英語勉強を何から始めたらよい?3つの対処法を英語をやり直す社会人に教えます

社会人になり「英語勉強をやりなおそう!」と思ったけれど、何から始めたらよいか分からない

英語教材やスクールが多すぎて選べない

 

いざ英語を勉強とするときに、このように感じる人も多いと思います。実は、あなたがこのように感じるのには理由があるのです。その理由と対処法を知れば、何から手をつければよいか迷いがなくなります。

 

実際、私がビジネス英語コーチとしてサポートしていると、「教材が多すぎて何から英語学習を始めればよいかわからない」と言う人が多くいます。この記事は、このような悩みを持つ方に向けて書いています。

 

この記事でわかること
  • 英語勉強を何から始めたらよいか悩んでしまう4つの原因
  • 英語勉強とジャム実験の関係
  • 何から始めるか悩むときの3つの対処法

     

    英語の勉強を何から始めるか悩んでしまう4つの原因

    何から始めればよいか迷う原因
    1. 英語勉強法のノウハウが氾濫している
    2. 教材やスクールもあふれている
    3. 選択肢が多すぎると、人は選べなくなる~ジャム実験と英語学習~
    4. 英語学習の全体像やマップがわからない

     

    以下で詳細に説明します。

    英語勉強を何から始める悩む原因1|ノウハウが氾濫している

    世の中には、英語勉強法に関する情報が氾濫しています。

    たとえば、以下のような体験談やノウハウを目にします。

    • 英語の本を多読して、英語力が向上した
    • ディクテーションに取り組んでTOEICの点数が伸びた
    • 同じ文法書に繰り返し内容を暗記するくらいまで取り組んだ結果、英語力が向上した
    • たくさんの参考書を並行して進めた結果、英単語を短期間で習得できた
    • ドラマと映画を繰り返しみて、英語が聞き取れるようになった

     

    一見矛盾したように見えるノウハウもありますが、どれも真実を含んでいるのでしょう。
    しかし、万人に役に立つわけではありません。

    なぜなら、このような体験談は、その人の英語レベルや生活スタイル、性格と、ある勉強法がたまたまマッチしただけの可能性が高いからです。

    たとえば、ディクテーションでTOEICの点数が伸びた人は、英語の音の繋がりを聞き分ける点に課題がある人です。さらに、英語音声を文字に書き取り、繰り返し音声を聞く面倒くさいトレーニングにコツコツ取り組める意志力が強い人なのでしょう。

    このように個別のノウハウが役立つには前提条件があります。

    しかし、たいていはノウハウの前提が示されていないため、あふれる情報を見て何から始めてよいか分からなくなってしまうのです。

    英語勉強を何から始める悩む原因2|教材やスクールもあふれている

    同様に英語学習教材やスクールもあふれています。

    書店に行けば、大きなスペースが英語学習本に占められています。

    TOEIC対策本コーナーだけで、3つの棚を占めている書店もあります。

     

    また、インターネットにも英語学習教材があふれています。特に多いのはリスニング教材です。「聞き流すだけで」英語が上達する、という謳い文句の教材もあります。

     

    さらに、英会話スクールも数多く存在します。リアルの教室があるスクールだけでなく、オンライン英会話も増えています。

     

    しかし、英語教材やスクールがあふれているからこそ、何を選んだらよいのか、何から始めたらよいか分からなくなってしまうのが実情です。

     

    英語勉強を何から始める悩む原因3|選択肢が多すぎると、人は選べなくなる

    ここまで、英語学習法のノウハウ、英語教材、スクールがあふれているからこそ、何から手を付けてよいか分からなくなると説明してきました。

     

    実は、選択肢が多すぎると選べなくなるのは人間の本性なのです。

    心理学で以下のような実験があります。

    ジャム実験と英語学習の関係

    あるスーパーのジャム売り場を想像してください。イチゴ、ブルーベリーなどいろいろな種類のジャムが置かれています。

    店舗によって品ぞろえ場さまざまです。

     

    このような疑問が浮かびます。

    「ジャムの種類を増やしたら、売り上げが増えるのではなかろうか?」

     

    実際にこの疑問を検証した実験があります。

    具体的には、2つの店舗のジャム試食コーナーで、以下の2つのケースで売れ行きを比較しました。

    1. 24種類のジャムを用意
    2. 6種類のジャムを用意

     

    どのような結果になったと思いますか?

    まず、24種類のジャムを用意したお店の方が、試食コーナーに多くのお客さんが集まってきました。
    これは予想通りの結果です。

     

    選択肢が多い方が、人の興味をひきやすいのです。

     

    しかし、実際の売れ行きを見ると予想外のことが起こっていました。

    • 24種類のジャムを用意した場合、試食に来た人の3%が購入
    • 6種類のジャムを用意した場合、試食に来た人の30%が購入

    なんと数の少ない6種類のジャムを置いた店舗の方が、購入率は10倍も高かったのです。

     

    もちろん、売上を比較するためには、試食に来た人の数×購入率を求める必要があるので、単純に選択肢を減らせば売り上げが10倍になるというわけではありません。

     

    しかし、この結果は非常に示唆に富んでいます。
    なぜなら、選択肢が多すぎると人は決断できなくなることを表しているからです。

     

    これは、英語勉強を始めようとする人にも当てはまります。

    年々、英語の勉強法ノウハウは増え続けています。良質な英語学習教材やスクールも増加の一方です。

    しかし、英語学習に悩みを持つ人は後を絶ちません。

     

    ジャム実験の結果を元に考えると、「ノウハウや教材が増え続けているからこそ、何から勉強してよいか決められなくなる人が増えている」という現状が浮かび上がってきます。

     

    このように、英語学習のノウハウや教材が増えているために、学習者が決断できなくなり何から勉強を始めてよいか分からなくなっているのです。

    英語勉強を何から始める悩む原因4|英語学習の全体像がわからない

    英語学習のノウハウや教材があふれているだけでなく、英語学習の全体像が分かりづらくなっています。

    その結果、どの学習法やノウハウがよいかわからず、何から始めたらよいか分からなくなるのです。

    全体像がわからない理由は、英語学習に関する情報が玉石混交で雑然としているからです。本当に意味のある情報と、大して意味のない情報が入り混じっている状態です。

     

    たとえばある人は英単語学習が大事だと言い、他の人はシャドーイングが重要だと言います。また「ドラマや映画を見るだけで英語がわかるようになる」と主張する人もいます。

    たしかに、これらのトレーニングには効果があります。しかしトレーニングは弱点を補強するために行うものであるため、万人に効果があるわけではありません。

    また、100点満点で90点の効果があるトレーニングと、1点しか効果がないトレーニングが混ざっています。玉石混交状態です。

    ノウハウを発信する人が、この前提を伝えていないか、都合の良い部分だけ切り出しているため混乱が生じるのです。

     

    ダイエットに関する情報をイメージすればわかります。ある人は1日3食がよいといい、他の人は1日1食がよいと言ったりします。

    一見矛盾する主張ですが、前提が違うため結論も異なってくるのです。

    さらに言うと、ダイエットにはカロリー当たりの栄養価が高い食事をとることが本質的に重要で、そもそも論点がずれています。

    このようにノウハウの前提を把握し、一段高い視点で俯瞰しない限り全体像が見えません。

    英語学習ノウハウも同様で、さまざまな主張が乱立しているため、全体像が見えづらくなっているのです。

    このような状況で、英語勉強を何から始めたらよいかわからなくなるのは当然です。では、どのように対処すればよいのでしょうか。

    英語の勉強を何から始めるか困ったときの3つの対処法

    1. エッセンシャル思考を実践し、取り組む教材を決める
    2. 英語学習や教材の全体像を把握する
    3. 英語を教えるプロからフィードバックを受け学習プランを立てる

    対処法1|エッセンシャル思考を実践し、取り組む教材を決める

    「エッセンシャル思考 」をご存知でしょうか?

    コンサルタントのグレッグ・マキューン氏が提唱する思考法で、本当に大事なものにフォーカスする生き方です。

    世の中には「まあまあ良い」情報やノウハウは山のようにあります。しかし、これらの情報に振り回されると、なかなか目指す方向に進みません。

    なぜなら、「まあまあ良い」情報を実践していると、エネルギーを集中できずに努力の方向性が発散してしまうからです。

    なんとなく良さそうな多くの情報をシャットアウトし、本当に重要な事柄に絞って取り組むことで、目標に向かってエネルギーを集中できるようになります。

    実際、私もあれこれ教材に手を出していたときは英語力が伸びませんでした。

    やることを決めて、浮気をせず集中して取り組んで初めて、英語学習で効果が出るようになりました。

    対処法2|英語学習や教材の位置づけの全体像を把握する

    学習において全体像を把握することで、何から手を付けるか道筋が見えてきます。

    英語学習において全体像を把握するポイントは3つあります。

     

    各勉強法の目的と前提を理解する

    たとえば、ディクテーションはリスニング力向上に有効なトレーニングです。

    ディクテーションの目的は、聞き取れていない音を明確にして、自分にフィードバックをかけることです。

    そのため、英語の音の繋がりを聞き取れないことがボトルネックになっている人に有効です。

    このようにトレーニングの目的と前提を理解することは重要です。

    英語力のレベルに応じて、どのトレーニングを取り入れると効果的か理解する

    英語初心者の人は、まず英語の音に慣れつつ、文法を理解することが重要。

    一方で上級者の人にとっては、英語を大量に読み込んだり、訛りがある英語を聞き取る練習を積んだりすることが英語力アップに効果的です。

    このように、自分のレベルに合わせたトレーニングを実践する必要があります。

     

    トレーニングの効果の有効性を評価すること

    たとえば、ディクテーションやシャドーイングは効果が実証されており、リスニング力アップに有効です。

    リスニングに課題がある人にとって、100点満点で90点くらいの価値があるでしょう。

     

    一方で、「英語を聞き流すだけ」のトレーニングはどうでしょうか。

    本当の初心者が英語に慣れるためのトレーニングや、超上級者が“ながら”学習をするには一定の効果があり、20点くらいの価値があるでしょう。

    一方で、初級者~上級者にとってはほとんど価値がありません。おそらく100点満点で1点の価値もないでしょう。

     

    このように英語学習の全体像を把握することで、いまの自分にとって何が有効なトレーニングか理解することができ、何から始めたらよいか迷うことがなくなります。

    実際にはトレーニングの評価は自分で行うのは簡単ではありません。

    そのため、学習法に関する本を複数読むか、英語を教えるプロに質問してみるとよいでしょう。

     

    以下の記事に、学習法に関する本や論文をいくつも読んでわかったことをまとめました。

    ご参考:英語の効果的勉強法5つのポイント【科学的な裏付けあり】

    対処法3|英語を教えるプロからフィードバックをもらい学習プランを立てる

    自分で英語学習の全体像を把握しエッセンシャルにやるべきことを絞れる人は、独学での英語学習に困ることはないでしょう。

    しかし、私を含めて自分一人の力で実践できる人は少ないです。

     

    理由は2つあります。

    1つ目の理由は、英語学習の全体像を把握するには時間がかかるからです。
    さまざまな学習法がある中で、どのトレーニングがどれだけ効果があるか把握するには、きちんとエビデンスを調べる必要があります。エビデンスとは、証拠やデータを指します。

    そのためには、多くの専門書籍や論文を読む必要があります。
    しかし、実際にはこれらを調べる時間的余裕がある社会人は少ないです。

     

    2つ目の理由は、自分の状況を客観的に把握できる人は少ないからです。
    人は他人のことは冷静に見られても、自分のことになると客観的に見られなくなるものなのです。

     

    実際以前の私は、リーディングはできるけれど、リスニングが苦手だと思っていました。
    しかし、英語を教えるプロから、リーディングよりリスニングの方が高レベルだとフィードバックを受けたことがあります。

     

    このように、自分の現状を把握するのは困難で、自身の課題も理解できていないことが多いです。
    そのため、自分に合った学習プランを立てられず、何から始めてよいか迷ってしまうのです。

    そのため、英語を教えるプロからフィードバックを受けることが有効です。

     

    スポーツや音楽の世界で、飛躍的にスキルを向上させたいと思うとき、教えるプロからフィードバックを受けるのは当然のことです。

    テニスが上手くなりたかったらコーチから習いますし、ピアノの練習にも先生から習うでしょう。
    なぜなら、独学では限界があることがわかっているからです。

     

    英語学習も同じです。

    英語を教えるプロからフィードバックをもらい、一人一人にカスタマイズされた学習プランを立ててもらうことにより、何から始めてよいか迷いがなくなり、勉強に集中できるようになります。

    私も英語勉強を何から始めるか分からなかった

    私も英語勉強を何から始めるか迷ってしまった経験は何度もあります。

     

    たとえば学生時代、TOEICの点数を伸ばそうと思い、英語勉強を始めようとしたことがあります。

    しかし、何から勉強を始めればよいか分からず動けなくなってしまいました。

     

    書店に行くと、TOEIC対策本コーナーに、所せましと本が並べられています。
    パラパラと立ち読みをすると、どれもよさそうに見えます。

     

    また、インターネットで学習法を検索しました。
    すると、あるサイトには「ディクテーションで英語力を伸ばそう!」と書いてあり、別のサイトには「私は多読で英語力を伸ばした」と書かれています。

    このように情報を調べていると、なんとなく自分も英語力を伸ばせる気がしてきてモチベーションが上がります。しかし、実際には学習を進めていないので英語力は伸びませんでした。

     

    後になって、英語学習に関する情報や教材があふれていたからこそ、私は決断できず何から始めたらよいか迷ってしまっていたことに気づきました。

     

    結局、私は自分ではどの教材に集中して取り組めばよいかを決められず、プロの英語コーチに学習プランを設計してもらいました。

    その結果、勉強法や教材に目移りすることなく学習に集中できたため、英語力を短期間で伸ばすことができました。

    私の経験からも、情報を取り入れすぎると動けなくなることがわかります。

     

    私が英語コーチングを受けたときの体験談を以下の記事にまとめたので、興味がある方は参考にしてみて下さい。

    ご参考:【体験談】プログリット(Progrit)の効果|英会話力が2ヵ月で飛躍した理由

    氾濫する情報に惑わされずに、やることを決めて英語勉強を続けよう!

    ここまで説明してきたように、英語学習のノウハウや教材があふれています。その結果、何から始めてよいかわからなくなる人が増えているのです。

     

    独学で英語学習する場合は、英語学習の全体像を理解した上で、自分に合ったトレーニングを選び、エッセンシャルに集中して取り組むとよいでしょう。

     

    一方で、一人の力で全体像を把握する自信がなかったり、時間がなかったりする人は英語を教えるプロからフィードバックを受け、自分に合った学習プランを立てるとよいです。

     

    いずれにしても、情報が氾濫しているからこそ、何から始めてよいかわからなくなっているのだと自覚することで次の一歩が踏み出せるようになります。

     

    ※TOEIC点数アップのための勉強法は以下の記事を参考にしてください。

    ご参考:TOEIC点数が上がらない原因と、おすすめ教材とスクール【図で解説】

     

    ※英会話力アップの勉強法は以下を読んでみて下さい。

    ご参考:英語スピーキング練習法7つのコツ【英会話が上達しない5つの原因も解説】

     

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