複数の武器を持つことがキャリアの差別化につながるからです。

技術しか知らない人よりも、経営について素養がありマネジメント経験がある人の方が、大きな仕事の成果を残せますし、昇進や転職にも有利です。

もし、あなたがキャリアアップを目指したいのであれば、技術以外にも複数の武器を身に着けるのがよいでしょう。

MBAを身に着けるとキャリアの幅が広がる

理系エンジニアがMBAを取得するとキャリアパスの幅が広がります。

通常のエンジニアは二つのキャリアパスがあります。

1つ目は、とことん技術を深め付加価値を出していくケースです。

自分の好きな技術を追求することで、ポジションや年収も上がっていきます。技術者冥利につきると思う人もいるでしょう。

しかし、このキャリアを歩めるのは、先ほど述べた一流の技術者のみで数は多くありません。

 

2つ目は、技術者としてマネジメントを担うようになるケースです。

研究所、開発センターなどで課長、部長と昇進していくキャリアパスです。

全社的な経営に関わることは少ないですが、技術開発、製品開発のマネジメントが求められます。

 

しかし、理系エンジニアがMBAを取るとキャリアパスの選択肢が増えます。

 

4つのキャリアパス

キャリア1|エンジニアとして昇進する(仕事のレベルを上げる)

キャリア2|エンジニアとして、外資系企業などに転職する(会社を変える)

キャリア3|自社の企画職などに異動する(職種を変える)

キャリア4|他業種、他職種に転職する

エンジニアとして昇進する(仕事のレベルを上げる)

先ほど紹介したエンジニアのキャリアパスの一つです。

技術職でありながら、マネジメントを担うケースです。

MBAの肩書が昇進に有利に働くかは企業によって異なります。

外資系企業の場合は、昇進要件にMBA取得が課されるケースもあるようです。

たとえ肩書が昇進に影響しなくても、MBAで学んだことを仕事に活かせば、自ずと成果が出やすくなり昇進しやすくなるでしょう。

実際、私はこのケースに当てはまります。

私のMBA時代の同級生を見ても、エンジニアのまま昇進するケースは多いようです。

エンジニアとして、外資系企業などに転職する(会社を変える)

エンジニアとして外資系企業に転職するキャリアパスも一つの選択肢です。

私が転職を検討した際に気づいたことですが、外資系企業はエンジニアにも経営やマネジメントの素養を求めるケースが多いです。

なぜなら、自前主義の日本メーカーと異なり、外資系のメーカーはさまざまな企業と協業して製品やサービスを開発するため、エンジニアであってもプロジェクトマネジメント力や経営視点が必要になるからです。

たとえば、アメリカのコンシューマー企業と一緒に仕事をしたときのこと。

名刺を見ると、PhD(博士号)かMBAを修めている人が大半でした。

PhDを持つ人は一流の技術者として、MBAを修めた人はマネジメント職として活躍をしています。

企業により求める人材への要件が異なるので、転職したい企業があるのであれば、確認してみるとよいでしょう。

自社の企画職などに異動する(職種を変える)

MBA取得を機に、自社内で異動する人もいます。異動先は、自社のビジネス戦略を作る企画職などです。

エンジニアが職種を変える機会は多くありませんが、MBAを機に社内異動を果たす人もいます。

実際、私のMBA時代の同級生にも、在学中に異動の希望を出し、エンジニアから企画職に転向した人もいました。

他社の多職種に転職する

MBA取得後に、エンジアから他社の企画職などに転職するケースもあります。

たとえば、コンサル会社や投資銀行などの金融機関に転職するケースです。

この場合、年齢が重要となります。なぜなら、年齢を重ねてからの多職種に転職すると、キャッチアップするまでに時間がかかる上に、年下の上司の下で働く可能性が増え、うまくいかないことが多いからです。

一般的には35歳が目安と言われていますが、本人のキャリアや経歴にもよるので、転職エージェントの意見を聞いてみるとよいでしょう。

 

実際、コンサル会社の知人から聞いた話です。

元エンジニアが海外でMBAを取りコンサル会社に入社するケースは多いようです。

しかし、実際にコンサル会社で大成する人は1~2割程度との話でした。

エンジニアから多職種への転職は可能ですが、リスクが伴います。事前にMBA卒業生の進路や、希望する企業で働く人の経歴を調べておくとよいでしょう。

経営層、他部門、他社とコミュニケーションをするビジネス共通言語が身に着く

エンジニアとして働くだけでは、ビジネスの共通言語が身に着きません。

技術一筋で仕事をしてきたエンジニアは、時として技術を深堀することのみに関心が向き、コストや研究開発の経営的な位置づけの視点が抜け落ちてしまうことがあります。

その結果、経営層に技術開発の提案をしても受けいれられず、「ウチの経営陣はわかっていない」と愚痴をこぼすことがあります。当然ですが、このように愚痴をこぼしていても物事は進みません。

しかし、MBAではビジネスの基礎を体系的に学ぶだめ、ビジネスの共通言語が自然と身に着きます。

たとえば、マーケティングの考え方、財務・会計の用語や意味、経営戦略の視点などです。

MBAで学ぶ過程で、経営層や他部門(営業、経理、企画など)、他社とコミュニケーションの共通言語を自然と身に着けることができます。

ビジネスに必須な基礎スキル、ソフトスキルを学べる

たしかに、MBAで学ぶスキルの中には、会計や財務などエンジニアがあまり活用しないものもあります。

しかし、ロジカルシンキングなどのビジネスの基礎スキル、あるいは交渉術、リーダーシップなどのソフトスキルはエンジニアも身に着けるべきです。

ロジカルシンキングはエンジニアに必須です。なぜなら、論理思考ができないと適切な実験計画が立てられないからです。

また、交渉術、リーダーシップなどのソフトスキルも有用です。特にエンジニアとして管理職になると、社内外と交渉をする機会も増えますし、部下を持つことになるためリーダーシップが求められるようになるからです。

MBAは一見すると文系が学ぶものですが、理系エンジニアが業務に活かせる科目も多くあります。

※ご参考
⇒MBAで学べる4つのこと|24科目の全体像を解説【おすすめ本あり】

理系エンジニアでもMBAの内容についていけるか?

一般にMBAは文系が学ぶものとのイメージが強いです。

そのため、理系出身者がMBAの内容、授業についていけるか不安に感じる人もいると思います。

私も入学前は不安でした。しかし、実際にMBAを受講してみて杞憂だとわかりました。

 

理系出身者がMBAについていける理由

理由1|サイエンスの方が難しいから

理由2|統計、財務、会計など数字を扱う科目は、理系は取り組みやすいから

 

サイエンスの方が難しい

MBA入学前は、経営学はとても難しいのだろうと思っていました。カタカタ語のフレームワークが多くあるからです。

実際にMBAで学習し卒業した後に振り返ると、MBAで学ぶことはサイエンスと比べると易しいものでした。

たとえば、大学の教養レベルの数学、物理では偏微分方程式を習います。かなり複雑な計算。

あるいは量子力学のように、人間の直観に反する理論も学びます。

 

しかしMBAで学ぶ科目では、基本的に四則演算しか出てきませんし、理論と具体的な事例がセットになっているため理解しやすい内容。

そのため、理系の勉強をしてきた人にとっては、比較的簡単だと感じることでしょう。

統計、財務、会計など数字を扱う科目は、理系は取り組みやすい

私が学んだBOND-BBT MBAでは、統計、財務、会計など数字を扱う科目が単位を落としやすい難関科目として知られていました。

しかし、実際にはこれらの科目はマーケティングなど他科目よりも簡単だと感じます。

なぜなら、統計の基礎的な考え方は高校、大学で学んでいますし、財務、会計は四則演算ができれば計算できるから。

私だけでなく他の理系出身の同級生も同じ感想を持っていました。

理系にとってはMBAで難関とされる統計、財務、会計など数字を扱う科目は取り組みやすいです。

まとめ|理系エンジニアこそMBAの知識を身に着けるべき

この記事では、理系エンジニアがMBAの知識を身に着けるメリットと、理系でもMBAの学習についていけるか? を私の体験を踏まえて解説してきました。

世界で認められるレベルの一流の技術者であれば別ですが、私を含めた普通の理系エンジニアは、技術以外にも武器を身に着けるべきです。

エンジニアがMBAの知識を身に着けることで、社内外でキャリアの幅が広がりますし、多職種に転向することも可能になります。

ある程度エンジニアとして働き、技術を身に着けたらMBAを検討してみるのもよい選択肢です。

 

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エンジニアがグローバルに活躍したいならビジネス英語力も必須

これからの時代、エンジニアが成果を出すにはグローバルに活躍することが重要になります。なぜなら、国内では活躍の場が限られているからですね。

 

経営の知識も重要ですが、エンジニアに最も不足しているのは「英語力」であるケースが多いです。なぜかというと、大学時代に理系を選ぶ人は、英語に苦手意識を持つ傾向があるからです。

しかし、英語力が足りないと、せっかく技術力が高くても海外のエンジニアに認められません。

 

英語ができずミーティングで発言ができないと「技術力が低い人」「仕事ができない人」と誤解されてしまいます。せっかく、技術力があるのに認められなかったり活躍できなかったりするのはもったいないです。

 

以下の記事では、グローバル人材に求められる3つのスキル(①ビジネス英語力、②論理思考力、③経営の知識)の身につけ方について詳しく解説しました。世界で活躍したいエンジニア、収入を上げたいエンジニアに役立つ内容ですので、ぜひ読んでみてください。

 

 

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