一人で英語のスピーキングを練習する2つの方法〜独学で英会話を習得〜

英会話は、たくさん実践を積むほど上達が早いと言われています。

たしかに友人や同僚など身近に外国人がいれば、日常的に会話の練習ができるので、スピーキング力がぐんぐん向上しそうですよね。
とはいえ、こんなふうに悩んでいる方もいるかもしれません。

スピーキング力を伸ばしたいけど、気軽に英語で話せる相手が身近にいない......

英会話教室やオンラインレッスンは効果があるかもしれないけど、費用も時間もかかるから頻繁には受講できない......

 

 

実は、英語のスピーキングの練習は一人でもできるんです。

実際、筆者もこの記事で紹介する「一人でできる2つのスピーキング練習法」を実践して、スピーキング力を伸ばせました。

「レッスンに頼らず、できるだけたくさんスピーキングの練習をしたい」という方のために、一人でできるスピーキングの練習法をご紹介します。

大和博
一人でも、正しいトレーニングをすればスピーキング力を伸ばせますよ。

 

 

一人の英語スピーキング練習でも英会話力が伸びる理由

話す相手がいなくても、一人で練習してスピーキング力を伸ばせます。

口に出してアウトプットすることによって、インプットした内容を確認し、応用できるようになるからです。

まずは、英会話上達に必要なことと、インプット・アウトプットの重要性を見ていきましょう。

スピーキング力上達のポイント
  1. 英会話上達に必要なこと
  2. インプットの重要性
  3. アウトプットの重要性

英会話上達に必要なこと

英会話を上達させるためには、「モチベーションの維持」と「学習の継続」が必須です。

さらに、インプットとアウトプットによって4技能をバランス良く伸ばすことを意識すると、効果的に英会話力を身につけることができます。

その理由を以下で詳しく説明します。

 

モチベーションの維持

モチベーションを維持するためには、「なぜ英語が上手くなりたいのか」という目的を意識することが大切。

なぜなら、何のためにやっているのか分からなくなると、勉強が苦しくなってしまいまうからです。

 

「旅先で外国人と友達になりたい」「海外との取り引きを任せてもらいたい」など、自分が目指す姿をイメージしましょう。

 

学習の継続

人間は忘れる生き物なので、コツコツと学習を継続することが重要。

丸一日英語を勉強しても、その後1ヶ月何もしなかったら記憶から消えてしまいます。

映画やドラマを英語で観たり、アプリを使ってスキマ時間を利用したり、学習方法はいろいろあります。

長期的に考えて自分が無理なく続けられる勉強法を見つけましょう。

 

4技能をバランス良く伸ばす

英語の初心者であれば、英語学習を習慣づけることから始めるべきです。なので、最初は「英語を楽しむ」ことだけ考えれば良いです。

ただ、すでに英語を勉強する習慣が身についているなら、せっかくの勉強時間をできるだけ効果的に使いたいですよね。

 

効果的な学習のポイントは、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランス良く伸ばすこと。

英会話は「話す」ことに集中しがちですが、実際には相手の言っていることを理解するために「聞く」スキルも重要です。

また、「読む」「書く」の練習によって、正しい文法や多彩な言い回しを覚えることができるため、英会話のレベルが上がります。

「4技能をバランス良く伸ばすことによって総合的な英会話力が向上する」ということを頭に入れておきましょう。

 

大和博
話すだけでは英会話力を伸ばせないんですよね。

 

インプットの重要性

4技能のうち「聞く」「読む」の練習がインプットに当たります。

日本の伝統的な英語教育はインプットに偏りがちなため、最近はアウトプットを増やそうとする傾向にありますよね。

 

しかし、インプットが非常に重要であることを忘れてはいけません。なぜなら、インプットがなければアウトプットは成立しないからです。

どういうことか、説明しますね。

 

言語習得の順序

人間の赤ちゃんが言葉を話し始めるのは、早くても生後3ヶ月頃からと言われています。単語ではなく2語文(「ママがすき」「ごはんちょうだい」など)を話せるようになるのは、さらに1〜2年後です。

それまではひたすら周りの大人の会話を聞いているわけですから、言語の習得は「インプット→アウトプット」の順序であることが分かりますね。

インプットの蓄積があってこそアウトプットが可能になるのです。

 

インプットの注意点

「英語を上達させるには、英語にたくさん触れると良い」という意見は間違ってはいませんが、むやみにインプットし続ければいいというわけではありません。

  • この単語はこういう意味なんだ!
  • この文法はこうやって使うんだ!

という発見や気づきを得ることで初めて、インプットしたものが知識として定着していきます。

 

具体例を挙げて説明しますね。

著者がロンドンを旅行した時、毎日地下鉄で同じアナウンスを耳にしていましたが、最初はほとんど聞き取れず雑音のように感じていました。

気になって調べたら“Mind the gap between the train and the platform.”(電車とホームの隙間にご注意ください)だと判明し、以後は完璧に聞き取れるようになり、“Mind〜”という表現を覚えることもできました。

 

「これを知りたい」と思ってインプットすると記憶に残りやすいんですよね。

 

このプロセスを専門用語で「インテイク」と言います。

 

インプットを行う際は、「有益なインテイクができているか」を意識するようにしましょう。

 

大和博
意識してインプットすると記憶に残りやすくなるので、試してみてくださいね。

インプットの重要性については、以下の記事も読んでみてください。

⇨ご参考:クラッシェンのインプット仮説とは?第二言語習得の理論と問題点を解説 

 

 

アウトプットの重要性

インプットを「インテイク」に繋げるために必要なのがアウトプットです。4技能のうち「話す」「書く」に当たります。

見聞きしたことを実際に自分で使ってみると、理解できている部分、理解できていない部分が明確になります。

 

実践によるインプットの確認

説明を聞いて頭では理解したつもりでも、実際にやってみたら細かい点で迷ってしまった、という経験はありませんか?

料理動画を見て「簡単そう!」と思って自分で作ってみると、「“水適量"ってどのくらい入れるんだろう?」「トマトは皮むくのかな?」など疑問が出てくることがあります。

 

英会話でも同じです。

「聞いた内容は分かるのに、同じことを言おうとすると難しい」という事態は起こりがちです。

 

インプットしたことをアウトプットで実践すると、実は分かっていなかった点を把握できます。そこで洗い出された疑問をひとつずつ解決していくと、より正確なアウトプットができるようになりますよ。

 

大和博
アウトプットすると「実際に使える知識」が身につきます。

 

身につけた知識を使う

丸暗記した英文がすらすら口から出てくるようになると、英会話力が上がってきた気になります。

でも、丸暗記だけだと、実際の会話の内容全てには対応できませんよね。

 

そこで、単語やフレーズなど身につけた知識を実際に使ってみることが重要になります。

スムーズに暗記した英文の単語を入れ替えたり、時制を変えたりできれば、自由に話せる範囲が広がるからです。

その過程で「こう言いたいけど英語でどう言うんだろう?」という疑問が出てきたら、新たなインプットをしましょう。

 

インプットとアウトプットを繰り返すことで、英会話が上達していきます。

 

アウトプットの重要性に関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

⇨ご参考:第二言語習得におけるアウトプット仮説とは? スウェインの理論
 

 

一人でもできる2つの英語スピーキング練習法

では、具体的にどうやって一人でスピーキングの練習をすればいいのでしょうか。筆者が活用していたスピーキング練習法を2つ紹介します。

2つのスピーキング練習法
  1. 独り言をつぶやく
  2. シャドーイング→音読の録音

ひたすら独り言をつぶやく

意外に思うかもしれませんが、英語の独り言はスピーキング力アップに効果があります。

以下で具体的なやり方や効果を説明しますね。

 

独り言練習のやり方

一人でいる時、頭の中で何かしら考え事をしていますよね。

  • そろそろ掃除しようかな
  • 寒いから外に出たくないな

など、思い浮かんだことを全部英語で言ってみてください。

 

思いつかない時は、目に入ったものや自分の行動を英語にしてみます。「テーブルの上にコップがある」「私はお湯を沸かしている」といった感じです。

 

慣れてきたら、誰かに話しているつもりで言ってみましょう。内容は同じで構いませんが、「ホコリが気になるから、そろそろ掃除しようと思ってるんだよね」と語りかけるイメージでやると効果的です。

 

大和博
一人でブツブツつぶやくだけでも効果があります。

 

独り言練習の効果

独り言をつぶやくことで、英会話のアウトプットに慣れます。

いきなり英語で話そうと思っても、なかなか口から出てこないんですよね。でも、独り言練習をすると、自然と英語が口から出てくるようになります。

最初は難しいですが、だんだんスムーズに思ったことを言えるようになりますよ。

 

また、自分が日常的に使う単語やフレーズの英語表現を知ることができるのもメリットのひとつ。

 

最終的には、教科書に載っているような無難な会話だけでなく、英語で自分の趣味や仕事に関わる話をしたいですよね。

筆者はよく自炊をしますが、調理法や味について英語で説明するのは意外と難しいことに気づきました。

 

「使いたいのに知らないな」という表現を優先して学ぶと、効率的にスピーキング力を伸ばせます。

 

独り言練習のコツ

独り言で効果を上げるコツは、分からないことや気になったことを後できちんと調べることです。

独り言を繰り返していると、自分が何を言いたいのか、その中でどんな単語やフレーズが不足しているのかが分かってきます。
ですが疑問をそのままにしてしまうと、いつまで経っても英語で言えることが増えません。

 

「あれ?これってどう言えばいいんだろう」とつっかえたポイントをメモしておき、後でネットや辞書で調べることが大切です。

調べても分からない時、筆者は「DMM英会話なんてuKnow?」というサイトや「HiNative」というアプリで質問します。「〇〇は英語でどう言いますか?」などと質問すると、誰かが返信してくれますよ。

 

解決したら、新しく学んだ表現を何度もつぶやいて覚えましょう。

「独り言(アウトプット)→調べる(インプット)→独り言(アウトプット)」のプロセスを踏むと、だんだん話せる内容が豊かになってきます。

 

シャドーイング→音読の録音

シャドーイングと音読の録音をすると、ネイティブのような流ちょうな英語に近づきます。

 

シャドーイングと音読のやり方

シャドーイングとは、耳に入ってきた英語音声を追いかけるように復唱する学習方法です。

インプットとアウトプットが同時にできるので、これだけでも英語の上達に効果があります。

 

シャドーイングのやり方の詳細は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

⇨ご参考:シャドーイング8つのコツと正しいやり方【最強の英語トレーニング】
 

 

さらにおすすめなのは、シャドーイングに慣れた後、同じ文章を一人で音読して録音すること。

スマホのボイスレコーダーなどを使って自分の英語を録音し、再生してお手本と比べてみてください。

 

シャドーイングと音読の効果

シャドーイングは、英語のリズムを身につけるのに役立ちます。

ただし、流れる英語についていくことに気を取られ、細かな発音にまで構っていられない場合が多いです。

 

そこで、後でテキストを見ながら音読して、不足している部分を補いましょう。

音読すると聞き落としていた冠詞や代名詞があったり、発音が分からない単語があったりすることに気づきます。

曖昧な点をきちんと調べることによって、正確な英語を学ぶことができるんです。

 

さらに録音した自分の英語を聞くと、うまく読めていない箇所が浮き彫りになります。

最初は思ったより下手でガッカリするかもしれません。筆者も何度もショックを受けました。

けれど、下手だと思うのはシャドーイングで耳が良くなった結果です。

 

少しずつ欠点を改善していけば、ネイティブのような流ちょうな英語に近づいていくので、めげずに頑張りましょう。

 

シャドーイングと音読のコツ

シャドーイングと音読では目的が異なるので、それぞれ意識するポイントを変える必要があります。

 

シャドーイングの目的
  • リスニング力を上げること
  • 英語のリズムを身につけること

 

細かい点にこだわりすぎず、体に覚えさせるつもりで回数をこなしましょう。

 

音読の目的
  • 自分の弱点を把握して改善すること

つまづいた部分を見て見ぬフリせず、地道にミスをつぶしていくことが大切です。

 

最終的には外国人との英会話も必要

もちろん一人でのスピーキング練習で英会話スキルを伸ばせます。

しかし、さらに英会話力を伸ばすために、外国人と会話する機会もつくりましょう。その理由を2つ説明します。

2つの理由
  1. 一人だとフィードバックがない
  2. 会話はキャッチボールで成り立つ

一人だとフィードバックがない

一人で練習していると、当然ですが間違いを正してくれる先生がいません。

発音や文法が間違っていても、気づかないまま放置されてしまうんですよね。

また、参考書や辞書で調べるだけでは細かいニュアンスが理解できないこともあります。

 

筆者は昔、何の疑問も持たずに「go to hospital」と言っていましたが、ある時外国人と会話していて「大きな病気でもしたのかと思った。ちょっと風邪気味くらいなら ”see a doctor” だ」と指摘されました。

英語で「病院に行く」は ”see a doctor” が自然なんですね。

 

シンプルな表現ほど、まさか間違っているとは思わないので、一人では気づきにくいです。

間違ったまま覚えてしまうと、直すのも一苦労。

定期的に外国人と英会話をして、自分の英語が正しく通じるか確かめましょう。

 

会話はキャッチボールで成り立つ

日本語でも同じですが、会話は相手とのキャッチボールです。

自分が言いたいことを一方的に話し続けるだけでは「発言」で、「会話」になりませんよね。

 

英会話の練習はスピーキングに重点を置きがちですが、リスニング力も同じくらい重要です。

会話中は「話す」と「聞く」を交互に、または同時に行なうことになります。

普段、スピーキングとリスニングはバラバラに練習することが多いと思いますが、2つの切り替えを素早く行う必要があるんです。

 

さらに相手の英語の内容だけでなく、表情や声のトーンも考慮しながら、何を伝えようとしているのか理解しなければいけません。

こうした総合的なコミュニケーションは、外国人との英会話の中で身についていきます。

まとめ|独学でもスピーキング力は伸ばせる

英会話を身につけたくても、日本にいながら毎日のように外国人と話すのは難しいですよね。

そんな時は、この記事で紹介した2つのスピーキング練習法を試してみてください。

一人でいつでもできるので、やればやるほど上達のスピードが上がりますよ。

一人でもできるスピーキング練習法
  1. 独り言をつぶやく
  2. シャドーイング→音読の練習

 

そして時々でもいいので外国人と話す機会をつくって、実際の英会話にも挑戦するのがおすすめです。通じなかったところは復習して次回に活かしましょう。

言いたいことが英語で言えるようになり相手に通じると、とても嬉しくて達成感があるので、ぜひ頑張ってくださいね。

 

以下の記事には、他のスピーキング勉強法についても紹介しています。少しでも気になる場合は、読んでみてくださいね。

⇨【失敗談あり】英語スピーキングを伸ばす一人でできる勉強法6選~1日30分~

カテゴリー
ビジネスで成果を出せる英語力とは?

あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?

TOEICの勉強をしたり、英会話スクールに通ったりしても、一向に英語で仕事ができるようにならない。

 

あなたも薄々気づいているのではないでしょうか。いくら英語ができても、仕事で成果を出したり収入をあげたりできない真実に。

 

いくらTOEICでハイスコアを取ったり英語が流暢になっても、”ビジネスで成果を出せる”英語力を身につけなければ、あなたの仕事での評価は下がってしまいますし、収入も上がりません

反対にTOEICの点数が低かったり、英語が流暢でなくても”ビジネスで結果を出せる”英語力があれば、あなたの評価は高りますし、収入も上がります。

 

もし、あなたが”ビジネスで結果を出せる”英語力を身につけたいと少しでも思うのであれば、「実践で使える英語」に絞って学習するのが近道です。この方法で学ぶと以下のようなメリットが得られます。

メリット
  • 無駄な学習をしないので、最短で”ビジネスで結果を出せる”英語力が身につく。
  • 仕事相手の外国人の考えがわかり、コミュニケーションがスムーズになってストレスが減る。
  • 英語力アップが仕事の成果につながる。

     

    現在7通の無料メール講座を実施中です。今すぐ登録して、無料メール講座で”ビジネスで結果を出せる”英語力を身につけてください。

     

    /期間限定! 無料PDFプレゼントあり/

    7通の無料メール講座
    おすすめの記事